飯田市への進出をいきなり決めるのはハードルが高い。そう感じる企業向けに、飯田市は「まず7日間、テレワークで試してみる」ための支援を用意しています。本格的な開設支援の"前段階"にあたる制度です。
対象は、飯田下伊那地域内に同機能の拠点・住居がないIT・クリエイティブ・製造業等の企業。上限10万円、交付は1回のみです。
サテライトオフィスおためし利用支援制度の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人) |
| 制度名 | サテライトオフィスおためし利用支援制度 |
| 対象業種 | IT、クリエイティブ、製造業、その他市長が認める事業 |
| 利用目的 | 飯田市でのテレワーク体験(7日以上、うち1回はエス・バード利用)にかかる経費支援 |
| 対象地域 | 長野県飯田市 |
| 従業員数 | 規定なし(飯田下伊那地域内に同機能の拠点・住居がない企業) |
| 補助上限額 | 10万円(交付は1回のみ) |
| 補助率 | 定額(上限額の範囲内) |
| 申請受付 | 公式ページに具体的な受付期間の記載なし(工業課へお問い合わせください) |
| 公式サイト | 飯田市「サテライトオフィスおためし利用」 |

「本開設支援」との違いは、期間と金額の規模
飯田市には、サテライトオフィスの本格的な進出を支援する「サテライトオフィス等開設支援補助金」がすでにあります。この記事で扱う「おためし利用」は、その手前の段階にあたる制度です。
| 区分 | おためし利用 | 本開設支援 |
|---|---|---|
| 想定する期間 | 短期体験(7日以上のテレワーク) | 長期進出(3年以上の事業活動が条件) |
| 補助上限額 | 10万円 | 進出支援金50万円+改修経費の2分の1(最大150万円) |
| 交付回数 | 1回のみ | — |
「まず試してから決めたい」企業はおためし利用、「進出を前提に動く」企業は本開設支援と、使う制度が変わります。本開設支援について詳しくは、次の記事で解説しています。
対象になる条件は3つ
対象になるのは、次をすべて満たす企業です。
- IT、クリエイティブ、製造業、その他市長が認める事業を行う企業
- 飯田下伊那地域内に同機能の拠点・住居がないこと
- 飯田市でのテレワークを7日以上体験すること(うち1回はエス・バードの利用が必須)
エス・バードとは、飯田市が整備した産業振興の拠点施設で、この施設を最低1回は利用することが条件に含まれています。単に市内のカフェやホテルでテレワークをするだけでは、条件を満たしません。
このほか、体験中はSNS等での情報発信ができることも条件になっています。おためし利用は、企業側の体験だけでなく、飯田市にとっての情報発信・PR効果も兼ねた制度と考えられます。
対象になる経費
補助対象経費には、次が含まれます。
- オフィス利用料
- 交通費
- 宿泊費
- 観光体験
- 飲食店利用(一部に上限あり)
交通費を除き、市内での利用・支払いが対象です。市外の交通機関・宿泊施設で発生した費用は、交通費以外は対象になりません。
飲食店利用の上限額の具体的な数字は、公式ページの案内だけでは特定できません。申請を検討する段階で、工業課企業立地係に確認してください。
よくある質問
すでに飯田市内にオフィスを持っている企業も対象になりますか?
対象外の可能性があります。対象条件に「飯田下伊那地域内に同機能の拠点・住居がないこと」とあるため、すでに同地域内に拠点を持つ企業は対象から外れると考えられます。
エス・バードを利用しないテレワーク体験は対象になりますか?
対象になりません。7日以上のテレワーク体験のうち、1回はエス・バードの利用が必須と明記されています。
おためし利用の後、本開設支援に申請できますか?
制度上、両方を段階的に利用することは可能と考えられます。 実際の移行方法や優遇の有無は、工業課企業立地係へ確認してください。
