宿泊客からEV充電の設備について問い合わせを受けることが増えた——そんな声から充電設備の導入を検討し始めるホテル・旅館は珍しくありません。千葉県の「観光・宿泊施設等公共用充電設備設置促進補助金」は、こうした観光・宿泊施設向けの充電設備導入を支援する制度です。
補助率は太陽光発電設備の有無で変わります。太陽光発電設備がある場合は1/5・上限100万円、ない場合は1/10・上限50万円と、金額が2倍違います。導入を検討している施設に太陽光発電設備があるかどうかで、資金計画の組み方が変わってきます。
観光・宿泊施設向け充電設備補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(観光・宿泊施設等事業者。法人・個人事業主)・リース事業者 |
| 制度名 | 千葉県観光・宿泊施設等公共用充電設備設置促進補助金(令和8年度) |
| 対象業種 | 宿泊業・観光業(旅行者向けの観光・宿泊施設等を運営する事業者) |
| 利用目的 | 電気自動車用の公共用充電設備の設置 |
| 対象地域 | 千葉県内で旅行者向けの観光・宿泊施設等を管理運営していること |
| 従業員数 | 規定なし(対象業種の事業者であれば規模を問わない。詳細は交付要綱でご確認ください) |
| 補助上限額 | 太陽光発電設備あり:100万円/設備/なし:50万円/設備(蓄電池は太陽光発電設備ありで100万円) |
| 補助率 | 太陽光発電設備あり:1/5/なし:1/10(蓄電池は太陽光発電設備ありで1/5) |
| 申請受付 | 令和8年5月1日〜12月24日 |
| 公式サイト | 千葉県「観光・宿泊施設等公共用充電設備設置促進補助金」 |

太陽光発電設備の有無で補助が2倍変わる
- 太陽光発電設備がある施設: 補助率1/5、上限100万円/設備
- 太陽光発電設備がない施設: 補助率1/10、上限50万円/設備
- 蓄電池(太陽光発電設備がある場合): 補助率1/5、上限100万円
同じ充電設備を導入するにしても、太陽光発電設備をあわせて持っているかどうかで、受け取れる補助額が最大2倍違います。太陽光発電の導入自体を検討している施設であれば、充電設備と同時に進めることで補助率の優遇を受けられるという選択肢があります。
対象になるのは機器購入費のみ
補助対象経費は充電設備の機器購入費(本体・付属品を含む)に限られ、設置工事費や既存設備の撤去費は対象外です。宿泊施設で充電設備を設置する場合、駐車場の電気配線工事など付帯工事が発生することも多いため、工事費は自己負担になるという前提で資金計画を立てておく必要があります。
リース事業者からの申請もできる
観光・宿泊施設等事業者本人だけでなく、その事業者に設備をリースするリース事業者もこの補助金の対象です。設備投資を抑えたい施設は、リースでの導入とセットで検討するという手があります。
受付期間と申請方法
受付期間は令和8年5月1日から12月24日までです。申請はちば電子申請サービス、電子メール、または書類送付で受け付けています。問い合わせ先は環境生活部温暖化対策推進課エコオフィス・次世代自動車推進班(電話043-223-4563)で、他の千葉県の充電設備補助金と同じ窓口です。
よくある質問
太陽光発電設備がない施設でも申請できますか?
できます。太陽光発電設備がない場合でも補助率1/10・上限50万円で申請可能です。太陽光発電設備がある場合と比べて補助率は下がりますが、対象外にはなりません。
民宿やゲストハウスも対象になりますか?
公式ページでは「観光・宿泊施設等事業者」とされており、旅行者向けの施設を運営していれば規模による除外は明記されていません。個別の該当可否は、公式ページの交付要綱や問い合わせ先で確認するという手があります。
充電設備の設置工事費は補助されますか?
対象外です。補助対象経費は機器購入費(本体・付属品)に限られ、工事費・撤去費は含まれません。工事費まで見込んだ資金計画を立てる必要があります。
