妊娠・出産・更年期。女性特有のライフイベントと仕事の両立は、本人の努力だけでは解決しにくい場面が多くあります。フェムテック(女性の健康課題を解決するテクノロジー)を導入したくても、効果や運用の実証データがなければ社内で説明しづらい、という壁がありました。
令和7年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」は、フェムテック企業・導入企業・医療機関・自治体等が個別または連携して行う、働く女性の活躍を後押しする取組を支援する制度でした。補助上限額は1,000万円。この記事を書いている時点で、本回の募集は2025年6月2日に終了しています。
フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(フェムテック企業、導入企業、医療機関、自治体等) |
| 制度名 | 令和7年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」 |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | 創業・第二創業、研究開発・実証 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし) |
| 補助上限額 | 1,000万円(10,000,000円) |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(経済産業省へお問い合わせください) |
| 申請受付 | 2025年6月2日に終了 |
| 公式サイト | 経済産業省「フェムテック|新しい当たり前をつくり女性が働きやすい社会を」 |

令和7年度は27事業の応募から9事業者が採択
この事業は、フェムテック等の製品・サービスを活用し、妊娠・出産・更年期等のライフイベントと仕事の両立、女性特有の健康課題解決などを通じて、働く女性が能力を発揮できる環境づくりを目的にしています。企業単独ではなく、医療機関・自治体との連携による実施も想定されている点が特徴です。
令和7年度は27事業の応募があり、外部有識者による審査を経て9事業者が採択されました。応募数に対して採択数が絞られる、競争性のある公募だったことがうかがえます。
女性活躍・人材多様性の文脈で継続実施
サポートサービスの普及に係る課題を解決し、企業の人材多様性を高めて中長期的な企業価値向上につなげる、という狙いがこの事業にはあります。人材の多様性は多くの企業の経営課題でもあるため、経済産業省として継続的に取り組んでいるテーマです。
- 経済産業省・フェムテックプロジェクトの公式サイトで最新の公募状況を確認する:フェムテック関連の実証事業は年度を変えて継続実施される可能性があります
- 連携できる医療機関・自治体との関係を整理しておく:単独企業だけでなく、医療機関や自治体との連携も評価される制度です
- 解決したい女性特有の健康課題を具体化しておく:妊娠・出産・更年期のどの場面で、どんな課題を解決するのかを事前に整理しておくと申請の説明がしやすくなります
よくある質問
今から申請できますか?
令和7年度分(今回ご紹介した回)の募集は2025年6月2日に終了しています。フェムテック関連の実証事業は経済産業省が継続実施する可能性があるため、最新の公募状況は公式ページでご確認ください。
個人事業主でも申請できますか?
フェムテック企業・導入企業・医療機関・自治体等を想定した制度です。個人事業主が対象になるかどうかは、経済産業省への直接確認をおすすめします。
どんなサービスが対象になりますか?
妊娠・出産・更年期等のライフイベントと仕事の両立や、女性特有の健康課題解決に資するフェムテック製品・サービスを活用した取組が対象です。具体的な対象範囲は公募要領で確認する必要があります。
