外国人材を雇ったものの、住まい探しや生活サポートで想定外の出費がかさむ——という相談は珍しくありません。飯塚市には、雇用した後の「環境づくり」に使える補助金があります。
飯塚市外国人材受入環境整備事業費補助金は、市内で外国人材を雇用する事業者が、就業環境・生活環境の整備や地域社会との交流に取り組む費用を補助する制度です。補助率は3分の2以内、上限は1事業者あたり15万円です。ただし過去にこの補助金の交付を受けたことがある事業者は対象外という一度きりの制度である点に注意が必要です。
外国人材受入環境整備補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 外国人材受入環境整備事業費補助金 |
| 対象業種 | 指定なし |
| 利用目的 | 外国人材の就業・生活環境の整備、地域社会との共生促進 |
| 対象地域 | 福岡県飯塚市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 15万円 |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 申請受付 | 公式ページに具体的な受付期間の記載なし。年度内に外国人材を雇用中または新規雇用予定であることが条件(詳細は国際政策課へお問い合わせください) |
| 公式サイト | 飯塚市「外国人材受入環境整備事業費補助金」 |

自分の会社は対象になる?
対象になるには、次の条件をすべて満たす必要があります。
- 市内に事務所または事業所を置く事業者
- 市内事業所で外国人材を雇用中、または年度内に新規雇用の予定がある
- 申請年度の2月末日時点で市内在住の外国人材を雇用していること
- 市税を滞納していない、暴力団関係者でないこと
- 市の外国人施策に協力し、「外国人材活躍応援宣言」を行うこと(市が求める多文化共生の取り組みへの協力を宣言する届出です)
- 過去にこの補助金の交付を受けたことがないこと(共催・後援事業を除く)
最後の条件が見落とされがちです。以前この補助金を使ったことがある事業者は、たとえ別の外国人材を新たに雇用しても再度は使えません。
何に使えるお金なのか
対象経費は、次の3つの事業区分に分かれます。
- 就業環境整備事業: 外国人材が働きやすい環境をつくる取り組み
- 生活環境整備事業: 住居など生活面の環境を整える取り組み
- 地域社会共生推進事業: 文化・伝統行事の体験や地域住民との交流
経費の種類としては、謝金・旅費・使用料・委託料・需用費・備品購入費・研修費などが対象です。住まい探しのサポートだけでなく、地域とのつながりをつくる交流イベントの費用にも使えるのが特徴です。
申請から交付決定までの時間
申請後、市税滞納や暴力団員等の該当有無を関係部署に照会するため、交付決定まで2週間程度かかります。年度の終わりに慌てて申請すると、決定が翌年度にずれ込む可能性もあるため、余裕を持ったスケジュールで動くという手があります。
よくある質問
技能実習生の受け入れも対象になりますか?
公式ページには対象となる在留資格が明記されていません。詳細は飯塚市国際政策課へお問い合わせください。
3つの事業区分をすべて実施する必要がありますか?
公式ページの記載からは、いずれか1つの区分だけでも申請できるとみられます。詳細は窓口でご確認ください。
過去に別の外国人材支援制度を利用していても申請できますか?
この補助金自体を過去に受けていなければ申請できます。対象外になるのは、この補助金を過去に受けたことがある場合です。
