チラシの制作費や配布費に使える国の補助金は、小規模事業者持続化補助金の「広報費」です。チラシ専用の補助金はなく、広報費だけでは申請できません。機械装置の購入や展示会の出展など、ほかの経費と合わせた事業計画を出す形になります。広報費として受け取れる補助金は上限30万円(税込)で、補助率は2/3です。賃金引上げ特例の赤字事業者は3/4になります。
第20回の公募要領では、申請の受付は2026年11月5日から12月15日の17時までです(予定で、変更されることがあります)。採択の発表は2027年3月頃の予定で、交付決定の前に発注や支払いをしたチラシ代は補助の対象外になります。申請してから交付決定までは数か月あるので、すぐに配りたいチラシの費用をこの補助金でまかなうことはできません。
自治体にも、チラシの印刷費や広告の掲載料だけで申請できる補助があります。東京都港区の広告宣伝活動費支援事業補助金は上限40万円で補助率2/3です。補助金のチラシ(制度の案内資料)を探している方は、概要の2つ目の項に中小企業庁の入手先を書きました。この記事ではチラシに使える補助金の仕組みを先に整理し、そのあとに金額と締切の暦・よくある注意点・都道府県ごとの一覧を載せています。
チラシの補助金の概要
「チラシ 補助金」の検索は2通りの意味で使われています
「チラシ 補助金」と検索する人は、大きく2通りに分かれます。1つはチラシを作って配る費用に使える補助金を探す人で、もう1つは補助金の案内チラシ(制度の紹介資料)を探す人です。この記事は前者を中心に書いています。後者の入手先は次の項で案内します。
補助金の案内チラシを探している方へ(中小企業庁の入手先)
補助金ごとの案内チラシは、中小企業庁の「支援策チラシ一覧」のページにまとまっています。中小企業庁は経済産業省の外局で、補助金のチラシを一覧で探すときの入口になります。補助金の項には持続化補助金(通常枠・創業型・共同協業型)とデジタル化・AI導入補助金、新事業進出補助金、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金などが並んでいます。補助金によっては、公募開始の時期が決まったあとにチラシを載せると、ページに書かれています。ものづくり補助金やIT導入補助金のチラシを探すときも、まずこのページを開きます。エコキュートや窓リフォームなど住宅設備の補助金のチラシは、この記事の対象外です。それぞれの事業の公式サイトで探します。
持続化補助金チラシ(通常枠)はPDFで2ページです。補助上限50万円(特例を使うと最大250万円)と補助率2/3、小規模事業者の従業員数の基準、第20回の公募スケジュールが載っています。2ページ目には事前準備から事業終了までの流れと、活用事例も載っています。申請の細かい条件は公募要領で確かめます。自治体の補助金のチラシは、その自治体の公式ページで探します。
チラシの制作費・配布費に使える補助金の種類
チラシの費用に使える補助金は、お金を出す側で国と自治体に分かれます。国の制度でチラシを経費区分に挙げて小規模事業者が広く使えるのは、持続化補助金です。新事業進出補助金のような大型の補助金は、広告宣伝費を対象に含めるかを今回の調べでは公募要領で確かめていません。新規事業への投資計画が前提なので、チラシ単独の費用には向きません。
| 制度 | チラシの扱い | 額と率 | チラシだけで申請 |
|---|---|---|---|
| 小規模事業者持続化補助金(一般型 通常枠) | 経費区分「広報費」で、チラシ・パンフレット・ポスターの制作と配布が対象 | 補助上限50万円(特例で最大250万円)、補助率2/3。広報費の分は30万円(税込)まで | できない |
| 市区町村の広告宣伝補助(東京都港区「広告宣伝活動費支援事業補助金」など) | チラシ印刷費、のぼり、新聞・雑誌・オンラインの広告掲載料などが対象 | 港区は上限40万円、補助率2/3 | できる |
| 創業・販売促進など、自治体の販路開拓の補助 | 販路開拓の経費の1つとして広告やチラシが入る制度がある | 制度ごとに違う | 制度による |
国の持続化補助金は全国の小規模事業者が使えますが、広報費だけでは申請できません。自治体の補助は、事業所のある区や市に住所や営業年数の条件があるものの、広告宣伝費だけで出せる制度があります。事業所のある自治体に制度があるかは、下の全国の一覧と、自治体の公式サイトで「広告宣伝」「販売促進」「チラシ」と検索して確かめます。
持続化補助金(広報費)の仕組み
持続化補助金は、小規模事業者が自分で経営計画を作り、商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む販路開拓を補助する制度です。チラシは「広報費」という経費区分に入ります。公募要領 第8版の13ページには、広報費を「パンフレット・ポスター・チラシ・インターネット広告・SNS 広告等を作成および広報媒体等を活用するために支払われる経費」と書いています。
