地熱資源の開発には、掘ってみるまで分からない不確実性がつきまといます。独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業は、地表調査や坑井掘削調査にかかる費用の一部を助成する制度です。令和7年度第1回公募は2025年3月24日で終了しました。
対象は日本国内で地熱資源調査を行う本邦法人です。地質調査・物理探査・地化学調査などの地表調査に関する経費と、坑井を掘る調査に関する経費が助成対象になります。環境配慮型のモニタリング調査も対象に含まれます。
地熱発電資源量調査助成金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(本邦法人。地熱資源開発事業者・地元の地熱関係法人等) |
| 制度名 | 令和7年度地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業(第1回) |
| 対象業種 | 鉱業(地熱資源開発事業) |
| 利用目的 | 地熱資源の地表調査・坑井掘削調査にかかる経費の助成 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(本邦法人であること) |
| 補助上限額 | |
| 補助率 | |
| 申請受付 | 終了(2025年3月24日まで) |
| 公式サイト | JOGMEC「令和7年度地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業_第1回」 |
なぜ「資源量調査」が対象なのか
地熱発電は、地下にどれだけの熱資源があるかを事前に正確に把握できません。調査を進めて初めて開発の可否が判断できる分野です。この助成金が支援するのは発電設備そのものではなく、開発に踏み切る前段階の調査費用です。
坑井を1本掘るだけでも数千万円規模の費用がかかることが多く、調査段階で資金が尽きると開発計画自体が止まります。地表調査から坑井掘削まで、開発判断に必要な工程を助成対象に含めているのはこのためです。
令和6年度は年3回ペースで公募していた
JOGMECはこの助成金を毎年度、複数回に分けて公募しています。令和6年度は第1回(2024年2月26日〜3月18日)、第2回(2024年4月5日〜4月25日)、第3回(2024年11月13日〜12月3日)の3回が実施されました。令和7年度第1回はこれに続く公募で、2025年2月3日〜3月24日に実施されています。
令和6年度は年間で18件の調査事業が採択されています。毎年一定数の枠が用意されている助成金だと分かります。
今から申請できるか。次回への備え
令和7年度第1回公募の受付は2025年3月24日で終了しています。JOGMECは令和8年度も公募を継続する予定で、2026年2月・5月・7月に実施される見込みです。過去5年間の実績では年間11〜20件程度が採択されており、複数回に分けて枠が用意されています。
地熱資源調査を計画している事業者は、地表調査か坑井掘削調査かで申請区分が変わる点を踏まえ、次回公募の開始時期に合わせて申請書類の準備を進めておくと動き出しが早くなります。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和7年度第1回公募は2025年3月24日で受付を終了しています。次回公募は令和8年度に2026年2月・5月・7月頃の実施が見込まれています。JOGMEC公式ページで最新の公募情報を確認してください。
個人事業主でも申請できますか?
対象は本邦法人とされています。個人事業主が対象に含まれるかは公告文原本での確認が必要です。詳細はJOGMECの窓口にお問い合わせください。
助成率はどのくらいですか?
公開ページには具体的な助成率の記載がありません。実施細則・審査基準のPDF資料に定められているため、次回公募時にJOGMEC公式ページで公募要領を確認してください。
