水稲を1ヘクタール作る農家と夏秋いちごを10アールのハウスで作る農家では、むつ市の支援金は前者が2万円で後者が4万6,000円です。同じ10アールで比べると、単価は2,000円から46,000円まで23倍の開きがあります。
対象は、むつ市内に住むか事業所があり、令和7年度に農業収入があった生産者です。申請は2026年8月3日から2027年1月29日までで、支援額は「10アールあたりの単価 × 栽培面積」で決まります。
むつ市 農業物価高騰対策支援金の要点まとめ
正式名:農業物価高騰対策支援金
だれが
- 申請者
- むつ市内に住むか事業所があり、令和7年度に農業収入がある生産者
- 対象業種
- 農業
- 利用目的
- 種苗等の価格高騰が農業経営に与える影響の緩和
- 対象地域
- 青森県むつ市
- 従業員数
- 公式ページに記載なし(農林畜産課へお問い合わせください)
いくら
- 補助上限額
- 10aあたり単価制(上限額の記載なし)
- 補助率
- 定率ではなく、作物ごとの単価(10aあたり)× 栽培面積
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年8月3日〜2027年1月29日
- 公式サイト
- むつ市「農業物価高騰対策支援金」
まず、自分は対象になる?
次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
次のどちらかに当たると対象外です。
- ✕ 令和7年度に農業収入がない
- ✕ 市内に住所も事業所もない
居住か事業所の有無は、申請した時点で判断されます。個人経営か法人経営かの区別は、公式ページに書かれていません。令和7年度に収入がない新規就農者の扱いも、確認できませんでした。該当しそうなら、申請の前に農林畜産課へ問い合わせることを勧めます。公式ページの6区分に載っていない作物の扱いも、書かれていません。
いくら受け取れる?作物ごとの単価と計算例
単価は10アール(10a)あたりです。作物は6つに分かれます。
| 作物の区分 | 10aあたり | 公式ページが挙げる品目 |
|---|---|---|
| 水稲 | 2,000円 | 水稲、飼料用米等 |
| 畑作 | 1,000円 | 麦、大豆、てん菜、でん粉原料用ばれいしょ、そば、なたね等 |
| 露地野菜 | 4,000円 | だいこん、にんじん、ながいも、はくさい、ねぎ等 |
| 施設野菜(夏秋いちご) | 46,000円 | 夏秋いちご |
| 施設野菜(その他野菜) | 22,000円 | 夏秋トマト、ミニトマト、きゅうり等 |
| 果樹 | 5,000円 | ぶどう、おうとう等 |
面積は10aを1として掛けるので、計算は「単価 × 面積(a)÷ 10」です。合計の1,000円未満は切り捨てます。申請書に書く面積は、小数点第二位未満を切り捨てた値です。
- 水稲を100a(1ヘクタール)作る:2,000円 × 100 ÷ 10 = 2万円
- 夏秋いちごのハウスが20a:46,000円 × 20 ÷ 10 = 9万2,000円
- 果樹(ぶどう)を50a:5,000円 × 50 ÷ 10 = 2万5,000円
- 大豆を8a:1,000円 × 8 ÷ 10 = 800円 → 切り捨てで0円
最後の例のように、小さな面積だけだと合計が1,000円に届かず、支援額が0円になる計算です。複数の作物がある場合は、合計してから切り捨てます。公式ページの例を見ると、次のとおりです。
- 露地のじゃがいも12aと、ハウスの夏秋トマト10.55a:4,800円 + 23,210円 = 28,010円 → 28,000円
ここで夏秋いちごの単価が、ほかの施設野菜の約2倍になる点に注意が要ります。ハウスで夏秋いちごを作っている場合は、区分を取り違えないようにします。
支援額の上限は、公式ページに書かれていません。作物の区分が分からないときは、農林畜産課に連絡するよう案内されています。
申請の流れ
- 作物ごとの栽培面積を整理する(生産者。区分が不明なら農林畜産課へ)
- 添付する書類を集める(生産者。令和7年度の収入と市税の書類を含む)
- 申請書を書く(生産者。様式第1号「令和8年度農業物価高騰対策支援金交付申請書兼請求書」。記載例が公式ページにあります)
- 窓口に出す(生産者→むつ市。本庁舎の農林畜産課か分庁舎の総合課へ、2027年1月29日まで)
申請書は「交付申請書兼請求書」で、申請と請求が1枚にまとまっています。農作物は種類ごとに書き、5種類以上あるときは任意の様式を添えてもかまいません。振込先は申請者名義の口座で、普通か当座かを選びます。交付決定の通知や振り込みの時期は、公式ページに書かれていません。申請書は「令和8年度農業物価高騰対策支援金交付要綱」第4条に基づく様式ですが、その要綱は公式ページに載っていません。
必要な書類
準備できた 0 / 6
公式ページには、添付資料として5つの書類が並んでいます。農業収入の書類は令和7年度分、市税の書類も令和7年度分です。どんな書類が証明になるかは、書かれていません(様式にも、添付する5つの書類の名前が並ぶだけです)。最後の「市長が必要があると認める書類」は、求められたときだけ出します。
受け取れなくなるのはどんなとき?
