肥料も、燃料も、上がり続けています。営農のコストが、じわじわ重くなる。
熊本県錦町の「令和8年度資材価格高騰対策支援補助金」は、ここに効く制度です。肥料費・飼料費・農薬衛生費など、農業経営にかかる経費合計額の3%、上限5万円を補助します。国の重点支援地方創生臨時交付金を使った、令和8年度限りの支援策です。
錦町 令和8年度資材価格高騰対策支援補助金の要点まとめ
正式名:錦町 令和8年度資材価格高騰対策支援補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 農業
- 利用目的
- 肥料・飼料・農薬等の資材価格高騰による経営費用の一部支援
- 対象地域
- 熊本県球磨郡錦町
- 従業員数
- 規定なし(個人または法人の農業者)
いくら
- 補助上限額
- 5万円
- 補助率
- 対象経費合計額の3%
いつ・どこへ
- 申請受付
- 〜令和8年10月30日(金)(郵送は消印有効)
- 公式サイト
- https://www.town.kumamoto-nishiki.lg.jp/kiji0031208/index.html

対象になる農業者
対象は、次の条件をすべて満たす個人・法人です。
- 農業申告を行い、営農を継続している
- 町税を滞納していない
- 他の市町村の同様の補助金を受けていない
- 前年度(令和7年度)に実施した先行事業の補助を受けていない
前年度にすでにこの制度の前身にあたる補助を受けた農業者は、対象から外れます。令和8年度分は、令和7年度分の「補完事業」という位置づけです。
対象になる経費
対象経費は、次のとおりです。
- 肥料費
- 飼料費
- 農薬衛生費
- 諸材料費
- 動力光熱費
- 荷造運賃手数料
防除ヘリの利用料や、市場出荷手数料も含まれます。日常的な営農コストを幅広くカバーする設計です。
いくらもらえるか
補助率は、対象経費合計額の3%。上限は5万円です。1,000円未満は切り捨てになります。
上限に届くのは、対象経費の合計が約167万円のとき。それより経費が小さければ、補助額もその分だけ小さくなります。「補助率3%」は数字だけ見ると小さく感じますが、上限5万円まで確実に積み上がる制度です。
いつまでに申請するか
申請期限は、令和8年10月30日(金)まで。郵送の場合は消印有効です。
年度内で終わる支援策なので、令和8年度分の経費が対象になります。この期限を過ぎると、次年度にまた新しい制度が出るかどうかは未定です。
一次産業ならではの確認ポイント
この補助金は、一般の設備投資補助金とは性格が違います。「対象経費が下限に届かない」より、「前年度に同種の補助を受けていないか」の方が見落としやすい落とし穴です。
前年度に別名の資材価格高騰対策を受けた農業者は、令和8年度分と重複しないか、申請前に確認する必要があります。同じ町内の似た補助金を、続けて2回受け取ることはできません。
よくある質問
農業法人でも申請できますか?
できます。個人・法人を問わず、営農を継続していて町税を滞納していなければ対象です。
前年度に補助を受けた場合、令和8年度分も申請できますか?
対象外です。前年度(令和7年度)に実施した先行事業の補助を受けた方は、令和8年度分の対象から除かれます。
対象経費に上限額はありますか?
対象経費そのものに上限の定めはありません。ただし補助額は対象経費合計額の3%、上限5万円までです。
