「宿泊施設のバリアフリー改修にも使えるのか」——使えません。 福岡県の「ユニバーサルツーリズム推進事業費補助金」は観光施設が対象で、宿泊施設は明確に除外されています(宿泊事業者向けには別の補助金が用意されています)。
なお、この記事執筆時点で令和8年度分の受付は締め切られています(2026年7月31日正午必着)。次回募集に向けて制度の中身を整理します。
ユニバーサルツーリズム推進事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 令和8年度福岡県ユニバーサルツーリズム推進事業費補助金 |
| 対象業種 | 観光業(文化施設・歴史施設・娯楽施設・食事買物施設・温泉施設等の運営者) |
| 利用目的 | バリアフリー化のための施設改修・機器導入 |
| 対象地域 | 福岡県内(福岡市・北九州市を除く) |
| 従業員数 | 公式ページに記載なし(観光政策課へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 施設改修:500万円/機器導入:50万円(併施の場合は総額500万円が上限) |
| 補助率 | 施設改修は対象経費の1/2以内(機器導入は個別に上限額あり) |
| 申請受付 | 2026年7月31日正午必着(受付終了) |
| 公式サイト | 福岡県「令和8年度福岡県ユニバーサルツーリズム推進事業費補助金」 |

対象になる施設・ならない施設
- 対象になる: 福岡県内(福岡市・北九州市を除く)にある観光施設で、文化施設・歴史施設・娯楽施設・食事買物施設・温泉施設など
- 対象にならない: 宿泊施設(別制度「福岡県宿泊事業者生産性向上支援補助金」が対象)、国や地方公共団体が管理・運営する施設、福岡市・北九州市(政令市)に所在する施設
「宿泊施設は対象外」という線引きを見落とすと、旅館・ホテルのバリアフリー改修を検討していた事業者が申請できずに終わってしまいます。宿泊施設は別枠の補助金を探す必要があります。
対象になる経費・ならない経費
- 対象になる経費: 設計費、工事費、スロープ・多機能トイレ・車いす等バリアフリー関連の備品購入費
- 対象にならない経費: 交付決定前に着手した工事費(交付決定より前の着手は対象外というのが公募型補助金の共通ルールです)
補助上限額の考え方
施設改修は最大500万円、機器導入は最大50万円ですが、両方を組み合わせても合計の上限は500万円です。機器導入だけを50万円上限で申請し、別途施設改修で450万円を申請する、といった組み合わせ方も可能と考えられますが、正確な按分方法は観光政策課(TEL: 092-643-3456)で確認することをおすすめします。
よくある質問
次回の募集はいつですか?
公式ページに次年度募集の時期は明記されていません。福岡県商工部観光局観光政策課の公式ページを定期的に確認するか、直接問い合わせることをおすすめします。
福岡市・北九州市の観光施設は本当に対象外ですか?
対象外です。公式ページに「福岡市・北九州市を除く」と明記されています。政令市内で運営する事業者は、各市が独自に実施する補助金を探す必要があります。
宿泊施設向けの補助金はありますか?
福岡県は宿泊事業者向けに「福岡県宿泊事業者生産性向上支援補助金」を別途実施しています。宿泊施設のバリアフリー改修等を検討する場合は、そちらの制度をご確認ください。
