脱炭素経営を始めたい。でも、何から手をつければいいかわからない。
久留米市の脱炭素経営推進事業補助金は、エコアクション21の認証取得、ZEB化の検討、省エネ診断の3メニュー。自社の段階に合うものを選べます。
補助率は1/2〜3/4、上限額は1.7万円〜10万円。共通要件として「久留米市環境共生都市づくり協定」の締結が必須です。申請期限は2027年3月10日(令和9年3月10日)。
ただし予算総額は251千円です。期限前でも、達した時点で受付終了します。
久留米市脱炭素経営推進事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 久留米市脱炭素経営推進事業補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | 環境認証取得・ZEB化検討・省エネ診断 |
| 対象地域 | 福岡県久留米市(市内に事業所を有する事業者) |
| 従業員数 | 規模の明示的な指定なし |
| 補助上限額 | エコアクション21取得10万円/ZEB化サポート6万円/省エネ診断1.7万円 |
| 補助率 | 1/2〜3/4以内(メニューにより異なる) |
| 申請受付 | 令和8年度分:〜2027年3月10日(予算総額251千円に達し次第終了) |
| 公式サイト | https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1050kurashi/2030kankyougomi/3160hojyo/2023-0327-1101-199.html |

3つのメニュー、どれが自社に合うか
段階別に、3つのメニューを整理します。
| メニュー | 想定する取り組み | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|---|
| エコアクション21認証取得促進事業 | 環境省ガイドラインに準拠した環境経営システムの認証を新規取得 | 対象経費の1/2以内 | 10万円 |
| 民間建築物ZEB化サポート事業 | 新築・改修時にZEBプランナーへ相談・計画策定 | 対象経費の3/4以内 | 6万円 |
| 省エネ診断事業 | 国の補助を活用した省エネ診断の自己負担分を補助 | 対象経費の3/4以内 | 1.7万円 |
いずれも、これから取り組み始める企業の「最初の費用」を軽くする制度です。エコアクション21の認証取得は「初めて取得する者」が対象。更新は含まれません。
対象になる事業者と、必須の「協定」
対象になるには、次の要件を満たす必要があります。
- 久留米市内に事業所を有すること
- 久留米市環境共生都市づくり協定を締結していること
- 久留米市税を滞納していないこと
この協定の締結が、実質的な入場条件です。まだ結んでいない場合、公式ページでは「必ず事前にご相談ください」と案内されています。協定の締結には準備期間がかかる可能性があります。補助金を使いたいと思った日に、動き始めてください。

予算はかなり小さい。動くなら早めに
久留米市の公式ページには「期限にかかわらず、交付決定額が予算額(251千円)に達した日で受付を終了いたします」と明記されています(交付決定とは、採択の後に届く「補助金を出します」という正式な通知のことです。この通知より前に発注・契約した費用は対象外になります)。上限10万円のエコアクション21が2件出れば、それだけで枠の8割が埋まる計算です。
認証取得や省エネ診断を検討し始めたら、まず久留米市の窓口へ。予算の残り状況を確認してから動きましょう。

協定の締結タイミングで迷ったら
環境系の認証・宣言を交付要件にする補助金は、久留米市に限りません。認証や協定の締結をいつまでに済ませるか。ここが、似たタイプの補助金で共通の迷いどころです。準備を早く始めるほど、選べる補助金は増えます。
よくある質問
すでにエコアクション21を取得している場合は対象になりますか?
対象外の可能性が高いです。エコアクション21認証取得促進事業は「初めて認証を取得する者」が対象。更新・再取得の扱いは、事前に久留米市環境部へ確認してください。
個人事業主でも対象になりますか?
公式ページには「事業者」という表現が使われていますが、法人・個人の別についての明示的な記載は確認できませんでした。申請前に窓口へ確認するのが確実です。
予算が残っているかは、どこで確認できますか?
公式ページ上でリアルタイムの消化状況が確認できる記載は見当たりませんでした。予算総額が小さい制度のため、検討段階でまず窓口に電話で確認することをおすすめします。
