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【伊万里市】大区画化等加速化支援事業とは?最大61万円/10a

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この事業には順番があります。まず「使いたい」という意思を要望調査で伝え、それをもとに翌年度の予算が組まれるという流れです。令和9年度に区画拡大や暗渠排水を実施したい農業者は、令和8年7月1日から8月31日までに要望を伝えておく必要があります。

伊万里市が募集しているのは、農林水産省「農業構造転換集中対策」の一環である「令和9年度大区画化等加速化支援事業」の要望調査です。畦畔除去による区画拡大や暗渠排水など、農地の耕作条件を改善する工事にかかる費用の一部が、施工内容に応じた定額(単価制)で助成されます。工事内容によっては10aあたり最大61万円の助成になります。

大区画化等加速化支援事業(要望調査)の要点まとめ

項目内容
申請者事業者・個人のどちらも(農振農用地区域内の農地を保有する農業者・地域営農組織等)
制度名令和9年度大区画化等加速化支援事業(要望調査)
対象業種農業(農振農用地区域のうち地域計画策定区域内の農地を保有する農業者等)
利用目的畦畔除去等による農地の区画拡大、暗渠排水等の簡易な基盤整備
対象地域佐賀県伊万里市(地域計画策定区域内の農地)
従業員数規定なし(個人・組織単位で申請)
補助上限額定額(単価制)。工事内容・区画拡大の有無で異なり、目安は10aあたり18万円〜61万円、100mあたり4万円〜5万円(詳しくは伊万里市農業振興課へお問い合わせください)
補助率定額(単価制のため補助率という考え方ではない)
申請受付要望調査: 令和8年7月1日〜8月31日(令和9年度事業の実施希望を先に集約するもので、本申請は別途実施予定)
公式サイト伊万里市「大区画化等加速化支援事業 要望調査について」
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伊万里市大区画化等加速化支援事業の対象・金額・締切の概要

「要望調査」と「補助金の申請」は別物

この段階でお金がもらえるわけではありません。要望調査は、伊万里市が令和9年度の事業量を国・県に伝えるための集計作業です。ここで名前を挙げておかないと、翌年度の予算枠に入れてもらえない可能性があります。逆にいえば、要望調査に応募したからといって、実施が確定するわけでもありません。予算の配分状況次第で調整が入ることもあります。

流れを整理すると、次のようになります。

  1. 令和8年7月1日〜8月31日: 要望調査票を提出(今回の段階)
  2. 伊万里市が要望を取りまとめ、国・県と事業量を調整
  3. 令和9年度: 予算が確保された地区から順に、本申請・工事の実施

「今すぐ工事したい」という方でも、この要望調査を経ないと翌年度の事業に乗れません。着工したい時期の1年前が動くタイミングだと考えておくとよいでしょう。

助成額はメニューごとに変わる

助成額は「投資額の何割」ではなく、工事の種類・条件ごとに定められた単価で決まります。代表的なメニューを見てみます。

メニュー通常大区画化する場合
畦畔除去のみ4万円/100m5万円/100m
区画拡大(水路変更なし・高低差10cm以下)25.5万円/10a33.5万円/10a
区画拡大(水路変更あり・高低差10cm超)46.5万円/10a61万円/10a
暗渠排水(トレンチャ施工)18万円/10a23.5万円/10a
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工事を農業者自身が施工する場合(自力施工)は、単価がこれよりも低く設定されています。畦畔除去だけなら比較的手軽ですが、水路変更を伴う区画拡大は単価が大きく上がる分、工事の規模も大きくなる点は押さえておく必要があります。

対象になる農地

対象は、農振農用地区域のうち地域計画策定区域内にある農地です。ハード事業(区画拡大・暗渠排水等の工事)とソフト事業(農地集積の調整活動・工事図面作成等)の2種類があり、いずれも要望調査での申告が起点になります。

よくある質問

個人の農家でも要望調査に応募できますか?

対象者は「農振農用地区域のうち地域計画策定区域内の農地を保有する農業者等」とされており、個人・法人・地域営農組織のいずれも想定されています。自分の農地が対象区域に入っているかは、伊万里市農業振興課への確認が確実です。

要望調査に出せば必ず令和9年度に工事できますか?

確定ではありません。要望調査はあくまで事業量の見込みを集計するもので、その後の国・県との調整や市の予算状況によって、実施できる地区・時期が変わる可能性があります。

助成額の正確な単価はどこで確認できますか?

工事の種類・条件(水路変更の有無、高低差、自力施工か否か等)によって細かく単価が分かれています。伊万里市農業振興課で配布されている資料、または要望調査票の提出時にあわせて確認するのが確実です。

【攻略ガイド】農林水産業の補助金で失敗しない申請の進め方

一次産業向けの補助金には、他の業種にはない「資格の壁」があります。認定農業者認定新規就農者、「地域計画の担い手」——この位置づけがあるかどうかで、補助率が2倍近く変わる制度が少なくありません。しかも、資格は補助金を見つけてから取ろうとしても間に合わないことがあります。ここでは、農業・林業・水産業(一次産業)向けの補助金に共通する、他の業種の補助金ガイドには書かれていないつまずきどころを整理します。

1. 一次産業向け補助金の"勘所"

一次産業向けの補助金の多くも、コンペ形式の審査ではありません。要件を満たせば交付される「要件充足型」が主流です。ただし、他の業種の設備投資補助金と決定的に違う点があります。対象者の"資格"が、補助率や上限額を分ける主要な軸になっていることです。

川崎市の農業経営高度化支援事業補助金は、認定農業者・認定新規就農者なら補助率1/2・上限75万円、それ以外の農業者は補助率1/3・上限40万円です。区分が違うだけで、補助額が20万円変わります。長岡市・羽後町が窓口の地域農業構造転換支援事業は、地域計画に位置づけられた担い手でなければ、そもそも申請の対象になりません。

一般の設備投資補助金なら「市内に事業所があるか」で対象・対象外が決まります。農業の補助金は、それに加えて「その人がどんな資格を持っているか」で補助率そのものが変わる制度が多くあります。この資格を後から取ろうとすると、募集期間に間に合わないことがあります。だから、農業向け補助金の勝負どころは、事業計画の巧拙より前に、資格の有無で半分決まっていると言えます。

2. 申請前に必ず確認する5つのこと

  1. 自分がどの資格区分に当てはまるか:認定農業者、認定新規就農者、地域計画に位置づけられた担い手、それ以外の農業者。区分によって補助率・上限額が変わる制度が多い

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免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。助成単価・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず伊万里市の公式ページで最新の内容をご確認ください。

出典(一次情報)

この記事を書いた人
まっさん。|元経営者
補助金で会社を立て直した元経営者

補助金で会社を立て直した元経営者。資金繰りに悩んだ末に補助金を活用して事業を再建した経験から、中小企業・個人事業主が“本当に使える補助金”とその活かし方を発信しています。掲載内容は公募要領などの一次情報をもとに整理しています。

本記事は情報提供を目的としており、補助金の採択・交付を保証するものではありません。 補助上限額・補助率・締切等の内容は変更される場合があります。申請にあたっては、必ず 公式サイト・最新の公募要領をご確認ください。