里帰り出産などで八丈島の外にいても、赤ちゃんの定期予防接種の時期は待ってくれません。八丈町は、島外の医療機関で受けた接種の費用を、ワクチンごとの上限額まで払い戻します。
島外で接種するときは、受ける前に福祉健康課保健係へ相談してください。町が医療機関あての予防接種依頼書を出す流れで、作成に1週間ほどかかります。
八丈町 小児定期予防接種 島外接種費用扶助の要点まとめ
正式名:令和8年度 小児定期予防接種 島外接種費用扶助(償還払い制度)
だれが
- 申請者
- 個人(保護者)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 島外の医療機関で受ける小児定期予防接種の費用
- 対象地域
- 東京都八丈町
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 1回7,920円〜31,570円(ワクチンごと・税込)
- 補助率
- 接種費用(ワクチンごとの上限額まで)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年4月〜2027年3月の接種分。請求は接種日から1年以内
「償還払い」とは、費用をいったん自分で全額支払い、あとから払い戻してもらう方式です。「定期予防接種」は、決められた年齢と回数で受ける、町の予防接種のことです。
うちの子は対象になる?
公式ページが挙げる対象は、次の4つです。どれかに当たり、島外での接種が必要と認められれば、対象になる見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
4つ目は「島外での接種が必要と町が認めた場合」です。認めるかどうかは町の判断なので、先に保健係へ事情を伝えてください。
次のどちらかに当たると対象外です。
- ✕ 旅行やレジャーで島外にいる
- ✕ 小児定期接種の対象ではないワクチン
旅行やレジャーでの滞在中の接種は対象外と、公式ページに書かれています。対象のワクチンは「小児定期予防接種の対象であるもの」です。任意接種が含まれるかは、公式ページに書かれていませんでした。
いくらまで戻ってくる?
払い戻しの上限は、ワクチンごとに決まっています。上限は接種1回あたり、税込の金額です。
| ワクチン | 上限額(1回・税込) |
|---|---|
| 五種混合 | 22,550円 |
| 小児用肺炎球菌 | 14,410円 |
| B型肝炎 | 8,690円 |
| ロタ(1価 ロタリックス) | 17,160円 |
| ロタ(5価 ロタテック) | 12,100円 |
| BCG | 12,540円 |
| 麻しん風しん混合 | 13,200円 |
| 水痘 | 11,440円 |
| 日本脳炎 | 10,010円 |
| 二種混合 | 7,920円 |
| 子宮頸がん | 28,490円 |
| 妊婦用RSウイルスワクチン | 31,570円 |
計算の例です。支払額は仮の数字です。
- 水痘を1回受けて、支払いが10,000円:10,000円 × 1回 = 10,000円(上限11,440円の範囲内)
- BCGを1回受けて、支払いが15,000円:15,000円 × 1回 = 15,000円 → 上限の12,540円まで
上限を超えた分は自己負担です。年度をまたいで接種した場合も請求できますが、適用される上限額は申請した年度のものです。
支払額が上限を下回るときは、支払った額が払い戻しの額です。支給申請書(様式第2号)に、決定額は「自己負担額と助成限度額のいずれか低い方の金額」と書かれています。
申請の流れ
事前の相談から請求まで、5段階です。
- 保健係に電話で相談する(保護者→福祉健康課保健係。接種の前に)
- 接種できる医療機関と依頼書の送り先を確かめる(保護者→保健係。相談のとき)
- 費用扶助申請書を出す(保護者→町役場。窓口か郵送。依頼書の作成に1週間ほどかかるので早めに)
- 島外の医療機関で接種する(保護者→医療機関。町から届いた予防接種依頼書を持参)
- 費用扶助費支給申請書を出す(保護者→町役場の窓口。接種日から1年以内)
3の申請書(様式第1号)には、申請理由、島外にいる期間と滞在先の住所、受けるワクチン、接種する医療機関、依頼書の宛先と送付先を書きます。提出後、町は予防接種依頼書を指定の場所へ送ります。接種後は、領収書や医療明細書を必ず保管してください。
必要な書類
準備できた 0 / 6
様式は、町の申請書様式ダウンロードにある「小児定期予防接種 島外接種費用扶助」の項目から入手します。母子手帳は、窓口で予防接種履歴のコピーを取るために使います。支給申請書の必要書類欄には「母子健康手帳の写しまたは予防接種済証」とあり、もう1つが接種費用を支払ったことと金額を確認できる書類です。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 旅行やレジャーでの接種:滞在の目的が旅行やレジャーなら、対象外です。
- 請求が接種日から1年を過ぎた:請求できるのは、接種日から1年間です。
- 上限額を超えた費用:超えた分は払い戻されません。自己負担になります。
- 相談せずに受けた接種:事前相談なしの接種が対象になるかは、公式ページに書かれていません。受ける前に問い合わせてください。
よくある質問
八丈町民なら誰でも使えますか?
