出産した病院で赤ちゃんの聴覚検査を受けたら、会計は自費だった。里帰りで東京の外に出た人には、起こりうる場面です。
北区は、そうした自費の検査に対して、赤ちゃん1人につき上限3,000円を助成します。申請できるのは、受診した日に母親の住民登録が北区にある人で、期限は赤ちゃんの1歳の誕生日の前日までです。
北区 新生児聴覚検査助成金の要点まとめ
正式名:新生児聴覚検査助成金
だれが
- 申請者
- 個人(赤ちゃんの保護者)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 新生児聴覚検査の費用助成
- 対象地域
- 東京都北区
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 上限3,000円(赤ちゃん1人につき1回のみ)
- 補助率
- 10/10(実費が3,000円未満なら実費額)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 通年(対象児の1歳の誕生日の前日まで)
使えるのは、どんな検査を受けたとき?
北区が助成するのは、東京都内の契約医療機関で受診票を使える場合とは別の道です。受診票を使えず、自費で払った検査が対象になります。
次の5つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 5
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 海外の医療機関で受けた
- ✕ 初回検査ではなく再検査だった
- ✕ 赤ちゃんが1歳の誕生日の前日を過ぎた
契約医療機関とは、北区が新生児聴覚検査の実施を契約している医療機関のことです。東京都外の医療機関は、これに入らない例として公式ページに挙がっています。自分が受けた病院が契約先かどうかは、保健サービス係(03-3908-7050)に確かめられます。
いくら戻ってくる?
助成額は、赤ちゃん1人につき3,000円で、1回のみです。実費が3,000円に届かないときは、実費額が助成されます。
- 実費が5,000円だった:上限の3,000円(2,000円は自己負担)
- 実費が2,500円だった:2,500円(実費の全額)
- 双子で、それぞれ別に受けた:3,000円 × 2人 = 6,000円(実費が3,000円以上のとき)
出産費用の中に検査料が含まれていて、検査だけの金額が見えにくい場合があります。そのときは、領収書と診療明細書で内訳を確かめます。
申請の流れは、いつ・どこで・何を出す?
- 領収書と診療明細書を保管する(保護者→受診した医療機関。検査料が分かるものを)
- 申請書兼請求書を記入する(保護者→北区役所の窓口か、区の公式サイトの用紙。書き損じは書き直し)
- 書類をそろえて窓口に出すか、郵送する(保護者→北区役所。赤ちゃんの1歳の誕生日の前日まで)
- 交付決定通知書を受け取る(北区→保護者。申請から2か月以内に自宅へ届く)
- 口座に振り込まれる(北区→保護者。通知書の送付後2〜3週間。完了の通知は来ない)
申請書兼請求書は、訂正印を使った訂正ができません。書き損じたら、新しい用紙に書き直します。振込が済んだかどうかは、通帳に記帳して確かめます。
必要な書類
準備できた 0 / 7
以上は窓口に持っていく書類です。受診結果記入書は、対象の赤ちゃんが2人以上のときは、コピーするか窓口でもらって記入します。検査の結果が「リファー」(再検査が必要という結果)になったときは、出生通知票でその旨を知らせます。口座は旧姓のものだと振り込めません。
郵送のときは、申請書兼請求書、母子手帳の表紙の写し(出産後は赤ちゃんの氏名と生年月日を書く)、受診結果記入書、母子手帳18ページの新生児聴覚検査記録の写しか産院の結果用紙、領収書と診療明細書の写し、未使用の受診票を送ります。区は、差出と配達が記録される簡易書留か特定記録郵便を勧めています。
受け取れなくなるのは、どんなとき?
- 期限を過ぎた:赤ちゃんの1歳の誕生日の前日を過ぎると、どんな理由でも申請できません。
- 受診日に北区の住民ではなかった:受診した日に母親の住民登録が北区にないと、申請できません。
- 窓口に出す領収書がコピーだけ:窓口の申請は、領収書・診療明細書の原本を求めています。郵送の申請は写しで出せます。
- 偽りの申請をした:不正な手段で受け取ったときは、支給の取消しと返還を求められることがあります。
よくある質問
里帰り出産で東京都外の病院で受けた検査も対象ですか?
対象になります。この助成は、里帰り出産などで契約医療機関以外の国内の医療機関で自費の新生児聴覚検査を受け、受診票を使えなかった人のための仕組みです。受診した日に母親の住民登録が北区にあること、生後50日に達する日までの初回検査であること、保健指導票の交付を受けていないことが条件です。海外の医療機関での受診は対象外です。
いくら助成されますか?
赤ちゃん1人につき3,000円で、1回のみです。実費が3,000円より低いときは、実費の額が助成されます。たとえば検査に5,000円かかったなら、助成は3,000円で、残りの2,000円は自己負担です。検査料が出産費用に含まれている場合は、領収書と診療明細書で金額を確かめられるようにしておくと、申請がスムーズです。
申請はいつまでにすればいいですか?
