はじめにお断りしておきます。この記事で扱うI-Port支援資金は「融資」で、返済が必要です。給付される補助金ではありません。混同しないよう、対になる利子補給の記事と分けて説明します。
飯田市I-Port支援資金は、I-Port(新事業創出支援協議会)の支援を受けて新事業を実施する中小企業・小規模事業者・新規開業者向けに、年1.1%・融資限度額5,000万円で低利融資を行い、信用保証料は全額を飯田市が負担する制度です。
I-Port支援資金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(中小企業・小規模事業者・新規開業者) |
| 制度名 | 飯田市I-Port支援資金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(I-Portの支援を受けて新事業を実施する事業者) |
| 利用目的 | 新事業の実施にともなう運転資金・設備資金の低利融資 |
| 対象地域 | 長野県飯田市 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし。産業振興課金融政策係へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 融資限度額5,000万円(実施に必要な額の範囲内。返済期間は運転資金7年以内、設備資金10年以内) |
| 補助率 | 融資利率は年1.1%。信用保証料は全額を飯田市が負担 |
| 申請受付 | 随時(工業課・飯田商工会議所内の相談窓口で受付) |
| 公式サイト | 飯田市「I-Port〜新事業創出支援協議会〜をご利用ください」 |

I-Portとは何か
I-Portは、行政・金融機関・公的機関・経済団体など16機関が連携して、新事業に取り組む中小企業・小規模事業者・新規開業者を支援する飯田市の相談体制です。この資金は、I-Portの支援を受けていることが利用の前提になります。融資だけを単独で申し込む制度ではありません。
なぜ「信用保証料を市が負担」するのか
通常、金融機関から融資を受ける際には、信用保証協会に保証料を支払う必要があります(信用保証料とは、金融機関が融資額を回収できなくなった場合に備えて、借り手が保証協会に支払う手数料のことです)。
この保証料を飯田市が全額負担することで、借り手の実質的な負担は融資利率の年1.1%だけになります。低利融資であることに加え、保証料の負担がない点も、この制度の特徴です。
この記事と対になる制度
同じI-Portの枠組みには、I-Port支援事業補助金という利子補給の制度があります。この記事は融資枠そのもの(上限額・利率・保証料負担)を扱っており、借入後の利子補給額を知りたい場合は、そちらの記事で確認してください。
よくある質問
融資を受けるのに担保は必要ですか?
公式ページには担保の要否について具体的な記載がありません(産業振興課金融政策係へお問い合わせください)。
返済期間はどれくらいですか?
運転資金は7年以内、設備資金は10年以内です。
どこの金融機関で借りられますか?
公式ページには工業課・飯田商工会議所内の相談窓口が窓口として案内されています。具体的な取扱金融機関は、産業振興課金融政策係(0265-59-7161)へお問い合わせください。
補助金と何が違うのですか?
補助金は返済不要の給付ですが、この資金は融資であり、元本と利子の返済が必要です。市が負担するのは信用保証料と、初年度利子の一部(I-Port支援事業補助金)にとどまります。
