海外展開を目指すコンテンツはあるが、現地でのPR・マーケティングにかける予算がない。この壁を下げる制度が、経済産業省の「IP360」に含まれる海外展開支援(プロモーション支援)でした。
この公募は2026年6月19日で締め切られ、現在は申請できません。 対象業種は限定されておらず(汎用)、上限2,000万円という制度でした。ローカライズ支援(翻訳・現地化)とセットで用意されていたメニューの一つです。
IP360海外展開支援(プロモーション支援)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人) |
| 制度名 | コンテンツ産業成長投資支援事業(IP360)海外展開支援(プロモーション支援) |
| 対象業種 | 汎用(コンテンツ製作・権利者事業者) |
| 利用目的 | 販路開拓・展示会、まちづくり・地域振興 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 上限2,000万円 |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(担当窓口へお問い合わせください) |
| 申請受付 | 終了(〜2026年6月19日) |
| 公式サイト | 経済産業省「コンテンツ産業支援メニュー」 |

ローカライズ支援との違い
同じIP360の海外展開支援メニューの中に、「ローカライズ支援」という似た名前の制度があります。両者の役割は分かれています。
- ローカライズ支援:コンテンツを海外市場向けに翻訳・現地化する作業(言語・文化的な調整)が対象
- プロモーション支援:現地化したコンテンツを、実際に海外市場でPR・宣伝・マーケティング活動を通じて広める活動が対象
「作品を現地の言葉に変える」段階がローカライズ、「その作品を現地の人に知ってもらう」段階がプロモーション、という位置づけです。海外展開を計画する事業者は、両方のメニューを組み合わせて申請することも想定されていたと考えられます。
対象になるのは、日本の法律で設立された会社で、自社が著作権を持つ日本発のコンテンツを扱う事業者というのが、IP360全体に共通する条件でした。複数のIPをまとめて海外展開する権利者事業者が、プロモーション費用の一部を受け取れる仕組みです。
今から申請できますか?
2026年6月19日で公募は締め切られており、今から申請することはできません。 これは公式情報にもとづく事実で、GRANTOS側の見落としではありません。
次回公募の実施有無・時期は、本記事の執筆時点で確定していません。経済産業省「コンテンツ産業支援メニュー」ページを定期的に確認するのが確実です。
次回公募に備えてできること
- 展開先の国・地域とプロモーション施策を具体化しておく:現地のイベント出展、SNSマーケティング、インフルエンサー活用など、施策を整理しておきます
- ローカライズ支援との組み合わせを検討しておく:現地化が済んでいないコンテンツは、ローカライズ支援とあわせた計画にしておくと展開がスムーズです
- 著作権の所在を整理しておく:自社が権利者であることを証明できる資料を早めに準備します
- 過去の海外展開実績・現地パートナーとの関係を整理しておく:実績があれば審査で評価されやすい傾向があります
よくある質問
今から申請できますか?
できません。2026年6月19日で公募は締め切られています。次回公募の発表を待つか、IP360の他の支援メニューがまだ募集中でないか確認する方法があります。
ローカライズ支援と同時に申請できますか?
制度の趣旨からは、ローカライズとプロモーションを組み合わせた展開計画のほうが評価されやすい可能性がありますが、同時申請の可否は次回公募要領での確認が必要です。
次回はいつ頃募集されますか?
本記事の執筆時点で、次回の公募時期は確定していません。経済産業省の公式ページで新着情報を確認してください。
