畑の周りにオオハンゴンソウが広がって、在来の植物が消えていく。川ではウチダザリガニが増え、生態系のバランスが崩れる。こうした被害に気づいた地域の団体が、自主的に駆除活動を始めるケースは少なくありません。ただ、罠や薬剤、廃棄処分にはお金がかかります。福島県は、この防除活動の費用を補助しています。
対象は3種類の特定外来生物(オオハンゴンソウ・ウチダザリガニ・外来カミキリムシ)の防除に取り組む法人・任意団体です。補助額は対象種1種あたり25万円以内。追加募集の受付は令和8年8月3日から9月4日必着です。
福島県特定外来生物防除事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・任意団体) |
| 制度名 | 福島県特定外来生物防除事業費補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(外来生物の防除活動を行う法人・任意団体) |
| 利用目的 | 特定外来生物(オオハンゴンソウ・ウチダザリガニ・外来カミキリムシ)の防除活動 |
| 対象地域 | 福島県内 |
| 従業員数 | 規定なし(団体単位で申請) |
| 補助上限額 | 25万円(対象種1種あたり) |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(福島県自然保護課へお問い合わせください) |
| 申請受付 | 令和8年8月3日〜9月4日(必着)※追加募集 |
| 公式サイト | 福島県「外来生物防除事業費補助金の募集について」 |

対象になる3種類の外来生物
この補助金が対象にしているのは、次の3種類の特定外来生物です。
- オオハンゴンソウ(植物): 農地や河川敷に広がり、在来植物を駆逐する
- ウチダザリガニ(水生生物): 河川・湖沼の生態系に影響を与える
- 外来カミキリムシ(ツヤハダゴマダラカミキリ・サビイロクワカミキリ): 樹木を食害する
対象になるのは、県内でこれらの防除活動に実際に取り組む法人または任意団体です。個人が単独で行う駆除活動は、この補助金の対象になりません。町内会や自然保護団体、NPO法人などが団体として申請する形を想定した制度です。
補助額は「対象種ごと」に25万円以内
補助上限額は、1対象種あたり25万円以内です。オオハンゴンソウとウチダザリガニの両方を同時に防除している団体であれば、それぞれの対象種について申請できる可能性があります。ただし補助率や対象経費の内訳は公式ページに明記がないため、実際にかかる罠・薬剤・廃棄処分費用のどこまでが対象になるかは、事前に自然保護課へ確認しておくと安心です。
「追加募集」という点に注意
この記事の元になった募集は「追加募集」です。当初の募集枠に対して申請が届かなかった、または予算に余裕が生じたために追加で受付を行っている可能性があります。追加募集は当初の募集より条件が厳しくなる、または期間が短くなることがあるため、令和8年9月4日必着という締切を過ぎると、次にいつ募集があるかは分かりません。防除活動を予定している団体は、早めに申請書類の準備を始めることをおすすめします。
よくある質問
個人ボランティアで駆除活動をしていますが対象になりますか?
対象になりません。この補助金は法人または任意団体を対象にしています。個人で活動している場合は、地域の自然保護団体や自治会と連携して団体として申請する形を検討してください。
対象の3種類以外の外来生物の防除でも使えますか?
使えません。対象になるのはオオハンゴンソウ、ウチダザリガニ、外来カミキリムシ(ツヤハダゴマダラカミキリ・サビイロクワカミキリ)の3種類に限られます。それ以外の外来生物の防除については、福島県自然保護課へ他の制度がないか確認することをおすすめします。
補助率は何割ですか?
公式ページに記載なし(福島県自然保護課 野生生物担当へお問い合わせください)。上限額は1対象種あたり25万円以内と明記されていますが、実際の補助率・対象経費の内訳は募集要領で確認する必要があります。