補助率は2/3で、賃金引上げ特例のうち赤字事業者は3/4です。補助上限は50万円です。インボイス特例の対象なら50万円、賃金引上げ特例の対象なら150万円、両方の対象なら200万円が上乗せされます。上乗せを全部使うと最大250万円です。補助率を「3/2」と書いている解説がありますが、公募要領の補助率は2/3です。
広報費にはもう1つ上限があります。公募要領は広報費について「当経費の補助金交付申請額の上限は30 万円(税込)です」と書き、「広報費のみによる申請はできません」としています。賃金引上げ特例で全体の上限が上がっても、広報費の上限は上乗せされません。申請時によくあるご質問のQ3-24にも、広報費とウェブサイト関連費の上限は上乗せされないと書かれています。
この30万円は、受け取る補助金の額の上限です。補助率が2/3なら、広報費の経費が45万円を超えた分は補助されません。45万円の2/3がちょうど30万円だからです。補助率が3/4の赤字事業者なら、40万円が分かれ目になります。
対象になる事業者(個人事業主を含む)
補助対象は、日本国内に所在する小規模事業者です。従業員数の基準は業種で違います。商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)は常時使用する従業員が5人以下、宿泊業・娯楽業と製造業その他は20人以下です。会社のほか、商工業者の個人事業主も対象に入っています。
「常時使用する従業員」の数え方は、中小企業基本法上のものです。日雇労働者・2か月以内の期間を定めて使用される人・季節的業務で4か月以内の人・試用期間中の人・会社役員・同居の親族は含まれません。パートやアルバイトを数えるかは契約の期間と働き方で決まるので、境目にいる場合は商工会・商工会議所に聞きます。
次の人は対象外です。税務署に開業届を出していても、開業届の開業日が申請日より後の創業予定者は申請できません。医師・歯科医師・助産師・医療法人・一般社団法人・公益社団法人・学校法人・社会福祉法人・任意団体なども対象に入っていません。過去の持続化補助金で採択され、事業効果の報告書を出していない人も、申請できません。個人事業主の条件は持続化補助金は個人事業主も使えるかの記事で詳しく見られます。
第20回の日程と、チラシの発注ができる時期
第20回の日程は、公募要領 第8版の3ページ(事業概要)に書かれています。
| 項目 | 日付 |
|---|---|
| 申請受付 | 2026年11月5日(木)から12月15日(火)17時 |
| 事業支援計画書(様式4)の発行依頼の受付締切 | 2026年12月4日(金) |
| 採択の発表(予定) | 2027年3月頃 |
| 交付決定 | 採択の発表から概ね1〜2か月かかる場合がある |
| 見積書等の提出期限 | 2028年2月29日 |
| 補助事業の実施期限 | 2028年3月31日 |
どれも予定で、変更されることがあります。申請には事業支援計画書(様式4)が要ります。電子申請システムに経営計画と補助事業計画を入力し、商工会または商工会議所に発行を頼みます。商工会地区では窓口に行って面談を受けます。締切後の発行依頼は、どんな理由でも受け付けてもらえません。社外の代理人だけで商工会・商工会議所に相談したり発行を頼んだりすることもできません。
電子申請にはGビズIDプライムのアカウントが要ります。公募要領は取得に数週間程度かかるとしているので、検討を始めた時点で取っておきます。次の公募回の予定は、第20回の申請締切のあとに案内するとだけ書かれています。持続化補助金の第20回の詳しい流れは持続化補助金第20回の記事にまとめています。
チラシの発注は、交付決定を受けてからです。公募要領は補助対象にならない経費として「交付決定前に発注・契約、購入、支払い(前払い含む)等を実施したもの」を挙げています。第20回に申請して採択を待つ間は、見積書を取るところまでが進められる範囲です。編集部の見方では、この補助金は急ぎのチラシに向きません。数か月先に予定が決まっている販促や、次の販促にあわせて準備する計画に使う制度です。
広報費でチラシに使える経費・使えない経費
広報費の対象は、補助事業計画に基づく商品・サービスの広報を目的としたものです。公募要領は、商品・サービスの名称や宣伝文句・事業者名が付記されていないものを、単なる会社のPRや営業活動に使う広報費として対象外にしています。チラシには、販路開拓につながる商品・サービスの名前と宣伝文句、事業者名を入れて作ります。
公募要領 第8版の13〜14ページに挙がっている例は次のとおりです。
対象になる経費の例:
- チラシ・カタログの外注や発送
- 新聞・雑誌等への商品・サービスの広告
- 看板の作成・設置
