市外から国東市へ移り、市内の医療機関で5年以上働く医療職に、市が支援金を出します。基本は4回で計120万円、国見地域の医療機関なら加算が付いて最大210万円です。ただし3年目の満了前に転出か退職をすると、受け取った分は全額返還になります。
国東市 医療従事者就業移住支援金の要点まとめ
正式名:国東市医療従事者就業移住支援金事業
だれが
- 申請者
- 個人(本人)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請。対象は医師・薬剤師・看護師・准看護師)
- 利用目的
- 市内の医療従事者の確保と、移住・定住の促進
- 対象地域
- 大分県国東市
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 210万円
- 補助率
- 定額支給(補助率の概念なし)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 初回は転入または就業から1年以内
自分は対象になる?
次の7つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 7
対象の4職種は、医師・薬剤師・看護師・准看護師です。実務経験は、資格を使って医療従事者として働いた期間を指します。滞納の確認は、国東市と転入前の市区町村の両方が対象です。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 転勤・出向で一時的に転入する
- ✕ 転入前の市外居住が1年未満
- ✕ 令和7年3月以前に転入した
暴力団や、その関係者でないことも条件に入っています。
いくらもらえる?
支援金は一括ではなく、就業した年ごとに分けて出ます。4年目の支給はありません。
| 就業した年 | 基本額 | 国見地域の加算 |
|---|---|---|
| 1年目 | 40万円 | 30万円 |
| 2年目 | 20万円 | 15万円 |
| 3年目 | 20万円 | 15万円 |
| 5年目 | 40万円 | 30万円 |
| 合計 | 120万円 | 90万円 |
国見地域の加算は、基本額の75%にあたります。支給は就業した期間が12か月を超えたあとです。初年度の40万円は、働き始めて1年たつまで入りません。
- 市内の診療所に5年勤める:40万円 + 20万円 + 20万円 + 40万円 = 120万円
- 国見地域の病院に5年勤める:120万円 + 90万円 = 210万円
- 国見地域の加算(1年目):40万円 × 75% = 30万円 → 1年目は合計70万円
国見地域の加算が付く医療機関は、国見病院・堀田医院・はるかぜ醫院の3か所です。対象の医療機関は、市内の全16か所と決まっています。
申請の流れは?
初回の申請は、市内に転入、または市内の医療機関で就業してから1年以内です。どちらの日から数えるかは公式ページに書かれていません。早い方の日を基準に動くのが安全です。
- 転入と就業の日を確かめる(本人。申請の期限がここから始まる)
- 申請書類をそろえる(本人。様式は市の案内ページ)
- 市民健康課 保健推進係へ出す(本人→国東市。転入または就業から1年以内)
- 就業が12か月を超えたあとに支給される(国東市→本人)
- 2年目以降は、市の案内に従って毎年度、申請と実績報告を出す(本人→国東市)
2年目以降の申請は、市から案内文書が届きます。毎年度の申請と実績報告は、受け取るまで続きます。
必要な書類
準備できた 0 / 7
様式第3号は、国東市以外の医療機関での勤務経験がわかる書類で代えられます。誓約書、身分証の写し、資格証の写し、様式第3号は初回の申請だけに付けます。就業証明書と、滞納がないことを示す証明書は、毎年度の申請書にも添える形です。必要に応じて、追加の書類を求められることがあります。
もらえなくなる・返還になるのはどんなとき?
支援金は、条件を外れると返す決まりです。
- 虚偽の申請などをした:受け取った支援金を全額返します。
- 3年目の満了前に市外へ転出した:全額を返します。数え始めは、支援金の要件を満たした日です。
- 3年目の満了前に対象の職を退いた:全額を返します。退職後6か月以内に医療機関へ再就職すれば返しません。
- 5年目の満了前に転出か退職をした:半額を返します。退職の場合は、6か月以内の再就職なら返しません。
- 初回の申請が1年を過ぎた:初回の申請期限は1年以内です。過ぎたあとの扱いは窓口で確かめてください。
ほかの移住支援と重ねられる?
