安城市は畜産農家などから買った堆肥の購入費の半分を補助します。ただし上限は堆肥1トンあたり1,000円で買う量が多いほど補助額も増えます。
運搬費と散布費は補助の対象外です。業者の請求書が運搬費込みの一括になっていると補助額を出せません。領収書に堆肥だけの金額と数量が分かる書き方を買う前に頼んでおきましょう。
堆肥利用による土づくり推進事業の要点まとめ
正式名:堆肥利用による土づくり推進事業
だれが
- 申請者
- 農業者・農地所有適格法人・農用地利用改善組合・JA
- 対象業種
- 農業
- 利用目的
- 地力増進のための堆肥購入
- 対象地域
- 愛知県安城市
- 従業員数
- 公式ページに記載なし(農務課へお問い合わせください)
いくら
- 補助上限額
- 購入した堆肥1トンあたり1,000円で積算した金額
- 補助率
- 堆肥購入費(運搬費・散布費を除く)の1/2
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和8年12月末日まで(受付開始日の記載なし)
- 公式サイト
- 安城市「堆肥利用による土づくり推進事業」
うちは対象になる?
次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
申請できるのは、市内にほ場を持つ農業者、農地所有適格法人、農用地利用改善組合、あいち中央農業協同組合です。農用地利用改善組合は地域の農地の使い方を話し合う農家の集まりです。堆肥を一時保管するときは、堆肥置き場で行う決まりです。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 袋売りの畜産堆肥を買った
- ✕ 国・県・市の別の補助と重なる
いくら戻ってくる?
補助額は、次の2つを比べて小さいほうです。
- 堆肥購入費(堆肥のみ)の1/2
- 買った堆肥の量(トン)×1,000円
堆肥1トンの値段が2,000円を超えると、1/2より上限の1,000円が先に効きます。
- 1トン1,500円の堆肥を20トン買う:30,000円 × 1/2 = 15,000円(上限の20,000円に届かない)
- 1トン4,000円の堆肥を20トン買う:80,000円 × 1/2 = 40,000円 → 上限の20,000円
- 1トン2,000円の堆肥を10トン買う:20,000円 × 1/2 = 10,000円(上限の10,000円と同額)
数字は計算の例です。実際の単価は購入先の見積もりで確かめてください。
何に使える?
対象にならないもの
- 運搬費
- 散布費
- 袋売りで買った畜産堆肥
対象になるもの
- 畜産農家や共同堆肥集積場から買う、地力増進が期待できる堆肥の購入費(堆肥のみの金額)
あいち中央農業協同組合が運営する堆肥集積場からの購入も対象の購入先に入ります。一時保管するときは周辺への臭気対策に十分気をつけるよう公式ページに書かれています。
申請の流れ
- 購入先に領収書の書き方を頼む(農家→堆肥の購入先。購入前に)
- 堆肥を買う(農家→畜産農家・堆肥集積場。領収書の日付が1年の起点)
- 買ってから1年以内に、10アール以上のほ場へ投入する(農家)
- 書類をそろえる(農家。実施明細書と同意書は市のページから。投入が済んでいなければ予定年月で書く)
- あいち中央農業協同組合の各支店へ出す(農家→JA。令和8年12月末日まで)
提出先が市役所ではなくJAの支店である点に気をつけてください。実施明細書の散布年月が未定なら予定年月を書いて出し、投入後に年月を入れた明細書を出し直す決まりです。
必要な書類
準備できた 0 / 4
領収書か明細書で、堆肥のみの金額と購入数が分かる必要があります。納付状況資料閲覧同意書は、購入者の市税の納付状況を市が確かめるための書類で申し込む事業の数にかかわらず1人1枚で足ります。実施明細書には、ほ場の地番ごとに農地台帳上の面積と購入量と購入価格を書きます。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 領収書で堆肥のみの金額が分からない:運搬費や散布費が混ざった一括請求だと、補助額を出せません。
- 購入から1年以内に投入しなかった:購入日か領収書の日付から1年を過ぎると、要件を満たしません。
- 袋売りの堆肥を買った:畜産農家などから袋売りで買った畜産堆肥は対象外です。
- ほ場が10アール未満:投入先は10アール以上の市内のほ場です。
- 別の補助と重なる:国・県・市の別の補助事業に当たる場合は対象としません。
- 令和8年12月末日を過ぎた:提出期限は令和8年12月末日です。期限後の扱いは公式ページに記載がありません。
他の安城市の農業補助との関係
安城市には、新規就農者や有機農業などの補助事業がほかに20以上あります。同じ堆肥の購入が国・県・市の別の補助に当たる場合は、この事業の対象外です。どの事業を使うかは、買う前に農務課農政係へ聞いておくと、後から外される心配がありません。
よくある質問
補助上限額はいくらですか?
