この記事で扱う令和2年度の公募は2020年7月22日で終了していますが、原子力産業基盤強化事業補助金という制度自体は、名称を変えずに現在(令和8年度)も継続しています。 過去の実施内容を知っておくと、原子力サプライチェーンを支える補助金の位置づけが理解しやすくなります。
原子力産業基盤強化事業補助金(令和2年度)の要点まとめ
正式名:令和2年度「原子力産業基盤強化事業補助金」
だれが
- 申請者
- 事業者(原子力関連機器・サービスの安全性・信頼性向上に取り組む事業者)
- 対象業種
- 製造業(原子力関連機器・サービスの技術開発を行う事業者)
- 利用目的
- 研究開発・実証(原子力関連製品・機器・サービスの技術水準向上)
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 規定なし(法人単位での申請)
いくら
- 補助上限額
- 公式ページに記載なし(お問い合わせください。※現行の令和8年度制度では上限2億円)
- 補助率
- 公式ページに記載なし(お問い合わせください。※現行の令和8年度制度では2分の1)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 終了(受付締切:2020年7月22日)

なぜこの補助金が毎年度続いているのか
原子力発電所を支える部品・素材・サービスは、専門性の高い少数の事業者に支えられています。その供給網が事業者の撤退や高齢化で細っていくと、既存の原発の安全な運転にも影響しかねません。 この制度が年度を変えながら継続しているのは、サプライチェーンの維持・強化という課題が単年度で解決するものではなく、長期的な取組が必要とされているためだと考えられます。
現行の令和8年度制度では、原子力部素材の供給途絶対策や人材確保・育成が支援対象として明記されており、令和2年度当時から支援の力点が「技術水準の向上」から「供給網の維持」「人材の確保」へと広がってきたとみられます。
よくある質問
令和2年度の公募に今から申請できますか?
できません。2020年7月22日の締切をもって受付を終了しています。ただし制度自体は継続しており、最新年度(令和8年度)の公募が資源エネルギー庁から実施されています。
最新年度の制度はどこで確認できますか?
資源エネルギー庁の公式ページで、最新年度の公募案内が掲載されています。委託先(執行団体)の公募という形で実施されることがあるため、応募方法は年度ごとに確認が必要です。
中小企業でも対象になりますか?
原子力関連機器・サービスの技術水準向上や供給網維持に取り組む事業者であれば、規模を問わず対象になり得ますが、詳細な対象要件は年度ごとの公募要領で確認する必要があります。