同じページに、移住応援給付金などの別事業が載っています。県外から来る子育て世帯は20万円、子ども加算は1人10万円、Uターンは10万円などです。県内の子育て世帯は10万円、子ども加算は1人5万円です。
別事業には返還の条件があります。対象は「国東市移住定住総合支援事業」で決まるので、そちらのページで確かめてください。この支援金との併用の可否は、公式ページに書かれていません。窓口に確認をお勧めします。
よくある質問
転職で他の市から国東市へ移った場合も対象になりますか?
対象になる場合があります。市外の医療機関で資格を使って2年以上働いたことと、転入前に連続して1年以上市外に住んでいたことが条件です。令和7年4月以降に転入し、同じ時期以降に市内の医療機関で就業する必要もあります。5年以上住んで働く見込みも要ります。判断が難しいときは、転入の前に市民健康課へ相談してください。
令和7年3月以前に国東市へ転入した人は対象ですか?
対象外です。移住も市内の医療機関での就業も、令和7年4月以降の人が対象です。それ以前に転入していた場合は、のちに職場を変えても、この条件は満たせません。転入日と就業を始めた日が令和7年4月より前か後かは、住民票や雇用契約の日付で確かめられます。迷ったら市民健康課に聞いてください。
新卒の看護師でも申請できますか?
申請できません。市外の医療機関で、資格にもとづく実務経験が2年以上あることが条件だからです。資格を取ったばかりで、実務の経験がない場合は条件を満たしません。2年の実務を市外で積んだあとに、国東市へ移って働く場合は対象になります。勤務経験は、様式第3号か、勤務先の書類で示します。
国見地域の医療機関はどこですか?
国見病院・堀田医院・はるかぜ醫院の3か所です。ここに就業すると、基本額に加算が付きます。加算は1年目30万円、2年目と3年目が各15万円、5年目30万円で、合計90万円です。支援金の対象医療機関は、市内の全16か所です。勤務先がその16か所に入っているかは、公式ページの手引きで確かめられます。
非常勤やパートでも対象になりますか?
雇用の形が条件になっています。医療機関の設置者などと直接の雇用契約を結び、1週間の所定労働時間が20時間以上であることです。有期の契約なら、更新の予定を含めて、初回の申請時から5年未満で終わらないことが、就業証明書(様式第2号)のチェック欄にあります。派遣や、他の会社を通した就業が対象に入るかは、公式ページに書かれていません。働き方が決まる前に、契約の内容を市民健康課へ伝えて確かめておくと安心です。
途中で退職したり転出したりしたら、支援金はどうなりますか?
受け取った額を返すことになります。3年目の満了前に転出するか対象の職を退くと全額、5年目の満了前なら半額です。退職後6か月以内に医療機関へ再就職する場合は、返還になりません。転職の予定があるときは、退職の前に市民健康課へ連絡して、返還の対象になるかを確かめてください。
支援金はいつ振り込まれますか?
就業した期間が12か月を超えたあとに支給されます。1年目の40万円は、働き始めて1年を過ぎてから入る計算です。振込の月日や、申請から入金までの日数は、公式ページと手引きに書かれていません。生活費や引っ越しの費用に充てるつもりなら、最初の1年は入らない前提で資金を考えておくと安全です。
産休・育休や病気で休んだ場合、就業期間はどう数えますか?
連続して1か月以上、業務に従事しなかった期間は、就業期間から除かれます。復帰したあとは、復帰した月の翌月から数え直し、それまでの期間と合算します。月の初日に復帰したときは、その月から数えます。休んだ分だけ、支給の時期が後ろにずれます。休業の予定があれば、事前に市へ伝えておきましょう。
申請するときに世帯員の確認も必要ですか?
必要です。申請者本人だけでなく、世帯員にも、国東市と転入前の市区町村の市区町村民税等の滞納がないことが条件です。完納証明書か、滞納がないことを示す書類を出します。家族がいる場合は、転入前の市区町村の窓口で、早めに書類の発行を頼んでおくと、初回の申請期限に間に合わせやすくなります。
問い合わせ先はどこですか?
国東市役所 市民健康課 保健推進係(電話 0978-72-5189)です。市役所の開庁時間は、月曜日から金曜日の8時30分から17時までです。祝日と年末年始は休みです。転入の時期や就業の形など、自分が対象か迷う点は、転入や就職を決める前に相談しておくと安全です。
