福井県の中東情勢対策の融資を借りた大野市の事業者には、融資額に応じて市が1万円から119万円を交付します。返済の要らない支援金です。
申請は融資の実行日から2か月以内です。融資を受けたあとで申請する制度なので、借りる前に出すことはできません。
大野市中小企業者等中東情勢対応支援金の要点まとめ
正式名:大野市中小企業者等中東情勢対応支援金
だれが
- 申請者
- 事業者(融資を受けた法人・個人)
- 対象業種
- 業種の指定なし
- 利用目的
- 中東情勢の影響による資金繰りの改善
- 対象地域
- 福井県大野市
- 従業員数
- 公式ページに記載なし(産業政策課へお問い合わせください)
いくら
- 補助上限額
- 119万円(融資額7,000万円以上のとき)
- 補助率
- 定額(融資額の区分ごとに1万〜119万円)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年9月7日〜(融資実行日から2か月以内)
うちの会社は対象になる?
この制度の対象は、福井県経営安定資金(中東情勢対策分)の融資を受けた事業者です。公式ページと要綱では「県資金」と呼ばれています。次の4つにすべて当てはまれば対象です。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
本社は、法人なら大野市内に置いている場合に限ります。個人事業主は、事業所ではなく住所が大野市内にあることが条件です。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 返済期間が1年以内の融資
- ✕ 県資金以外の融資だけを借りた
- ✕ 本社や住所が大野市の外にある
- ✕ 市税の滞納がある
いくらもらえる?
支援金の額は、県資金の融資額で決まります。融資額が大きいほど支援金も増え、7,000万円以上で上限の119万円になります。
| 県資金の融資額 | 支援金 |
|---|---|
| 300万円未満 | 1万円 |
| 300万円以上500万円未満 | 5万円 |
| 500万円以上1,000万円未満 | 8万円 |
| 1,000万円以上2,000万円未満 | 17万円 |
| 2,000万円以上3,000万円未満 | 34万円 |
| 3,000万円以上4,000万円未満 | 51万円 |
| 4,000万円以上5,000万円未満 | 68万円 |
| 5,000万円以上6,000万円未満 | 85万円 |
| 6,000万円以上7,000万円未満 | 102万円 |
| 7,000万円以上 | 119万円 |
区分の境目は「以上」と「未満」で決まります。融資額が500万円ちょうどなら、5万円ではなく8万円の区分です。
- 飲食店が運転資金200万円を借りた:200万円 × 区分表(300万円未満)= 1万円
- 製造業が仕入れ資金1,500万円を借りた:1,500万円 × 区分表(1,000万円以上2,000万円未満)= 17万円
- 建設業が運転資金8,000万円を借りた:8,000万円 × 区分表(7,000万円以上)= 119万円(上限)
支援金は融資額の区分で決まる定額で、融資額に比例するわけではありません。300万円未満の融資では1万円にとどまります。
申請の流れ
- 県資金の融資を受ける(事業者→取扱金融機関。融資の実行日が申請期限の起点になります)
- 交付申請書と添付書類を市に出す(事業者→大野市産業政策課。融資実行日から2か月以内。メールでも出せます)
- 交付決定の通知を受ける(大野市→事業者。様式第2号の通知書が届きます)
- 交付請求書を出す(事業者→大野市産業政策課。決定通知書の写しと通帳の写しを添えます)
- 融資から1年たったら状況報告書を出す(事業者→大野市産業政策課。1年を過ぎてから30日以内)
実績報告は要りません。申請書を出した時点で、融資が実行されたことを確認したものとして扱われます。
必要な書類
準備できた 0 / 8
融資を受けた証明書類は、県制度融資申込書の写し、融資金の振込が分かる通帳の写し、償還予定表などです。ない場合は、これに近い書類で足ります。
申請書には、交付の要件を市が公簿(市の記録)で調べることに同意する一文があります。
通帳の写しは、金融機関名、支店名、預金種別、口座番号、カタカナの口座名義が読める部分を写します。
状況報告書の添付書類は、融資から1年が過ぎたあとも借入が続いていると分かる書類です。1年経過後の日付のものが必要です。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 申請が融資の2か月後になった:申請期限は融資実行日から2か月以内です。期限を過ぎた申請の扱いは公式ページに書かれていません。
- 1年以内に繰上償還した:融資実行日から1年を過ぎる日までに、全部または一部を前倒しで返すと、支援金の返還を求められることがあります。繰上償還は、返済期日より前にまとめて返すことです。
- 状況報告書を出さなかった:1年経過後30日以内に出さないと、正当な理由がない限り返還を命じられることがあります。
- 同じ事業者が2回申請した:申請は1事業者につき1回です。
交付を受けたあとは、帳簿と証拠書類を、交付を受けた日の属する年度の終了後5年間保存します。市の監査を受けることがあるためです。
よくある質問
県資金とは何ですか?
