「実証実験はもう終わった。あとは現場で使うだけ」という段階を、福井県は後押しします。
ふくいドローン社会実装奨励金は、福井県内で実証が行われた先進的なドローン技術を、実際の事業で導入する事業者に対して交付される制度です。実証段階ではなく、社会実装の段階を支援する点が特徴です。
ふくいドローン社会実装奨励金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(福井県内に事業所を有する事業者) |
| 制度名 | ふくいドローン社会実装奨励金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(ドローン技術を導入する事業者) |
| 利用目的 | 福井県内で実証された先進的なドローン技術の購入・リースによる導入、システム導入、活用イベントの実施 |
| 対象地域 | 福井県内に事業所を有する事業者 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに明記なし) |
| 補助上限額 | 50万円(1事業者につき1回) |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(福井県土木部政策推進グループへお問い合わせください) |
| 申請受付 | 令和8年8月〜令和9年2月15日(月) |
| 公式サイト | 福井県「ふくいドローン社会実装奨励金」 |

「実証」と「社会実装」は別の話です
ドローン関連の支援策には、大きく分けて2つの段階があります。技術を試す「実証実験」の段階と、実際の業務で使い続ける「社会実装」の段階です。
この奨励金が対象にしているのは、後者だけです。県内で行われた実証実験そのものへの補助ではなく、実証を終えた技術を実際に導入する費用への奨励金という位置づけです。「これから実証したい」という事業者は、この制度の対象にはなりません。
なぜこの線引きがあるのか。実証段階の支援は、技術開発側(メーカー・研究機関)への支援として別に用意されていることが多いためです。福井県がこの奨励金で狙っているのは、実証済みの技術を、現場の人手不足解消に使う事業者を増やすことだと読み取れます。
対象になる導入方法
公式ページに挙げられている具体例は、次の3つです。
- ドローンの購入またはリースによるサービス提供
- ドローンを活用したシステムの導入
- ドローン活用イベントの実施
購入だけでなくリースも対象に含まれる点は、初期投資を抑えたい事業者にとって使いやすい設計です。機体を買い切らなくても対象になり得るため、まずは小規模に始めたい事業者も検討の余地があります。
上限50万円は「1事業者につき1回」
補助上限額は50万円ですが、「1事業者につき1回」という条件が付いています。複数のドローンを導入しても、同じ事業者が2回受け取ることはできません。
複数の用途でドローンを導入する計画がある場合は、どの導入を対象経費として申請するかを1回で決める必要があるという点に注意してください。
申請の流れ
- 実証実績の確認: 導入予定のドローン技術が、福井県内で実証されたものかを確認
- 申請書類の準備: 申請書兼請求書、社会実装計画書、振込先口座確認書類
- 申請: 福井県土木部政策推進グループへ提出
- 交付: 審査後、奨励金が交付される
申請受付は令和8年8月から令和9年2月15日(月)までです。予算に限りがある制度は、受付期間の終盤ほど枠が埋まっている可能性があるため、導入が決まった時点で早めに相談することをおすすめします。
よくある質問
まだ実証実験の段階の技術でも申請できますか?
対象になりません。この奨励金は、福井県内ですでに実証が行われた技術を、実際の事業に導入する場合が対象です。実証段階の支援は別の制度になる可能性があるため、福井県土木部政策推進グループにご確認ください。
リース契約でドローンを導入する場合も対象になりますか?
対象になり得ます。公式ページには「購入またはリースによるサービス提供」が具体例として挙げられています。
補助率は何割ですか?
公式ページには補助率の記載がありません。上限額(50万円・1事業者1回)のみが明記されています。詳しくは福井県土木部政策推進グループにお問い合わせください。
