原材料費や光熱費の値上がりが続くなか、北九州市内の中小企業向けに生産性向上への投資を後押しする助成金があります。物価高騰に立ち向かう中小企業等に対する生産性向上支援助成金です。
一般枠は助成上限100万円、助成率1/2。DX強化枠(100万円上乗せ)はすでに募集を終えていますが、一般枠と中東情勢枠は2026年12月4日まで受付中です。
生産性向上支援助成金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 物価高騰に立ち向かう中小企業等に対する生産性向上支援助成金 |
| 対象業種 | 全業種 |
| 利用目的 | 設備投資・生産性向上(物価高騰への対応) |
| 対象地域 | 北九州市内 |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業・個人事業主(市税滞納がなく、暴力団と関係がないこと) |
| 補助上限額 | 一般枠100万円、中東情勢枠100万円(DX強化枠200万円は募集終了) |
| 補助率 | 対象経費の1/2以内 |
| 申請受付 | 一般枠・中東情勢枠:2026年4月30日〜12月4日(DX強化枠は5月29日で終了) |
| 公式サイト | 北九州市産業学術推進機構「物価高騰に立ち向かう中小企業等に対する生産性向上支援助成金」 |

3つの枠と現在の受付状況
この助成金には3つの枠があります。DX強化枠はすでに募集を終えているため、いま申請できるのは一般枠と中東情勢枠の2つです。
- 一般枠:上限100万円、受付2026年4月30日〜12月4日
- DX強化枠:上限200万円、受付2026年4月30日〜5月29日(募集終了)
- 中東情勢枠:上限100万円、受付2026年7月1日〜12月4日
対象事業者は、中小企業基本法に基づく中小企業・個人事業主で、北九州市内に事業所を持ち、市税の滞納がなく、暴力団との関係がないことが条件です。
対象になる中小企業の定義
中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者が基準です(業種ごとに資本金と従業員数の上限が決まっており、製造業その他は資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業は1億円以下または100人以下、小売業は5,000万円以下または50人以下、サービス業は5,000万円以下または100人以下です。どちらか一方を満たせば該当します)。
具体的にどう使えるか
光熱費の高騰に悩む従業員10人の食品製造業の場合。 省エネ性能の高い冷凍冷蔵設備への更新費用が見積160万円なら、補助率1/2で80万円の補助(上限100万円以内)。電気代の削減効果も同時に見込めます。
原材料費の値上がりに対応したい従業員5人の金属加工業の場合。 歩留まりを改善する新型の切削機械の導入費用が見積220万円なら、補助率1/2で110万円となりますが、一般枠の上限100万円で頭打ちになります。自己負担は120万円です。
申請の注意点
一般枠と中東情勢枠は、いずれも2026年12月4日が締切です。ただし予算に上限があるため、締切前でも受付が終了する可能性があります。DX強化枠が5月29日という早いタイミングで締め切られた実績があることからも、早めの申請をおすすめします。
よくある質問
一般枠と中東情勢枠を両方申請できますか?
公式ページには併願の可否が明記されていません。詳細は北九州産業学術推進機構 中小企業支援センターにご確認ください。
DX強化枠はもう申請できませんか?
受付は2026年5月29日で終了しています。現在申請できるのは一般枠と中東情勢枠です。
個人事業主も対象になりますか?
対象です。中小企業基本法上の中小企業・個人事業主で、北九州市内に事業所があれば申請できます。
