陶土の値上がりが、有田焼の製造コストを直撃しています。有田町は、その値上げ分の2分の1を助成する事業を用意しました。
対象は、町内に事業所または住所を持つ製陶業・生地製造業・商社などです。2026年8月から12月に購入した陶土代の値上げ分が対象で、提出期限は2027年1月29日と半年近く先にあります。
有田町陶土値上対策支援事業(陶土値上げ助成金)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 有田町陶土値上対策支援事業 |
| 対象業種 | 製陶業、生地製造業、陶土を扱う商社等 |
| 利用目的 | 陶土代の値上げ分の負担軽減 |
| 対象地域 | 佐賀県有田町(町内に事業所または住所を有する事業者) |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 公式ページに記載なし(予算の範囲内で交付額が変更する場合あり) |
| 補助率 | 陶土代の値上げ分(25%と算定)の2分の1 |
| 申請受付 | 2026年8月〜12月購入分、提出期限2027年1月29日 |
| 公式サイト | 有田町「有田町陶土値上対策支援事業」 |

助成額の計算方法
助成額は、陶土代の値上げ分を25%と算定した上で、その2分の1を助成する仕組みです。
- 対象期間: 2026年8月〜12月(5か月分)
- 対象経費: 価格改定後に購入した陶土代
- 助成率: 値上げ分(25%と算定)の2分の1
具体的な助成額の上限は公式ページに記載がなく、「予算の範囲内とするため、交付額が変更する場合があります」とされています。予算に達すると助成率が下がる可能性があるという点は、頭に入れておいてください。
対象になる事業者・ならない事業者
| 状況 | 対象になる? |
|---|---|
| 町内に事業所を持つ製陶業者で、佐賀県陶磁器工業協同組合に加入していない | 対象になる(組合員以外も対象) |
| 町外に事業所があり、有田町に住所もない業者 | 対象外 |
| 陶土以外の原材料(釉薬・燃料等)の値上げ分 | 対象外(対象は陶土代のみ) |
申請の窓口は町役場ではなく、佐賀県陶磁器工業協同組合です。組合員でなくても申請できますが、提出先を間違えないようにしてください。
申請の流れ
申請の窓口が役場ではないため、通常の補助金と手順が少し違います。
- 対象期間(2026年8月〜12月)に、価格改定後の陶土を購入する
- 領収書を保管しておく
- 申請書兼請求書・事業所確認書類とあわせて、佐賀県陶磁器工業協同組合へ提出する
提出期限は2027年1月29日です。購入のたびに提出するのではなく、対象期間の分をまとめて1回で提出する運用と考えられます。詳しい提出タイミングは組合へご確認ください。
よくある質問
佐賀県陶磁器工業協同組合の組合員でないと申請できませんか?
組合員でなくても申請できます。公式ページには「佐賀県陶磁器工業協同組合員以外も対象」と明記されています。ただし提出先は組合になるため、事前に連絡しておくとスムーズです。
値上げ分はどうやって証明しますか?
対象期間中に購入した陶土の領収書が必要です。値上げ分自体は「25%」として一律で算定されるため、値上げ率を個別に証明する必要はないと考えられますが、詳細は組合(0955-42-3164)にご確認ください。
陶土以外の原材料の値上げも対象になりますか?
対象外です。対象経費は陶土代に限定されています。釉薬や燃料費の値上げ分は、この支援事業では見ていません。
