海外の展示会に出展する費用にも使えるのか——結論は「使えません」。この助成金が対象にするのは国内(鹿児島県内を除く)で開催される、海外バイヤーが参加するBtoB商談会・展示会への出展経費です。海外開催の展示会への出展費用は対象外という、名前だけでは分かりにくい線引きがあります。かごしま産業支援センターが実施する「がんばる企業の新製品等販路拡大助勢事業」は、この出展経費を3分の2以内、上限50万円で助成します。
がんばる企業の新製品等販路拡大助勢事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | がんばる企業の新製品等販路拡大助勢事業(令和8年度) |
| 対象業種 | 業種指定なし(海外展開を視野に入れた事業を行う中小企業者) |
| 利用目的 | 国内開催の海外バイヤー参加型BtoB商談会・展示会への出展 |
| 対象地域 | 鹿児島県内に主たる事業所を有する中小企業者 |
| 従業員数 | 中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者(業種ごとに資本金または従業員数のどちらか一方の基準を満たす事業者) |
| 補助上限額 | 50万円以内 |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 申請受付 | 令和8年4月22日(水)〜7月31日(金)17時(受付終了。令和8年度分は採択者を決定済み) |
| 公式サイト | 公益財団法人かごしま産業支援センター「令和8年度がんばる企業の新製品等販路拡大助勢事業」 |

2026年8月1日時点、令和8年度の受付(4月22日〜7月31日)は終了し、採択者もすでに決定しています。この助成金は毎年度実施されているため、令和9年度以降の募集は次年度あらためて公式ページで確認してください。
対象になる/ならないの線引き
- 対象になる:国内(鹿児島県内を除く)で開催され、概ね100社以上が出展し、海外バイヤーの参加が明記された商談会・展示会への出展経費
- 対象にならない:海外で開催される展示会への出展、鹿児島県内で開催される展示会、出展社数や海外バイヤー参加の条件を満たさない小規模な商談会
「海外展開を視野に入れた助成金」という名前から海外出展費用を想像しがちですが、実際に助成の対象になるのは国内で開催され、海外バイヤーが来場する場への出展です。ジェトロが主催・共催・後援する展示会や、パンフレット等に海外バイヤーの参加が明記されている展示会が代表例です。
よく誤解されるポイント:対象は「新製品」に限らない場合がある
事業名に「新製品等」とあるため、新商品でなければ対象外と誤解されがちです。しかし対象経費の要件は展示会の性質(国内開催・海外バイヤー参加・100社以上出展)に置かれており、出展する商品そのものが必ずしも「新製品」である必要があるかは公式ページだけでは判別できません。既存商品の海外展開を検討している場合も、対象になる可能性があるため事前に相談することをおすすめします。
よくある質問
事業を実施できる期限はいつまでですか?
交付決定日から令和9年2月末日までとされています。
どんな展示会でも対象になりますか?
なりません。概ね100社以上が出展し、海外バイヤーの参加がジェトロの関与やパンフレット等で明記されている商談会・展示会に限られます。
次回の募集はいつ始まりますか?
公式ページには次年度の募集時期は明記されていません。この助成金は毎年度実施されているため、次年度は例年4月頃を目安にかごしま産業支援センターの公式ページを確認することをおすすめします。
