加工品そのものの中身ではなく、パッケージだけを直したい——それでも補助金の対象になるのか。結論は「なります」。鹿児島県の「かごしまの6次産業化商品力向上緊急支援事業補助金」は、県産農林水産物を使った加工品のパッケージ・販促資材を作り直す費用を、3分の2以内・上限100万円で補助する制度です。
6次産業化商品力向上緊急支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主)・農林漁業者の団体 |
| 制度名 | 令和8年度かごしまの6次産業化商品力向上緊急支援事業補助金 |
| 対象業種 | 農林漁業(県産農林水産物を活用した加工品の製造・販売を行う者) |
| 利用目的 | 加工品の商品パッケージ・販促資材の製作・改良による販路拡大 |
| 対象地域 | 鹿児島県内に住所または本拠地を有する農林漁業者・農林漁業者の団体 |
| 従業員数 | 規定なし(農業者は認定農業者〈市町村から農業経営改善計画の認定を受けた農業者〉であることが要件) |
| 補助上限額 | 100万円 |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 申請受付 | 令和8年6月22日(月)〜7月24日(金)(受付終了) |
| 公式サイト | 鹿児島県「令和8年度かごしまの6次産業化商品力向上緊急支援事業補助金について」 |

2026年8月1日時点で、この令和8年度の受付(6月22日〜7月24日)はすでに終了しています。国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を財源とする緊急支援事業のため、来年度も同じ形で実施されるとは限りません。次年度以降の実施状況は鹿児島県農政課かごしまの食輸出・ブランド戦略室(メール:6jika@pref.kagoshima.lg.jp)へ確認してください。
対象になる/ならないの線引き
- 対象になる:県産農林水産物を使った加工品の商品パッケージ製作・改良費、販促資材(チラシ・POP等)の製作・改良費
- 対象にならない:加工品の中身(レシピ・製法)そのものの開発費、加工機械の購入費、原材料費
「6次産業化」と聞くと加工設備の導入や商品開発全般を思い浮かべがちですが、この補助金が支援するのはすでにある加工品の「見せ方」を直す部分に絞られています。設備投資や新商品開発を考えている場合は、鹿児島県の他の農業関連補助金や国の6次産業化関連事業を別途確認する必要があります。
よく誤解されるポイント:申請者は「農業者」だけではない
制度名から農業者専用と誤解されがちですが、対象者には農林漁業者だけでなく、農林漁業者で組織する団体も含まれます。個人の農業者に限らず、生産者グループや加工グループとして申請できる可能性があります。ただし、農業者にあっては認定農業者であることが条件で、認定を受けていない農業者は対象外になる点は見落とせません。
よくある質問
農業者ではなく漁業者や林業者でも対象になりますか?
対象になります。制度名は「農林漁業者」を対象としており、農業者に限らず漁業者・林業者、またそれらで組織する団体も申請できます。
加工機械の購入費は対象になりますか?
対象経費は商品パッケージ製作・改良費と販促資材の製作・改良費に限られており、加工機械の購入費は含まれていません。
来年度も同じ補助金が実施されますか?
公式ページには明記がありません。国の物価高騰対応の交付金を財源とする緊急支援事業のため、次年度の実施有無は鹿児島県農政課へ確認することをおすすめします。
