地域に眠っている伝統工芸や観光資源。「知られていないだけで、実は価値がある」と感じたことがある事業者は多いのではないでしょうか。ただ、それを発信する仕組みづくりには相応の費用がかかります。
経済産業省の令和7年度地域経済政策推進事業費補助金(地域の伝統・魅力等発信支援事業)は、こうした地域の伝統・魅力を発信する取組を支援する制度でした。補助上限額は1.8億円と、個別企業向けの補助金と比べてかなり大きな規模です。この記事を書いている時点で、本制度は募集を終了しています。すでに終わった公募である前提で、制度の中身と次回への備え方を見ていきます。
地域の伝統・魅力等発信支援事業の要点まとめ
正式名:令和7年度地域経済政策推進事業費補助金(地域の伝統・魅力等発信支援事業)
だれが
- 申請者
- 事業者(執行団体・地域の発信事業を担う法人が想定される)
- 対象業種
- 汎用(業種の限定は確認できていない)
- 利用目的
- 地域の伝統・魅力等の発信活動、資金繰り・防災・脱炭素関連の取組
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 規定なし(公式ページに記載なし)
いくら
- 補助上限額
- 1.8億円(179,038,000円)
- 補助率
- 公式ページに記載なし(◯◯課へお問い合わせください)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2025年4月21日に終了
- 公式サイト
- 経済産業省「公募一覧」

どんな制度だったのか
「地域経済政策推進事業費補助金」は経済産業省が実施する事業の枠組みで、その中に複数のメニューがあります。今回の「地域の伝統・魅力等発信支援事業」は、地域固有の伝統文化や観光資源を国内外に発信する取組を後押しするものでした。
補助上限額は1.8億円。これは個々の店舗や中小企業が単独で申請する規模の補助金ではなく、地域単位で発信事業を担う法人・団体が主体となって申請するタイプの制度と考えられます。
現在の受付状況
2025年4月21日をもって、募集は終了しています。制度そのものが廃止されたかどうかは、経済産業省の公募ページには明記されていません。「地域経済政策推進事業費補助金」という大枠自体は毎年度、テーマを変えて実施される傾向があります。今回の「地域の伝統・魅力等発信支援事業」というメニュー名で次回も公募されるとは限りませんが、類似の地域振興メニューが翌年度に立つ可能性はあります。
次回の公募時期についての確度の高い情報は確認できていません。経済産業省の公募一覧ページを定期的にチェックするのが確実です。
次回公募に備えてやっておきたいこと
- GビズIDの取得状況を確認しておく:国の補助金は電子申請にGビズIDプライムを使うことが多く、発行には数週間かかることがあります
- 地域の伝統・魅力を発信する企画の骨子をまとめておく:どんな資源を、どう発信するのかという事業構想は、公募が始まってからでは時間が足りません
- 経済産業省の公募一覧ページをブックマークしておく:類似メニューが立った際に見逃さないための備えになります
よくある質問
今から申請できますか?
いいえ。2025年4月21日をもって募集は終了しています。次回公募の有無・時期は本記事執筆時点で確認できていません。
個人事業主でも申請できますか?
対象者の詳細な区分は公式ページで確認できませんでした。地域単位での発信事業を担う法人・団体を想定した制度である可能性が高く、個人事業主が単独で申請できるかは経済産業省への直接確認をおすすめします。
似たテーマの補助金はありますか?
経済産業省は地域振興・地域経済活性化に関する補助金メニューを毎年度複数実施しています。同じ名称で再開されるとは限らないため、公募一覧ページで最新のメニューを確認することをおすすめします。
