海外で自社商品を模倣されないためには、現地での特許・商標の出願が欠かせません。香川県の中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)第3次募集は、2025年10月24日で募集を終了しました。補助率2分の1、上限300万円です。
対象経費は、外国特許庁への出願手数料、現地代理人・国内代理人費用、翻訳費用。国内での出願にかかる経費は対象外で、あくまで海外への出願にかかる費用に絞られています。
香川県中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)第3次募集の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(香川県内に主たる事業所を有する中小企業者) |
| 制度名 | 令和7年度中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)第3次募集 |
| 対象業種 | 汎用(業種指定なし) |
| 利用目的 | 販路開拓・展示会 |
| 対象地域 | 香川県 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし) |
| 補助上限額 | 300万円(1企業あたり。1出願あたりは特許150万円、実用新案・意匠・商標各60万円、冒認対策商標30万円) |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 2025年9月22日〜10月24日17:00(終了) |
| 公式サイト | Jグランツ「令和7年度中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)第3次募集」 |

上限額は「1企業あたり」と「1出願あたり」の二重構造
この補助金の上限額は2段階で決まります。1企業が1会計年度に受け取れる総額の上限は300万円。そのうえで、1件ごとの出願にかかる上限も別に決まっています。特許出願は150万円、実用新案・意匠・商標登録出願はそれぞれ60万円、冒認対策商標(第三者による不正な商標登録を防ぐための出願)は30万円です。
複数の国・複数の権利で出願する場合、1件あたりの上限に収まっているか、合計が300万円を超えていないかの両方を確認する必要があります。
対象になる事業者の条件
対象は香川県内に主たる事業所を有する中小企業者です。海外出願の前提として、国内出願を基礎とした外国出願であることが求められます。まだ国内で特許・商標の出願をしていない場合は、先にそちらを済ませておく必要があります。
同じ全国共通スキームの海外出願支援事業は、香川県以外にも高知県・茨城県・和歌山県など多くの都道府県で実施されています。自社の主たる事業所がある都道府県の公募要領を確認するのが基本です。
次回公募に備えてやっておくこと
- 国内出願がまだの場合は、先に日本国特許庁への出願を進める
- 現地代理人・翻訳会社の見積を取り、費用の総額を把握しておく
- 香川県または公益財団法人かがわ産業支援財団の公式ページで次回募集を確認する
よくある質問
第3次募集にまだ申請できますか?
できません。2025年10月24日17:00で受付を終了しています。次回募集の有無は、かがわ産業支援財団の公式ページでご確認ください。
国内出願をしていない商標でも申請できますか?
対象経費は「国内出願を基礎とした外国出願」に限られます。国内出願を先に済ませる必要があります。
複数の国に同時出願する場合、上限額はどうなりますか?
1企業あたりの総額上限は300万円です。この範囲内で、1出願ごとの上限額(特許150万円等)を超えないように申請します。