- 令和7年度の農業収入がない:対象者の条件です。収入があったことを証明する書類が、添付資料の最初に挙がっています。
- 申請期限を過ぎた:受付は2027年1月29日(金)までです。書類集めに時間がかかるので、早めに始める手があります。
- 市税の滞納がある:令和7年度の市税に滞納がないことを証明する書類が、添付資料に入っています。
- 作物の区分を取り違えた:夏秋いちごとほかの施設野菜では、単価が約2倍違います。迷うときは農林畜産課へ確認します。
- 合計が1,000円に届かない:1,000円未満は切り捨てなので、小さな面積だけだと0円になる計算です。
併用・予算・税金について
ほかの補助金との併用と、予算がなくなった時点での受付終了と、支援金が課税対象になるかどうかは、公式ページに書かれていません。確かめたいときは、農林畜産課へ問い合わせます。
よくある質問
いつまで申請できますか?
2026年8月3日(月)から2027年1月29日(金)までです。申請先は本庁舎の農林畜産課か、分庁舎の総合課です。予算がなくなり次第の受付終了といった記載は公式ページにありません。ただし添付書類をそろえるのに時間がかかります。期限の間際ではなく、早めに窓口へ出すほうが安心です。
いくらもらえますか?
作物の区分ごとの単価に栽培面積を掛けて決まります。単価は10aあたり水稲2,000円、畑作1,000円、露地野菜4,000円、夏秋いちご46,000円、その他の施設野菜22,000円、果樹5,000円です。水稲を100a作っていれば2,000円 × 10 = 2万円になります。合計の1,000円未満は切り捨てです。
上限額はありますか?
公式ページには上限額の記載がありません。支援額は「単価 × 栽培面積」で計算し、合計の1,000円未満を切り捨てた額です。経営規模が大きい場合の扱いは、公式ページから読み取れませんでした。大きな面積で作っていて金額が気になるときは、申請の前に農林畜産課へ確かめると確実です。
複数の作物を作っている場合はどう計算しますか?
作物の区分ごとに「単価 × 面積 ÷ 10」を計算して合計し、1,000円未満を切り捨てます。公式ページの例は、露地のじゃがいも12aが4,800円で、ハウスの夏秋トマト10.55aが23,210円です。合計28,010円が28,000円になります。区分ごとに面積を分けて数えておくと、申請書を書きやすくなります。
夏秋いちごの単価はなぜほかの施設野菜と違うのですか?
公式ページでは施設野菜が「夏秋いちご」と「その他野菜」に分かれ、単価は46,000円と22,000円です。違いの理由は書かれていません。その他野菜には夏秋トマトやミニトマト、きゅうりなどが入ります。ハウスで作る作物がどちらの区分に当たるかは、申請書を書く前に確かめておいてください。
自分の作物がどの区分か分かりません。
公式ページに、耕種が不明のときは問い合わせ先へ連絡するよう書かれています。問い合わせ先はむつ市農林水産部の農林畜産課で、電話は0175-22-1111です。農業担当の内線は2621〜2623と2629になります。区分で単価が変わるので、申請書を書く前に確かめると書き直しを防げます。
令和7年度に農業収入がない場合は申請できますか?
対象者の条件は「令和7年度に農業収入がある生産者」で、収入があったことを証明する書類も添付します。新規就農などで令和7年度に収入がなかった場合の扱いは、公式ページに書かれていません。対象になるかどうかは、申請の前に農林畜産課へ確認する必要があります。電話は0175-22-1111です。
個人でも法人でも申請できますか?
公式ページの対象者は「生産者」とだけ書かれ、個人経営か法人経営かの区別は載っていません。条件は申請時点でむつ市内に居住するか事業所を持つことと、令和7年度に農業収入があることです。法人や共同経営で申請するときの名義の書き方は、農林畜産課へ確かめてください。
必要な書類は何ですか?
申請書(様式第1号の交付申請書兼請求書)に5つの添付資料をつけます。令和7年度に農業収入があったことの証明と、農作物の種類および栽培面積の証明です。さらに振込先口座がわかる書類と、令和7年度の市税に滞納がないことの証明、そして市長が必要と認める書類が続きます。どの書類で証明できるかは書かれていません。
申請書はどこで手に入りますか?
むつ市の公式ページに、様式第1号(令和8年度農業物価高騰対策支援金交付申請書兼請求書)とその記載例があります。提出先は本庁舎の農林畜産課か分庁舎の総合課です。郵送やオンラインで出せるかどうかは、公式ページに書かれていません。方法を確かめたいときは農林畜産課に電話で聞くのが早道です。
いつ振り込まれますか?
振り込みの時期は公式ページに書かれていません。確認できるのは、申請書が「交付申請書兼請求書」の形で申請と請求が1枚にまとまっていることだけです。申請の締切は2027年1月29日ですが、入金までの日数は分かりません。資金の準備に関わるので、申請するときに農林畜産課へ尋ねておくと安心です。
水稲に飼料用米は含まれますか?
含まれます。公式ページの水稲の欄に「水稲、飼料用米等」と書かれていて、単価は10aあたり2,000円です。畑作は麦や大豆、てん菜、そば、なたねなどで1,000円になります。水稲と畑作の両方を作っているときは、区分ごとに面積を分けて計算します。
