震災から時間が経つほど、商店街のイベントは「余裕がある地域から先に再開する」という空気が生まれがちです。でも、にぎわいを取り戻す動きこそ、被災地の商店街ほど後回しにできません。
石川県の商店街にぎわい創出事業補助金は、能登半島地震の影響を受けた商店街のにぎわい創出の取組を、定額補助(10/10)で支援する制度です。1組織あたり上限100万円・下限30万円、複数組織の連合体なら上限1,200万円です。第8次公募は3段階の締切に分かれ、直近は2026年8月26日締切です。
商店街にぎわい創出補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(商店街等組織) |
| 制度名 | 商店街にぎわい創出事業補助金(令和6年能登半島地震関連) |
| 対象業種 | 商業(商店街振興組合・事業協同組合・任意団体等) |
| 利用目的 | 販路開拓(商店街のにぎわい創出に向けた取組) |
| 対象地域 | 石川県内の商店街等組織(能登6市町以外は過去採択回数により申請回数に制限あり) |
| 従業員数 | 規定なし(組織単位で申請) |
| 補助上限額 | 1組織あたり上限100万円・下限30万円(連合体組織は上限1,200万円) |
| 補助率 | 定額補助(全額支給)(上限額未満に限る) |
| 申請受付 | 第8次公募 1次締切2026年4月20日・2次締切6月19日・3次締切8月26日 |
| 公式サイト | 石川県「商店街にぎわい創出事業補助金について」 |

「定額補助」という珍しい仕組み
多くの補助金は「対象経費の◯分の◯」という補助率で計算しますが、この制度は違います。認められた事業費がそのまま補助額になる定額補助(10/10)で、自己負担が発生しません。
その代わり、1組織あたり上限100万円・下限30万円という枠があります。30万円未満の小規模な取組は対象にならず、逆に100万円を超える事業費をかけても補助されるのは100万円までです。複数の商店街組織が連携する連合体で申請すれば、上限は1,200万円まで広がります。
能登6市町とそれ以外で、申請できる回数が違う
対象地域は石川県内の商店街等組織全体ですが、能登6市町(七尾市・輪島市・珠洲市・志賀町・穴水町・能登町)以外の組織は、過去の採択回数に応じて申請回数が制限される点に注意が必要です。
震災の直接的な被害を受けた能登6市町の商店街を優先的に支援する制度設計になっているため、それ以外の地域の商店街が計画している場合は、自分の組織が何回目の申請にあたるかを事前に確認しておくという手があります。
3段階の締切から、動けるタイミングを選べる
第8次公募は1つの公募期間の中で、締切が3段階に分かれています。
- 1次締切: 2026年4月20日(金)
- 2次締切: 2026年6月19日(金)
- 3次締切: 2026年8月26日(水)
イベントの企画がまだ固まっていない組織でも、直近の3次締切に向けて準備を進めるという選び方ができます。締切ごとに採択の可否が決まるため、早い締切で見送られても、次の締切で再チャレンジできる仕組みです。
よくある質問
民間事業者だけでも申請できますか?
単独では申請できません。商店街等組織、またはその組織と民間事業者との連携体が対象です。
アーケードや街路灯の修繕にも使えますか?
にぎわい創出の取組が主目的の補助金です。アーケード等の本格的な復旧は、別途「商店街災害復旧事業補助金」(補助率3/4)の対象になります。
申請窓口はどこですか?
石川県商工労働部経営支援課です(電話076-225-1521)。募集要領は公式ページからダウンロードできます。
