災害や感染症で事業が止まったとき、どう立て直すか。その計画(BCP=事業継続計画)を作る費用と、計画を実際の設備に落とし込む費用の両方を、常陸太田市が補助します。
この補助金は、常陸太田市が旧来7つに分かれていた補助制度を一本化した「中小企業等ビジネスチャレンジ事業費補助金」の一部です。この記事はBCP関連支援事業(計画策定・計画実践)についてです。 事業承継・空き店舗改修・DX促進・経営革新・技能訓練・販路拡大の各支援を探している方は、常陸太田市の該当ページで別枠をご確認ください。
常陸太田市BCP関連支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 常陸太田市中小企業等ビジネスチャレンジ事業費補助金(BCP関連支援事業) |
| 対象業種 | 業種指定なし(市内に主たる事業所を有する中小企業者) |
| 利用目的 | 事業継続・BCP(事業継続計画の策定・実践) |
| 対象地域 | 茨城県常陸太田市 |
| 従業員数 | 規定なし(中小企業基本法上の中小企業者。業種ごとに資本金・従業員数の上限があり、どちらか一方を満たせば該当します) |
| 補助上限額 | 計画策定:BCP20万円/事業継続力強化計画10万円。計画実践:BCP100万円/事業継続力強化計画20万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の2分の1 |
| 申請受付 | 通年(予算がなくなり次第終了。期間の記載なし) |
| 公式サイト | 常陸太田市「中小企業等ビジネスチャレンジ事業費補助金」 |

「策定」と「実践」で上限額が5倍違う理由
この補助金には2段階あります。計画をつくる「策定事業」と、つくった計画を設備投資などで実行に移す「実践事業」です。
BCPの場合、策定は上限20万円ですが、実践は上限100万円と5倍になります。計画書を書くだけでは大きな補助は受けられず、非常用電源や備蓄倉庫といった実際の投資まで進めて初めて上限に近づく設計です。逆にいえば、まだ計画すらない事業者は、まず策定事業から着手するのが現実的な入り口になります。
BCPと事業継続力強化計画、どちらを選ぶか
対象には「BCP」と「中小企業強靱化法に基づく事業継続力強化計画」の2種類があります。事業継続力強化計画は国が認定する簡易版の計画で、BCPより策定の負担が軽い分、補助上限も半分程度に抑えられています。
初めて計画づくりに取り組む事業者は、事業継続力強化計画から始めて、余力があればBCPへ発展させる進め方も選択肢になります。
よくある質問
計画策定だけでも申請できますか?
できます。策定事業と実践事業は別々に申請できる設計です。まず計画をつくり、後日あらためて実践事業に申請することも可能です。
対象経費に何が含まれますか?
計画策定は謝金・報償費、旅費、需用費、委託料、使用料及び貸借料です。計画実践はこれに加えて設備購入費が対象になります。
申請の締切はいつですか?
公式ページに具体的な締切の記載はなく、予算がなくなり次第終了する運用です。早めの相談をおすすめします(商工振興・企業誘致課 0294-72-3111 内線621・622)。
