コロナ禍で人との接触を減らしながら、それでも売上をどう作るか。この課題に正面から向き合った小規模事業者が使えたのが、持続化補助金の低感染リスク型ビジネス枠でした。この第4回受付締切分は2021年11月10日で終了しています。今から申請することはできませんが、この枠の考え方は現在の持続化補助金にも引き継がれています。
小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>第4回受付締切分の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(小規模事業者・個人事業主) |
| 制度名 | 令和2年度第3次補正予算 小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>第4回受付締切分 |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | 創業・第二創業、安全・防災 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 小規模事業者(商業・サービス業は常時使用従業員5人以下、それ以外は20人以下が目安) |
| 補助上限額 | 100万円 |
| 補助率 | 4分の3 |
| 申請受付 | 2021年9月16日〜11月10日(終了) |
| 公式サイト | jGrants「小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>」 |

「低感染リスク型」が普通の持続化補助金と違った点
通常の持続化補助金(一般型)は補助率2/3・上限50万円が基本ですが、この低感染リスク型ビジネス枠は補助率3/4・上限100万円と、通常枠より手厚い設計になっていました。狙いは明確で、非対面型ビジネスモデルへの転換を後押しすることです。
- オンライン販売システムの構築
- 非接触の決済端末導入
- 換気設備・アクリルパネルなどの感染防止対策(ただし感染防止費は補助額の1/4が上限)
- 新しい生産・提供プロセスへの改修
対象経費のうち感染防止対策費だけを申請することはできず、あくまで非対面化・非接触化に向けた前向きな投資が主軸で、感染防止対策はその一部という位置づけでした。
第4回という「回数」が示す申請のタイミング
この制度は令和2年度第3次補正予算で組まれ、第2回から第6回まで複数回の受付締切が設定されていました。第4回受付締切分は2021年9月16日から11月10日までの受付で、この期間内に申請した事業者が対象になります。回によって採択率や申請件数が変わることもあり、実際に第5回は6,208件の申請に対し4,138件が採択、第6回は11,721件の申請に対し8,040件が採択されています。
今は何を使えばいいのか
低感染リスク型ビジネス枠という名称の公募は現在実施されていません。現在の持続化補助金は「一般型」を基本に、時々の政策課題に応じた特別枠が組まれる形に整理されています。オンライン化・非対面化への投資を検討している場合は、現行の持続化補助金の公募要領で対象経費を確認するという手があります。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。第4回受付締切分は2021年11月10日で受付を終了しています。 現在は低感染リスク型ビジネス枠という名称の公募自体が実施されていません。
感染防止対策の費用だけで申請できますか?
できません。感染防止対策費は補助額全体の1/4が上限で、非対面化・非接触化に向けた前向きな投資が主軸として求められていました。 対策費用のみでの申請は想定されていません。
今、同じような補助金を使うにはどうすればいいですか?
現行の持続化補助金(一般型等)を確認する方法があります。低感染リスク型という名称の枠は無くなりましたが、非対面ビジネスモデルへの投資は現行の持続化補助金でも対象経費に含まれる場合があります。 最新の公募要領で経費区分を確認してください。