- 販促品(商品・サービスの宣伝広告が載っている場合のみ)
- 試供品(販売用の商品と明確に異なる場合のみ)
- 郵送やインターネットを介したDMの発送
- インターネット広告・バナー広告・SNS広告とその運用代行費
- 電子パンフレットの作成、インターネットでのプレスリリース配信
- 商品・サービスの宣伝のための画像や動画の作成
- 街頭ビジョンやデジタルサイネージ広告への掲載
対象にならない経費の例:
- 商品・サービスの宣伝広告を目的としない広告・看板・会社案内パンフレット・求人広告
- 宣伝広告が載っていない販促品、販売用の商品と同じものを使う試供品
- 名刺、金券・商品券
- チラシ等の配布物のうち、配っていない分と使っていない分
- 補助事業期間の外に出す広告の掲載と、期間外の配布
- フランチャイズ本部が作る広告物の購入
- チラシ等に使う画像の被写体や商品(紹介物を含む)の購入にかかった関連経費
保険診療の宣伝を兼ねるチラシも対象外です。公募要領は、薬局や整骨院などの保険診療で使う機械と並べて、保険診療の宣伝も兼ねるチラシ等を国のほかの制度と重複する経費の例に挙げています。
デザイン・印刷・ポスティング・折込の費目別の扱い
チラシの費用は、デザインと印刷と配布に分かれます。それぞれの扱いを、公募要領と参考資料、申請時によくあるご質問で確かめた範囲で表にしました。
| 費用 | 扱い | 確かめた場所 |
|---|---|---|
| デザイン費(外注) | 広報費。チラシの外注にあたる | 公募要領 第8版13〜14ページの対象例「チラシ・カタログの外注や発送」 |
| 印刷費 | 広報費。同じくチラシの外注にあたる | 同上 |
| ポスティング(配布の委託) | 広報費として計上する。販路開拓の取組例に「新たな販促用チラシのポスティング」が挙がっている | 第20回 参考資料の取組事例 |
| 新聞折込 | 公募要領に「折込」の語は見当たらない。新聞・雑誌等への広告は対象例にあるので、折込を計上するときは事前に事務局へ確かめる | 公募要領 第8版13〜14ページ、Q3-8 |
| 郵送のDM | 広報費 | 公募要領、Q3-18 |
| メールDM・電子パンフレット | 広報費 | Q3-21 |
| 自分で印刷する用紙・インク | 消耗品は対象外。プリンターも対象外 | 公募要領 第8版13ページ・20ページ |
| ロゴ(チラシとホームページの両方に使う) | ウェブサイト関連費 | Q3-23 |
ポスティングの配布料は、公募要領の経費の例にはっきり書かれていません。参考資料の取組事例にあるので申請に載せられますが、配布の枚数とエリア、配った記録を残しておきます。新聞折込も同じです。申請時によくあるご質問のQ3-8は、公募要領に書かれていない費用が対象かどうか分からないときは、事前に事務局へ問い合わせるよう勧めています。
申請する事業者がデザインを本業にしている場合は別です。委託・外注費の欄に、補助事業者が通常事業として実施している業務は「自ら実行することが困難な業務」に含まれないと書かれています。デザイン会社が自社のチラシのデザインを外注する費用は、この欄では計上できません。
計算例: 広報費の30万円の上限に当たるとき
補助率2/3で、広報費と機械装置等費(商品の陳列棚)を組み合わせた2つの例で計算します。金額は税抜で、課税事業者の場合の目安です。
1つ目は、チラシのデザイン・印刷・ポスティングで広報費が30万円、陳列棚が30万円の場合です。広報費は30万円の2/3で20万円、陳列棚は20万円で、補助金は合計40万円になります。自己負担は20万円です。通常枠の上限50万円にも広報費の上限30万円にも届いていません。
2つ目は、新聞広告も足して広報費が60万円、陳列棚が15万円の場合です。広報費は60万円の2/3で40万円ですが、上限が30万円なので30万円までです。陳列棚は15万円の2/3で10万円です。補助金は合計40万円で、自己負担は75万円から40万円を引いた35万円になります。広報費を30万円から60万円に増やしても、補助金は変わりません。
広報費に厚く使う計画は、45万円を超えた分が自己負担になります。チラシの費用が大きい事業は、機械装置や展示会出展など、ほかの経費も計画に入れて全体の補助額を伸ばします。
ネット広告・SNS広告・ホームページとの線引き
ネット広告やSNS広告は、第20回の公募要領 第8版では広報費です。申請時によくあるご質問のQ3-10は、SNS等のバナー掲載(ネット広告)の経費区分を「広報費」と答えています。申請時によくあるご質問のQ3-21は、SNS広告用の画像・電子パンフレット・メールDMも広報費だと答えています。