上限は、購入した堆肥1トンあたり1,000円で積算した金額です。たとえば20トン買えば上限は20,000円になります。実際の補助額は堆肥購入費の1/2とこの上限額を比べて小さいほうになります。堆肥1トンの値段が2,000円を超えると上限が先に効くので見積もりの段階で単価を見ておくと戻る額の見当がつきます。
申請の期限はいつまでですか?
提出期限は令和8年12月末日です。受付開始日は公式ページに記載がありません。堆肥は買ってから1年以内に投入する決まりなので期限の直前に買った場合は散布年月が未定でも予定年月を書いて出せます。投入後に年月を入れた明細書を出し直します。提出先はあいち中央農業協同組合の各支店です。開始日や期限後の扱いが知りたいときは、産業部農務課農政係(電話0566-71-2233)に聞くのが確実です。
誰が申請できますか?
市内にほ場を持つ農業者、市内にほ場を持つ農地所有適格法人、農用地利用改善組合、あいち中央農業協同組合の4者です。農地所有適格法人は農地を所有できる要件を満たした法人のことです。ほ場が市外にしかない農業者は、公式ページの対象者に入っていません。ほ場の場所が分かる資料を手元に置いて農務課に相談しておくと安心です。
運搬費や散布費は補助されますか?
補助されません。対象になるのは、堆肥購入費のうち運搬費と散布費を除いた、堆肥だけの金額です。購入先の請求書が運搬費込みの一括になっていると、堆肥だけの金額が分かりません。公式ページは、領収書か明細書で堆肥のみの金額と購入数が分かるようにすることを求めています。買う前に、金額を分けて書いてもらうよう購入先に頼んでください。
袋売りの堆肥は対象になりますか?
畜産農家などから袋売りで買った畜産堆肥は、補助の対象になりません。対象は、畜産農家や共同堆肥集積場(あいち中央農業協同組合が運営する集積場を含む)から買う、地力増進が期待できる堆肥です。ホームセンターなどで買う袋入りの堆肥が対象かどうかは、公式ページに書かれていません。迷う場合は買う前に農務課農政係へ確かめておくと後から外れる心配がありません。
ほ場の広さに決まりはありますか?
あります。堆肥を入れるのは、市内の10アール以上のほ場です。10アールは1,000平方メートルで、およそ10メートル×100メートルの広さです。10アール未満のほ場にだけ入れる場合は、要件を満たしません。ほ場が複数あるときに合算できるかは、公式ページに記載がありません。数筆に分けて入れる予定なら、農務課農政係に確認してから買うと安心です。
堆肥はいつまでに投入すればいいですか?
堆肥を買った日、または領収書に書かれた日付から1年以内に、ほ場へ投入します。買った堆肥を一時保管するときは、堆肥置き場で行います。周辺への臭気対策も忘れないでください。年度末に買って翌年の作付け前に入れる場合でも、領収書の日付から1年を数えます。買う日と投入の予定日を、先に手帳などに書いておくと数え間違いを防げます。
申請に必要な書類は何ですか?
4種類です。堆肥利用による土づくり推進事業実施明細書、堆肥購入数量が分かる書類、堆肥の領収書の写し、購入者の安城市税に関する納付状況資料閲覧同意書です。実施明細書と同意書は、安城市の案内ページからExcelファイルを取れます。購入数量が分かる書類と領収書は、購入先に頼んで出してもらいます。提出前に、堆肥のみの金額が読み取れるか見直してください。
他の補助金と一緒に使えますか?
同じ堆肥の購入が国・県の補助事業や、市の他の補助事業に当たる場合は、この事業の対象になりません。同じ経費で二重に補助を受けることはできない、という扱いです。安城市には農業向けの補助事業が多いので、買う前にどの事業に当たるかを農務課農政係に聞いてください。別の経費であれば重ならない場合もあるため、まずは窓口で相談するのが確実です。
補助金は税金がかかりますか?
税金の扱いは、公式ページに書かれていません。申告の方法は個人や法人の状況で変わるため、受け取った補助金の扱いは、税務署か税理士に確認してください。受け取った補助金は、堆肥の購入費の一部が戻ったものです。領収書や明細書、補助金の通知は、申告のときのために保管しておきます。
問い合わせ先はどこですか?
安城市産業部農務課農政係(電話0566-71-2233、ファクス0566-76-1112)です。対象になるか、領収書の書き方、書類の記入方法で迷ったときは、買う前に問い合わせておくと出し直しを防げます。書類の提出先は市役所ではなく、あいち中央農業協同組合の各支店です。電話とあわせて、安城市の案内ページで様式の最新版も確かめてください。
