「自社1社だけで申請できる補助金だろう」と考えて調べ始めると、思わぬところでつまずきます。この事業の申請者は事業協同組合・商工組合・商店街振興組合などの組合組織に限定されており、個人事業主や1社単独の中小企業は申請できません。
取引力強化推進事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(組合組織:事業協同組合・商工組合・商店街振興組合・協業組合等) |
| 制度名 | 取引力強化推進事業(第2回公募) |
| 対象業種 | 指定なし(組合の構成員要件を満たすこと) |
| 利用目的 | 共同事業活性化・受注促進・ブランド構築・取引条件改善等 |
| 対象地域 | 岩手県内 |
| 従業員数 | 規定なし(商店街振興組合は構成員の2分の1以上が小規模事業者等の要件あり) |
| 補助上限額 | 30万円(下限額10万円) |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 申請受付 | 令和8年6月29日〜8月19日 |
| 公式サイト | 岩手県中小企業団体中央会「取引力強化推進事業 第2回公募」 |

対象になる/ならないの線引き
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象になる | 事業協同組合、商工組合、商店街振興組合(構成員の2分の1以上が小規模事業者) |
| 対象になる | 事業協同小組合・企業組合、協業組合(従業員5人以下または組合員の4分の3以上が小規模事業者) |
| 対象になる | 一定の中小企業者要件を満たす連合会・一般社団法人 |
| 対象にならない | 組合を組んでいない個人事業主・1社単独の中小企業 |
なぜ組合限定なのか。この事業は個々の企業ではなく「組合による共同の取組」を後押しする趣旨で作られています。1社で受注拡大やブランド構築に取り組みたい場合は、別の個社向け補助金を検討する必要があります。
よく誤解されるポイント
補助上限額が「30万円」と聞くと小さく感じますが、補助率は3分の2以内と比較的高く設定されています。 つまり対象経費45万円の取組であれば、ほぼ上限いっぱいの30万円が補助される計算です。下限額10万円も設定されているため、対象経費がおおむね15万円に満たない取組は補助額が下限を下回り申請できません。
よくある質問
個人事業主が集まって組合を新設すれば申請できますか?
組合として正式に組織され、公式ページに示された構成員要件(小規模事業者の割合等)を満たせば対象になります。詳しい設立要件は岩手県中小企業団体中央会連携支援部(019-624-1363)にご確認ください。
対象経費にはどんなものが含まれますか?
「共同事業活性化」「受注促進」「ブランド構築」「取引条件改善」「その他取引力強化」の5区分から選んで申請する仕組みです。
第1回公募を逃した場合、第2回でも同じ条件ですか?
公式ページには第2回公募の条件のみが明記されています。第1回との違いは中央会に確認することをおすすめします。