使えるのは、やむを得ない理由で島外の医療機関で定期予防接種を受ける人です。公式ページは、里帰り出産など一定期間島外に住む人、長期に入院・入所している人、病気で島内での接種が難しい人を挙げています。ほかの理由でも、町が必要と認めれば対象になる場合があります。島内で受けられる接種は対象に入らないので、島外で受ける理由を先に保健係へ伝えてください。
旅行先で受けた接種は対象になりますか?
対象になりません。公式ページに、旅行やレジャーなどでの滞在は対象外と書かれています。島外で受ければ何でも払い戻されるわけではなく、島外に住んだり入院したりして、やむを得ず島外で受ける場合に限られます。旅行の予定に合わせて接種を前倒しにするような場合も、扱いは公式ページに書かれていません。迷うときは、受ける前に保健係へ確かめてください。
令和8年度はいつの接種が対象ですか?
令和8年4月1日から令和9年3月31日までの接種が対象です。年度をまたいで接種した場合も請求はできます。ただし、適用される上限額は申請した年度のものです。接種した年度と申請する年度が違うときは、申請する年度の金額が上限になります。支給申請書にも「助成額は申請年度の金額になります」と書かれているので、年度末ぎりぎりの接種は請求する時期にも気をつけてください。
手続きはどの順番で進めますか?
まず福祉健康課保健係に電話で相談し、接種できる医療機関と依頼書の送り先を確かめます。次に費用扶助申請書を町役場へ窓口か郵送で出すと、町から予防接種依頼書が指定の場所に届きます。医療機関で接種したら、費用扶助費支給申請書を窓口に出して請求します。町から依頼書が届いてからでないと接種に進めないので、予定日の1週間以上前には申請を済ませておくと安心です。
予防接種依頼書はどのくらいで届きますか?
依頼文の作成に、1週間ほどかかります。これは公式ページに書かれている目安で、郵送にかかる日数は含まれているのか分かりません。島外の接種日が決まっているときは、日程から逆算して余裕を持って申請してください。届き先は、島外の滞在先や医療機関など、相談のときに確かめた場所になります。
払い戻しの上限額はいくらですか?
ワクチンごとに、接種1回あたり税込の金額が決まっています。たとえば五種混合は22,550円、BCGは12,540円、二種混合は7,920円です。表のなかで最も高いのは妊婦用RSウイルスワクチンの31,570円で、次が子宮頸がんの28,490円です。全部の金額は、この記事の上限額の表で確かめられます。
上限額を超えた費用はどうなりますか?
超えた分は払い戻されず、自己負担になります。たとえば上限が12,540円のBCGに15,000円かかった場合、払い戻しの上限は12,540円です。差額の2,460円は自分で負担します。接種を予定する医療機関の料金を前もって聞いておくと、自己負担がいくらになりそうかを見積もりやすくなります。
請求はいつまでにすればよいですか?
接種日から1年間は請求できます。接種後に領収書や医療明細書を捨ててしまうと、支払った事実と金額を示せなくなるので、請求が済むまで必ず保管してください。窓口には母子手帳、費用を支払ったことと金額が分かる書類、印鑑、保護者の振込先が分かるものを持っていきます。
請求のときは何を持っていけばよいですか?
母子手帳、接種費用を支払ったことと金額が分かる書類、印鑑、保護者の振込先が確認できるものの4つです。母子手帳は、窓口で予防接種履歴のコピーを取るために使います。あわせて、費用扶助費支給申請書の記入が必要です。様式は、町の申請書様式ダウンロードの「小児定期予防接種 島外接種費用扶助」にあります。
申請書はどこで手に入りますか?
八丈町公式サイトの申請書様式ダウンロードに、「小児定期予防接種 島外接種費用扶助」の項目があります。そこに、費用扶助申請書と費用扶助費支給申請書がそろっています。窓口で受け取れるかは公式ページに書かれていませんが、相談の電話で聞けば案内してもらえます。提出は、窓口か郵送です。
問い合わせ先はどこですか?
八丈町 福祉健康課保健係(電話 04996-2-5570)です。公式ページは、制度を使う人は事前に保健係へ相談するよう求めています。対象になるかの判断、依頼書の送り先、上限額の扱いなど、公式ページで分からない点はまとめて電話で聞いておくと、申請後のやり直しを避けられます。役場の開庁時間は8時30分から17時15分で、土日祝と12月29日から1月3日は閉庁です。
島外で受ける予防接種は、すべて払い戻しの対象ですか?
対象は「小児定期予防接種の対象であるもの」です。表には、五種混合、小児用肺炎球菌、B型肝炎、ロタ、BCG、麻しん風しん混合、水痘、日本脳炎、二種混合、子宮頸がん、妊婦用RSウイルスワクチンが並んでいます。表にないワクチンは、上限額が示されていません。受ける予定のワクチンが表にあるかを、先に確かめてください。
