電力・ガス・通信・上下水道などの地下埋設物データを一元管理する仕組みづくりに、国が補助金を出す制度です。令和7年度補正デジタルライフライン整備加速事業(地下埋設物等の設備データ整備事業)は、2026年7月3日をもって募集を終了しました。 補助上限は3億円、補助率は対象経費の3分の1以内でした。この記事では制度の内容と、次回公募に備えるための準備を解説します。
デジタルライフライン整備加速事業の要点まとめ
正式名:令和7年度補正 デジタルライフライン整備加速事業(地下埋設物等の設備データ整備事業)
だれが
- 申請者
- 事業者(民間企業・コンソーシアム等)
- 対象業種
- 建設業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業
- 利用目的
- 設備投資をしたい/研究開発・実証に取り組みたい
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 上限3億円
- 補助率
- 補助対象経費の3分の1以内
いつ・どこへ
- 申請受付
- 終了(2026年7月3日締切)

どんな取り組みが対象になるか
この事業は「デジタルライフライン全国総合整備計画」にもとづき、電力・ガス・通信・上下水道といった公益事業者が持つ地下埋設物の設備データを、一元的に管理するインフラ管理DXシステムの開発・導入を支援するものです。
対象になるのは、設備データを整備するためのシステム開発や、データ収集・変換にかかる初期費用です。単独の企業だけでなく、複数事業者によるコンソーシアムでの応募も想定されていました。工事現場での掘削事故を防ぐなど、インフラ管理の効率化につながる取り組みが軸になります。
募集は終了、次回公募の見込みは未定
公募は2026年2月4日から開始され、2026年7月3日の締切をもって終了しました。 経済産業省の公式ページに、次回公募の具体的な予定は本記事執筆時点で明記されていません。
デジタルライフライン全国総合整備計画は複数年度にわたる取り組みとして進められています。同種の補助事業は今後も予算化される可能性があるため、次回公募に備えて準備を進めておくことをおすすめします。
次回公募に向けて今からできること
- 自社の設備データの整備状況を棚卸ししておく:どの範囲のデータがどこまでデジタル化できているかを整理します
- コンソーシアムを組む相手を探しておく:単独よりも複数事業者での取り組みが評価されやすい傾向があります
- 経済産業省・関連省庁の公募情報を定期的に確認する:次回公募が始まったときに動き出しを早くできます
よくある質問
今から申請できますか?
できません。2026年7月3日で募集を終了しています。次回公募が発表され次第、あらためて申請が可能になります。
補助率3分の1とは、具体的にどういう計算になりますか?
対象経費が3,000万円なら、補助額は1,000万円です。上限3億円に達するには、対象経費9億円が必要な計算になります。
次回公募はいつ頃になりますか?
本記事執筆時点で発表はありません。デジタルライフライン全国総合整備計画は複数年度の取り組みのため、今後も同種の公募が行われる可能性があります。公式サイトで最新情報を確認してください。