赤ちゃんの1歳の誕生日の前日までです。公式ページは、1年を経過した場合はいかなる理由でも申請できないと注意しています。受付の開始日や、年度ごとの締切は公式ページに書かれていません。領収書などがそろい次第、早めに窓口へ出すのが安全です。窓口は北区役所の申請窓口で、問い合わせは保健サービス係が受けています。
検査料が出産費用に含まれているときはどうなりますか?
公式ページは、検査費用が母の出産費用に含まれる場合があると注意しています。その場合も、必要書類として領収書と診療明細書を出します。窓口では原本、郵送では写しです。区の郵送案内は、検査料が母の退院時の領収書に含まれていることが多いと書いています。検査料の内訳が明細書で分からないときの扱いは、公式ページに書かれていません。申請の前に保健サービス係(03-3908-7050)へ確かめてください。
受診票を使って受けた検査でも申請できますか?
申請できません。この助成の対象は、契約医療機関以外の国内医療機関で受け、受診票を使えなかった検査です。対象の条件には「契約医療機関以外の国内医療機関で受診していること」があり、契約医療機関で受診票を使った検査は、この条件に合いません。申請のときは、使わなかった受診票を持参します。受診票を一部だけ使った場合など、迷うときは窓口に確かめてください。
海外で受けた検査は対象になりますか?
対象になりません。公式ページは、助成の対象を国内の医療機関で受けた検査に限り、海外での受診は対象外だとはっきり書いています。国内であっても、契約医療機関で受けた検査は別の扱いです。対象になるのは、東京都外の医療機関など、契約医療機関以外の国内の医療機関で自費で受けた、生後50日に達する日までの初回検査です。
北区から転出したあとでも申請できますか?
転出後でも申請できる場合があります。要件は、受診した日に母親の住民登録が北区にあることです。逆に、受診日に北区の住民でなかった人は申請できません。北区から転出して窓口に来られない人には、申請書類を郵送してもらえます。保健サービス係(03-3908-7050)に連絡して、用紙の送付を頼んでください。郵送での申請もできます。期限は赤ちゃんの1歳の誕生日の前日までです。
検査の結果が「リファー」だったときはどうしますか?
公式ページは、結果が「リファー」になった場合は、出生通知票でお知らせくださいと案内しています。リファーとは、再検査が必要という結果のことです。申請には、新生児聴覚検査の受診結果がわかる書類が要ります。対象の条件は、生後50日に達する日までに実施する初回検査です。再検査の費用は、この条件に入っていません。再検査を受けた場合の扱いは、窓口に確かめてください。
振込はいつ頃ですか?
申請から2か月以内に、申請書に書いた住所へ交付決定通知書が届きます。そのあと2〜3週間で、請求書に書いた金融機関の口座へ振り込まれます。申請から入金まで、通知までの2か月と、その後の2〜3週間がかかる見込みです。振込完了の通知は発送されないので、通帳に記帳して確かめます。口座は旧姓のままだと振り込めないので、通帳の名義を確かめてから申請してください。
申請書類にはどんなものが要りますか?
窓口には、申請書兼請求書(窓口か区の公式サイトにあります)、母子健康手帳、新生児聴覚検査受診結果記入書(保健バッグに同封)、領収書・診療明細書の原本、未使用の受診票、振込口座のわかるもの、受診結果がわかる書類を持参します。郵送のときは、母子手帳の表紙の写しなどを加え、領収書と診療明細書は写しで送ります。結果が「リファー」のときは、出生通知票で知らせます。
赤ちゃんが2人いるときは、どうなりますか?
助成額は対象の赤ちゃん1人につき3,000円なので、双子なら人数分を申請します。新生児聴覚検査受診結果記入書は、対象の赤ちゃんが2人以上のとき、コピーするか申請窓口でもらって記入します。それぞれの検査料が3,000円に届かないときは、赤ちゃんごとに実費額が助成されます。書類は人数分そろえて窓口へ持参してください。
妊婦健診などの助成も、一緒に申請できますか?
同じ北区の「里帰り出産等妊婦健康診査等助成金」の案内に、新生児聴覚検査も入っています。妊婦健診、産婦健診、1か月児健診の助成も同じ案内にあり、複数を同時に申請するときは、母子手帳の表紙の写しと申請書兼請求書を1部にまとめられます。助成の上限額や条件は健診ごとに違うので、聴覚検査以外は区の「妊娠中・産婦の方へ(里帰り出産等による妊婦健康診査等助成金)」のページで確かめてください。
問い合わせ先はどこですか?
北区 健康部 保健サービス課 保健サービス係です。電話は03-3908-7050で、北区役所第一庁舎1階6番にあります。専用の問い合わせフォームもあります。受診した医療機関が契約医療機関かどうか、検査料が出産費用に含まれるときの扱い、郵送での申請などで迷ったら、申請の前に確かめておくと、書類の出し直しを防げます。
