りんご園を垣根のように整列させる「マルバ樹形」への転換で、油圧ショベルなどの機械を導入すると費用の1/3が戻ります。上限は1事業対象者あたり250万円です。追加募集の締切は令和8年8月28日です。
「1本1本の木を、なぜ列に並べ直す必要があるのか」と思う方もいるでしょう。マルバ樹形は収穫や防除の作業を機械化しやすくするための仕立て方です。ただし、園地を整列させ直すには重機が要ります。青森県は、その導入費用を営農集団(3戸以上の農家でつくる団体)向けに補助しています。
りんごマルバ園等整列樹形化機械導入支援事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(営農集団) |
| 制度名 | りんごマルバ園等整列樹形化機械導入支援事業 |
| 対象業種 | 農業(りんご生産) |
| 利用目的 | マルバ樹形化に必要な油圧ショベル等の機械導入 |
| 対象地域 | 青森県内 |
| 従業員数 | 規定なし(3戸以上の農家で組織する営農集団が対象。代表者・組織及び運営に関する規約等が定められていること) |
| 補助上限額 | 250万円(1事業対象者当たり) |
| 補助率 | 事業費(税抜き)の3分の1以内 |
| 申請受付 | 追加募集:令和8年8月28日(金)締切(開始日の記載なし) |
| 公式サイト | 青森県「りんごマルバ園等整列樹形化機械導入支援事業」 |

対象になるのは「営農集団」だけ
この補助金の対象は個人農家ではなく、3戸以上の農家が組織する営農集団です。代表者や組織・運営に関する規約が定められている必要があります。個人でマルバ樹形化を進めたい農家は、地域の他の農家に声をかけて団体をつくることから始める必要があります。
対象となる機械は油圧ショベルなど、園地を整列樹形化するために使う共同利用機械です。個々の農家が使う小型の農業用機械ではなく、団体で導入し共同利用する前提の補助金だと理解してください。
補助額のシミュレーション
補助率は事業費(税抜き)の3分の1以内、上限は1事業対象者あたり250万円です。
<例>営農集団が中古の油圧ショベル(税抜き450万円)を共同購入した場合、3分の1は150万円になるため、そのまま150万円が補助されます。仮に事業費が800万円の大型機械であれば、3分の1は約266万円ですが、上限の250万円で頭打ちになります。
承認までの重要なタイミングと必要書類
申請は交付要綱に基づき、必要書類を郵送またはメールで提出する形です。
- 申請前: 令和8年度(令和7年度繰越分)補助金交付要綱を確認し、申請様式(Wordファイル)に必要事項を記入します
- 申請: 事業概要チラシとあわせて、青森県農林水産部りんご果樹課戦略推進グループへ郵送またはメールで提出します
- 締切: 追加募集は令和8年8月28日(金)が締切です。これを過ぎると今回の追加募集分には申し込めません
繰越分の事業であることから、通常の補助金以上に締切管理が重要です。追加募集を逃すと次の機会が未定になる可能性があるため、団体としての合意形成は早めに進めておく必要があります。
よくある質問
個人農家1人でも申請できますか
できません。3戸以上の農家で組織する営農集団であることが条件です。代表者や規約が定められた団体としての申請が必要になります。
りんご以外の果樹でも対象になりますか
この事業名の通り、対象は「りんごマルバ園」です。りんご以外の果樹の整列樹形化は、この補助金の対象には含まれません。
追加募集を逃した場合、次の募集はいつですか
公式ページには次回募集の予定は明記されていません。青森県農林水産部りんご果樹課戦略推進グループへ直接問い合わせることをおすすめします。
