フードテックの技術を持っているが、実際にビジネスとして成り立つかを検証する段階で足踏みしている。この実証段階を後押しする制度が「フードテックビジネス実証事業」です。令和5年度二次募集分は2024年8月30日で募集を終了しています。 補助率1/2以内・上限2,000万円の制度でした。
この補助金は農林水産省が実施する「新事業創出・食品産業課題解決調査・実証等事業」の一環で、多様な食の需要への対応や食に関する社会課題の解決、食品産業の国際競争力強化につながる新たなフードテックビジネスの創出を目的としています。
フードテックビジネス実証事業補助金(R5二次募集)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人。フードテックを活用した新規ビジネスを実証する事業者) |
| 制度名 | 令和5年度フードテックビジネス実証事業(二次募集) |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | 創業・第二創業、販路開拓・展示会、まちづくり・地域振興 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 上限2,000万円 |
| 補助率 | 1/2以内 |
| 申請受付 | 終了(2024年8月13日〜8月30日) |
| 公式サイト | 農林水産省「新事業創出(フードテック等)」 |

「ビジネスのフェーズに乗せる」ための実証支援
この事業は、フードテック等を活用した技術を単なる研究開発の段階から、実際のビジネスとして展開できる段階へ引き上げることを狙いとしています。
- 対象になりやすい:代替タンパク質、細胞培養食品、食品ロス削減技術、パーソナライズ栄養、スマート農業と連動した食品加工など、実証段階にある技術
- 対象になりにくい:基礎研究段階の技術(実証というより研究開発が主目的の場合)
「実証事業」という名前が示すとおり、この補助金は研究段階を終えた技術を市場投入に近づけるための資金です。 基礎研究の延長として申請すると、対象範囲から外れる可能性があります。
採択事例には、培養装置の研究開発など具体的な技術実証が含まれており、幅広い技術領域が対象になっていたことがうかがえます。
今から申請できますか?
できません。二次募集分は2024年8月30日で締め切られています。この事業は「新事業創出・食品産業課題解決調査・実証等事業」という枠組みの一部であり、後継の年度分・後継事業が実施される可能性があります。
次回公募に備えてできること
- 実証のフェーズを明確にしておく:基礎研究ではなく、ビジネス化に向けた実証段階であることを事業計画で示せるようにしておきます
- 食に関する社会課題との関連を整理しておく:多様な食の需要対応、食品ロス削減など、政策目的との接点を明確にしておきます
- 農林水産省の新事業創出(フードテック等)ページを定期的に確認する:後継事業の公募開始時期を早めに把握できます
よくある質問
今から申請できますか?
できません。2024年8月30日で締め切られています。後継のフードテック関連補助金は農林水産省のホームページで確認してください。
一次募集と二次募集で条件は違いますか?
中小企業でも申請できますか?
対象になり得ます。