福井県経営安定資金(中東情勢対策分)のことです。県が用意した融資制度で、大野市の公式ページと要綱では「県資金」と略されています。この支援金は、県資金を借りた事業者にだけ出ます。借入の条件や申込先は県側の案内で決まるため、大野市の公式ページには書かれていません。借りる前に、取扱金融機関や県の窓口で条件を確かめてください。
申請はいつまでにすればよいですか?
県資金の融資実行日から2か月以内です。たとえば融資が実行された日から数えて2か月後が期限になります。公式ページに全体の受付終了日はなく、融資を受ける日によって人ごとに期限が変わります。融資の実行日は、振込が確認できる通帳や償還予定表で分かるので、実行されたらすぐに期限の日付を手帳やカレンダーに書いておくと確実です。
令和8年9月7日以前に融資を受けていても申請できますか?
申請できます。この支援金の要綱が施行された令和8年9月7日以前に県資金の融資実行を受けた事業者は、9月7日から2か月以内に申請します。融資実行日から数えて2か月が過ぎていても、この経過措置のおかげで申請できます。融資を受けたことが分かる書類は、その場合も同じように添えます。
融資額が300万円や500万円ちょうどの場合はいくらですか?
300万円ちょうどなら、300万円以上500万円未満の区分で5万円です。500万円ちょうどなら、500万円以上1,000万円未満の区分で8万円です。境目の金額は、必ず上の区分に入ります。1,000万円ちょうどは17万円、7,000万円ちょうどは上限の119万円になります。融資額は、実際に実行された金額で見ます。
個人事業主も申請できますか?
申請できます。個人の場合は、大野市内に住所があることが条件です。法人のように本社の所在地は問われません。そのほかの条件は法人と同じで、県資金を借りていること、返済期間が1年を超えること、市税を滞納していないことが必要です。登記簿の写しは法人だけの書類なので、個人は出す必要がありません。
大野市に支店があるだけの法人は対象ですか?
対象外です。法人は、大野市内に本社を置いていることが条件です。支店や営業所が市内にあるだけでは足りません。本社が市外にある法人から見ると厳しい線引きですが、要綱にはっきり書かれています。本社の所在地が分かる登記簿の写しも、申請の添付書類になっています。不安な場合は、産業政策課に電話で確かめると早いです。
申請に必要な書類は何ですか?
申請の時点では、交付申請書(様式第1号)と、県資金を借りたことが分かる書類を出します。法人はこれに加えて、市内に本社があると分かる登記簿の写しなどが必要です。請求の時点で、交付請求書(様式第3号)と、通帳の写し、交付決定通知書の写しを出します。書類はメールでも出せるので、市役所まで行かなくても手続きできます。
支援金はいつ振り込まれますか?
公式ページと要綱には、振込の時期が書かれていませんでした。流れは、申請、交付決定の通知、請求、支払いの順です。通知が届いたら、早めに交付請求書を出すと、その分だけ手続きが進みます。要綱では「予算の範囲内で交付する」とされています。急ぐ場合は、産業政策課に目安を聞いてください。
繰上償還をするとどうなりますか?
県資金の融資実行日から1年を過ぎる日までに、全部または一部を繰上償還すると、市から支援金の返還を求められることがあります。返済期日より前に返すことを繰上償還といいます。資金に余裕ができても、1年の間は前倒しで返さない方が安全です。繰上償還を考えているなら、その前に産業政策課へ相談してください。
状況報告書とは何ですか?
融資から1年たったあとも、県資金の借入が続いていることを市に伝える書類です。融資実行日から1年を過ぎたあと、30日以内に、様式第4号の状況報告書を出します。取扱金融機関が出す、1年経過後の融資残高が分かる書類を添えます。正当な理由なく出さないと、支援金の返還を求められることがあります。
同じ事業者が2回申請できますか?
できません。申請は1事業者につき1回です。県資金の融資を複数回受ける予定があっても、支援金は1回だけです。支援金額は融資額の区分で決まるため、複数の融資がある場合にどの融資で申請するかは、申請の前に産業政策課へ確かめてください。申請した後に追加で融資を受けた場合も、2回目の申請はできない扱いになります。融資の予定が複数あるときは、申請の時期と金額の組み合わせを、先に市へ相談すると安心です。
融資を受ける前に申請できますか?
できません。支援金の申請は、県資金の融資が実行されたあとに出します。期限も融資実行日から数える決まりです。申請書には、融資を受けたことが分かる書類(振込が確認できる通帳の写しなど)を添えるので、実行前は書類がそろいません。県資金の申込と、この支援金の申請は別の手続きです。
問い合わせ先はどこですか?
大野市役所の産業政策課です。電話は0779-64-4816、メールは sangyo@city.fukui-ono.lg.jp です。住所は福井県大野市天神町1-1にあります。要件に当たるか迷うときや、書類の書き方が分からないときは、申請の前に問い合わせてください。融資の条件については、県資金を扱う取扱金融機関が窓口になります。
