フュージョンエネルギー発電実証推進事業補助金は、核融合(フュージョン)技術による発電実証を支援する経済産業省・資源エネルギー庁の制度です。この記事で扱う令和7年度分は、補助金の執行実務を担う「補助事業者(執行団体)」の公募で、2026年2月27日で終了しました。
この公募で直接申請できるのは、核融合スタートアップ等への助成業務を代行する執行団体(民間団体等)に限られます。核融合技術の開発を行うスタートアップ企業自身は、執行団体の採択後に開始される間接補助事業(二次公募)を通じて支援を受ける仕組みです。
フュージョンエネルギー発電実証推進事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(執行団体となる民間団体等。個々のスタートアップ企業は執行団体経由の間接補助) |
| 制度名 | 令和7年度フュージョンエネルギー発電実証推進事業補助金 |
| 対象業種 | 汎用(執行団体の公募。実際の支援対象は核融合技術開発を行う事業者) |
| 利用目的 | 研究開発・実証(フュージョンエネルギー発電の実証推進) |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(執行団体は日本に拠点を有し、事業を遂行できる組織・人員・資金管理能力を有することが条件) |
| 補助上限額 | 執行団体への交付総額(3年間)。事業規模は国庫債務負担行為を含め600億円程度(うち本補助金は200億円程度)と公表されている |
| 補助率 | 執行団体への補助率は定額(10/10) |
| 申請受付 | 終了(2026年1月26日〜2026年2月27日) |
| 公式サイト | 資源エネルギー庁「フュージョンエネルギー発電実証推進事業補助金 公募」 |

「誰が直接申請できるか」を必ず確認する
この公募は、核融合スタートアップに直接お金が渡る仕組みではありません。まず経済産業省が執行団体(補助金の審査・支払い等の実務を担う民間団体等)を選び、その執行団体が改めて核融合技術開発を行う事業者を対象にした二次公募(間接補助事業)を実施する二段構えです。早見表の交付総額は執行団体が受け取る額であり、個々のスタートアップが受け取る額ではありません。
核融合技術の開発に取り組む事業者は、執行団体の採択後に開始される二次公募のタイミングを見計らう必要があります。経済産業省・資源エネルギー庁の公募ページで、執行団体の採択結果とその後の間接補助事業の公募開始を確認してください。
なぜこの制度があるか
日本政府は2030年代のフュージョンエネルギー発電実証を目指しており、本事業はその中核施策の一つです。核融合発電は実証段階の技術で、スタートアップ企業単独では大規模な実証投資を賄いきれません。国が執行団体を通じて資金を供給する体制を取ることで、開発を加速させる狙いがあります。
今から申請できるか
執行団体の公募は2026年2月27日で終了しています。核融合技術開発を行う事業者は、採択された執行団体が実施する間接補助事業(二次公募)の開始を待つ必要があります。次の動きは経済産業省・資源エネルギー庁の公式ページで確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
執行団体の公募は2026年2月27日で終了しています。核融合技術の開発事業者は、採択された執行団体による間接補助事業(二次公募)の開始情報を確認してください。
核融合スタートアップは直接申請できますか?
できません。この公募は執行団体(補助事業者)を選ぶためのものです。個々の事業者は、執行団体が実施する二次公募を通じて間接的に支援を受けます。
交付総額200億円はどこに使われますか?
執行団体に交付され、執行団体が核融合技術開発を行う事業者への助成業務(審査・支払い等)に充てられます。個々の事業者が直接200億円を受け取るわけではありません。
