「うちは1軒だけの農家だから対象外だろう」——そのとおりです。この補助金は、個人ではなく団体を対象にしています。
「『ふくしまプライド。』県産農林水産物販売力強化支援事業補助金」は、県産農林水産物の魅力を伝える販売促進活動やパッケージ作成に取り組む団体を支援する制度です。新規の取組は補助率4/5・上限70万円、2年目以降の継続は3/4・上限60万円と、初年度のほうが手厚くなっています。
ふくしまプライド販売力強化支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(団体・法人等) |
| 制度名 | 「ふくしまプライド。」県産農林水産物販売力強化支援事業補助金 |
| 対象業種 | 農林漁業・商工業(団体単位) |
| 利用目的 | 県産農林水産物の販売促進活動、パッケージ作成等 |
| 対象地域 | 福島県内に主たる事務所を置く団体 |
| 従業員数 | 規定なし(団体の構成員数が要件) |
| 補助上限額 | 新規70万円、継続60万円(GAP認定・GI登録等で30万円の加算あり) |
| 補助率 | 新規4分の5以内、継続4分の3以内 |
| 申請受付 | 第3次募集:令和8年7月27日(月)〜8月21日(金)農林事務所必着 |
| 公式サイト | 福島県「『ふくしまプライド。』県産農林水産物販売力強化支援事業」 |

対象になるのか? 「団体」であることが前提です
対象になるのは、県内に主たる事務所を置く次のいずれかの団体です。
- 農林漁業者の組織する団体(2戸以上が主な構成員)
- 商工業者の組織する団体(中小企業者2戸以上が主な構成員)
- 特定非営利活動法人、事業協同組合、企業組合、一般社団法人 など
1軒(1者)だけの個人事業者・法人は対象になりません。最低でも2戸以上が構成員になっている団体である必要があります。
対象になる/ならないの線引き
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象になる | 2戸以上で構成する農林漁業者団体・商工業者団体、NPO法人、事業協同組合、一般社団法人等 |
| 対象にならない | 単独の農家・事業者(団体を組んでいない場合) |
| 加算対象 | GAP認定やGI(地理的表示)登録等を伴う取組(30万円上乗せ) |
団体に限定されているのは、この事業が個社の売上支援ではなく、産地・品目単位でのブランド力強化を狙っているためです。「ふくしまプライド。」というブランド名の通り、県産品全体の販売促進が目的になっています。
よく誤解されるポイント
「補助率4/5」という高さから、対象経費のほとんどが賄えると思われがちですが、上限額は新規で70万円です。対象経費が87.5万円を超えた分は自己負担になります(4/5=80%なので、87.5万円×80%=70万円が上限に達する分岐点です)。
また、GAP認定やGI登録による加算は、取り組んでいなくても補助自体は受けられます。加算はあくまで上乗せであり、必須条件ではありません。
申請の流れ
第3次募集の期間は令和8年7月27日から8月21日(金)までで、事業者の所在地を管轄する農林事務所への必着です。事業計画承認申請書など必要書類を、管轄の農林事務所に提出します。
よくある質問
個人事業主1人でも申請できますか?
できません。対象は2戸以上で構成する団体、または法人格を持つ団体(NPO法人・事業協同組合等)です。
GAP認定がなくても申請できますか?
できます。GAP認定・GI登録は加算(30万円上乗せ)の条件であり、補助自体の必須要件ではありません。
継続申請だと補助率が下がるのはなぜですか?
公式ページに記載がありません(管轄の農林事務所へお問い合わせください)。初年度の立ち上げ費用を手厚くする設計と考えられます。
