融資を受けるときに払う外部評価費用やコンサル費用。サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)やポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)を使う中堅・中小企業なら、その半分を東京都が補助します。上限は200万円です。
対象は都内の中堅・中小企業と、連携する金融機関です。融資条件に「サステナビリティ目標の達成」が組み込まれるSLL・PIFは、通常の融資より準備に手間がかかります。その準備コストを軽くする補助金です。

東京都金融機関と連携したサステナビリティ経営促進事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(中堅・中小企業)・金融機関のどちらも |
| 制度名 | 金融機関と連携したサステナビリティ経営促進事業(SLL/PIF) |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)・ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)活用時の費用支援 |
| 対象地域 | 東京都内 |
| 従業員数 | 中堅・中小企業であること(詳細な基準は公式ページに記載なし。お問い合わせください) |
| 補助上限額 | 企業向け200万円/金融機関独自メニュー・金融機関向け支援は各100万円 |
| 補助率 | 対象経費の1/2 |
| 申請受付 | 令和8年7月1日〜令和9年3月1日 |
| 公式サイト | 東京都産業労働局「金融機関と連携したサステナビリティ経営促進事業」 |
何に使える補助金か
対象になる経費は、SLL・PIFを調達する過程で発生する次の費用です。
- SLL・PIFを調達する際の外部評価機関によるレビュー費用
- 融資手数料
- コンサルティング費用
金融機関側にも別枠があります。フレームワークの策定やPIFの実施体制を整える際の外部レビュー費用が対象です。
補助率と上限額
補助率はどのメニューも対象経費の1/2です。上限額はメニューによって分かれます。
| 申請者 | 上限額 |
|---|---|
| 中堅・中小企業(SLL・PIF活用) | 200万円 |
| 金融機関の独自メニュー活用時 | 100万円 |
| 金融機関向け支援(フレームワーク策定等) | 100万円 |
企業側が受けられる上限は200万円です。外部レビュー費用だけでこの額に近づくケースもあるため、見積もりを取った段階で補助額を試算しておくと資金計画が立てやすくなります。
申請のタイミング
申請受付期間は令和8年7月1日から令和9年3月1日までです。申請方法はjGrants(電子申請)または郵送です。
SLL・PIFの調達自体に時間がかかるため、融資の相談を始める段階から、この補助金の活用もあわせて金融機関に伝えておくとスムーズです。
よくある質問
通常の融資でも対象になりますか?
なりません。対象はサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)またはポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)を活用する場合の費用です。通常の融資は対象外です。
金融機関も申請できますか?
できます。金融機関がフレームワーク策定やPIF実施体制の構築で受ける外部レビュー費用は、上限100万円・補助率1/2で対象になります。
中小企業の基準はどこで確認できますか?
公式ページには詳細な基準の記載がありません。対象となる中堅・中小企業の範囲は、東京都産業労働局にお問い合わせください。
