利子補給と聞くと分かりにくいですが、要するに「借りたお金の利息の一部を市が肩代わりしてくれる」制度です。防府市中小企業振興資金融資制度の中に「関税・物価高騰対策緊急支援資金」という融資枠があり、この融資を受けると据置期間内の利子が全額補給されます。
融資枠は5億円で、米国の関税措置や物価高騰の影響を受けた市内事業者の資金繰りを支える目的です。融資そのものを受けるところが出発点になる制度で、いきなり利子補給だけを申請することはできません。
防府市関税・物価高騰対策緊急支援資金利子補給事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 防府市関税・物価高騰対策緊急支援資金利子補給事業 |
| 対象業種 | 業種指定なし(市内に主事業所を置く事業者) |
| 利用目的 | 融資の利子負担軽減(運転資金のみ) |
| 対象地域 | 防府市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 据置期間内に係る利子全額(融資枠5億円) |
| 補助率 | 据置期間内の利子100%(据置期間終了後は対象外) |
| 申請受付 | 令和8年5月1日〜令和9年3月31日の融資分。利子支払完了後に随時申請 |
| 公式サイト | 防府市「防府市関税・物価高騰対策緊急支援資金利子補給事業について」 |

補給されるのは「据置期間」だけ
利子補給の対象は据置期間内に発生した利子だけです。据置期間が終わり元金の返済が始まると、それ以降の利子は補給の対象外になります。 「借りている間ずっと利子がゼロになる」わけではないので、据置期間の長さを金融機関にあらかじめ確認しておくことが大切です。
対象になる条件
- 市内に主事業所を置いていること
- 市税を完納していること
- 融資を運転資金のみで利用していること(設備資金は対象外)
- 中東情勢の影響が確認できること
- 従業員の雇用を継続していること
対象要件に「中東情勢の影響が確認できること」とあるため、関税や物価高騰による資金繰り悪化の状況を、申請時に何らかの形で説明する必要があります。
申請の流れ
- 防府市中小企業振興資金融資制度で「関税・物価高騰対策緊急支援資金」を申し込む
- 金融機関の審査を経て融資を受ける(令和8年5月1日〜令和9年3月31日の間)
- 据置期間中の利子を支払う
- 利子の支払完了後、市へ利子補給を申請する
問い合わせ先は防府市商工振興課(電話0835-25-2147)です。
よくある質問
融資を受けずに利子補給だけ申請できますか?
できません。「関税・物価高騰対策緊急支援資金」の融資を実際に受けていることが前提です。
設備投資のための融資でも対象になりますか?
なりません。この制度は運転資金のみが対象です。設備資金として借り入れた分は利子補給の対象外です。
利子補給率や上限額はいくらですか?
公式ページには具体的な補給率・上限額の記載はなく、「据置期間内に係る利子全額」という表現にとどまっています。