ホームページの作成や更新、ECサイトの構築、システムの開発はウェブサイト関連費です。自社ホームページやECサイトで使う動画や写真の制作費も、公募要領はウェブサイト関連費にするよう定めています。SNS広告やインターネット広告のための画像や動画の作成は広報費です。ホームページにも載せる画像や動画の区分は、公募要領に例がないので、事前に事務局へ確かめます。
公募要領 第8版で、扱いが変わりました。事務局が公開した新旧対照表(第6版・第7版から第8版)では、第6版にあった「ウェブや動画に関する広報費用については、③ウェブサイト関連費にて計上してください」の一文が第8版で削除されています。ウェブサイト関連費の上限も、第6版の「補助金交付申請額の1/4(最大50 万円)」から、第8版では30万円(税込)に変わりました。
インターネット上の解説には、「ウェブ広告はウェブサイト関連費」「ウェブサイト関連費は補助金交付申請額の1/4まで」と書いているものがあります。第8版の公募要領とは食い違うので、計上区分と上限は事務局が公開する公募要領で確かめてください。
広報費とウェブサイト関連費は、それぞれ単独では申請できません。ただしQ3-20は、両方を組み合わせた申請ならできると答えています。広報費30万円とウェブサイト関連費30万円の上限を両方使えば、補助金は最大60万円分になります。ただ通常枠の補助上限は50万円なので、特例がなければ50万円で止まります。ホームページの費用の考え方は持続化補助金のホームページ制作費の記事とホームページの補助金の記事にまとめています。看板の費用は看板の補助金の記事が参考になります。
自治体の広告宣伝補助: 東京都港区の例
自治体の補助は、持続化補助金と違ってチラシや広告の費用だけで申請できる制度があります。東京都港区の広告宣伝活動費支援事業補助金を、港区立産業振興センターのページで確かめました。
- 補助上限額は40万円、補助率は2/3で、募集枠は120者程度(予算の範囲内)です
- 対象経費は広告宣伝活動費です。チラシ印刷費(増刷は不可)・のぼり・販促品(単価200円(税抜)まで)・新聞や雑誌や公共交通機関の広告・オンライン上の有料広告・新聞などへの折込が含まれます
- 対象外は切手の購入費用・名刺・増刷・通信経費・自社名や自社製品の記載がないもの・自社の敷地内だけに置く広告などです
- 対象者は、区内に本店登記と主たる事業所がある法人か、区内に開業届の住所がある個人事業者で、区内で2年以上事業を続けている中小企業者です
- 交付決定日以降に発注・掲載・支払いをします。現金支払いと電子マネー決済は対象外です
港区は、申請予定の経費で小規模事業者持続化補助金を含む国・都道府県・区市町村などの助成金・補助金をすでに受けていないことを、対象者の条件に挙げています。同じチラシの費用に、持続化補助金と港区の補助を重ねて受けることはできません。ほかの自治体も、国や自治体の補助を重ねられない決まりを置いていることが多いので、申請の前に要綱の重複の項を読みます。
持続化補助金の公募要領にも、国が助成する(国以外の機関が国から受けた補助金等で実施する場合を含む)ほかの制度と同一または類似内容の事業は対象外とする決まりがあります。国費が入った自治体の補助を同じチラシに重ねると、この決まりに当たることがあるので、両方の窓口に先に聞きます。
見積もり・契約の前に、印刷会社・ポスティング会社へ確認すること
業者の選定は補助金の事務局が行うものではなく、事業者が自分で相見積を取って決めます。ここでは、見積もりと契約の前に聞いておく点だけを挙げます。紹介や比較はしていません。
- 見積書の内訳が「一式」になっていないか。公募要領は「一式」「等」「諸経費」の表記を、内容が特定できず補助対象と認められない場合があるとしています(Q3-25)
- 発注日・納品日・請求日・支払日を、交付決定日より後にできるか。交付決定前の発注と前払いは対象外です
- 配布の枚数・エリア・配布日の報告書を出してもらえるか。実績報告で、配った事実を示す資料が要ります
- チラシ1回分の発注が50万円(税込)を超えるなら、2者以上から見積を取る決まりがあります。見積は事業者自身が別々の企業から取ります
- 支払いは銀行振込にできるか。1取引10万円(税抜)を超える現金払いは認められません
- 見積書の有効期限は、交付決定の時期より先まであるか。交付決定は採択の発表から1〜2か月かかることがあります
- 補助金の申請書類をつくる費用を見積もりに入れていないか。公募要領は、応募書類や実績報告書の作成・手続きにかかる費用を対象外としています
- 「補助金で実質無料」「今申し込まないと補助金が終わる」という説明がないか。補助の額と対象は、制度の公募要領で決まります
チラシの代表的な補助金の金額
持続化補助金の広報費は、補助金の額が30万円(税込)までです。下の表は、広告・販促や創業の支援を含む自治体などの制度を上限額の大きい順に並べたもので、チラシの費用が対象に入るかは制度ごとに違います。制度名を押すと下の一覧の説明へ移ります。
