事業を続けていると、「今のままでいいのか」と立ち止まる場面があります。山形村の「小規模事業者チャレンジ補助金事業」は、そこで一歩踏み出す事業者向けの制度です。現状を点検し、経営を見直したうえでの「創意工夫による積極的なチャレンジ」にかかる経費の1/2、上限10万円を補助します。
令和8年度は山形村商工会の会員に限定されている点は、あらかじめ知っておきたいところです。
山形村小規模事業者チャレンジ補助金事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主。令和8年度は山形村商工会員に限定) |
| 制度名 | 山形村小規模事業者チャレンジ補助金事業 |
| 対象業種 | 業種指定なし(従業員数の上限は業種区分で異なる) |
| 利用目的 | 経営革新・新事業への挑戦(機械装置整備・広告宣伝・商品開発・DX/脱炭素化等) |
| 対象地域 | 長野県東筑摩郡山形村 |
| 従業員数 | 小規模事業者(商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)は5人以下、宿泊業・娯楽業および製造業その他は20人以下) |
| 補助上限額 | 10万円 |
| 補助率 | 1/2以内(1,000円未満切り捨て) |
| 申請受付 | 公式ページに締切日の記載なし(説明会は令和8年5月26日開催。山形村商工会へお問い合わせください) |
| 公式サイト | 山形村「山形村小規模事業者チャレンジ補助金事業について」 |

自分の会社は対象になるか
対象は「小規模事業者」です。業種によって従業員数の上限が違うという、初めて見ると分かりにくいルールがあります。
- 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く): 常時使用する従業員5人以下
- 宿泊業・娯楽業、製造業その他: 常時使用する従業員20人以下
例えば、同じ「サービス業」でもカラオケ店(娯楽業)は20人以下、美容室(サービス業)は5人以下と、業種の分類次第で線引きが変わります。自社がどちらに区分されるか迷う場合は、山形村商工会に確認するのが確実です。
令和8年度は山形村商工会の会員であることが申請の前提になっています。会員でない場合は、まず商工会への加入から検討する必要があります。
対象になる経費
- 機械装置等整備費
- 広告宣伝費
- 展示会等参加費
- 商品開発費
- DX・脱炭素化関連経費
- 委託費
一方で、土地・建物の取得、車両購入、汎用機器、人件費、租税公課は対象外です。「新しい取組にかける経費」に絞られており、日常的な運転資金には使えません。
いくら戻るか、シミュレーション
- ネット販売の準備: ホームページ制作の委託費12万円+広告宣伝費8万円で経費20万円。1/2なら10万円で、上限10万円ちょうど
- 新商品の試作: 商品開発費10万円+展示会参加費5万円で経費15万円。1/2なら7.5万円で、上限内なので7.5万円
- 設備の一部更新: 機械装置等整備費30万円で経費30万円。1/2なら15万円になるところ、上限10万円で頭打ち
対象経費20万円が、補助上限10万円にちょうど届くラインです。
申請の前にすること
公式ページには具体的な受付期間の記載がありません。令和8年5月26日に山形村商工会で説明会が開催されることが分かっています。申請を検討している場合は、まず説明会への参加や商工会への相談から始めるのが確実です。
必要書類は交付申請書、事業計画書、収支予算書(資金計画書)で、このほか変更・中止・実績報告・交付請求の各種様式も用意されています。
よくある質問
山形村商工会の会員でないと申請できませんか?
令和8年度は商工会員に限定されています。非会員の場合は、まず商工会への加入を検討することになります。
申請の締切はいつですか?
公式ページには締切日の記載がありません。令和8年5月26日に説明会が開催されるため、そこで詳細を確認するか、山形村商工会へ直接お問い合わせください。
娯楽業の従業員数の上限は何人ですか?
宿泊業・娯楽業は20人以下です。商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)の5人以下とは異なりますので、自社の業種区分を確認してください。
