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【2026年】窓リノベ補助金とは?対象と条件、申請方法を解説

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先進的窓リノベ2026事業でいくら受け取れるかは、窓の性能グレード・窓の大きさ・住宅の建て方の3つで決まります。工事費の何割という補助率ではなく、1か所ごとに金額が決まっている定額制です。上限は1戸あたり100万円、下限は1回の申請あたり合計5万円。この5万円に届かない工事は申請そのものができません。

金額の幅を先に示すと、戸建住宅で内窓を1か所入れる場合は22,000円〜140,000円、外窓ごと交換(カバー工法)なら41,000円〜239,000円です。ガラス交換だけなら5,000円〜78,000円。同じ窓でも、工事の方法を変えるだけで補助額が3倍以上変わります。

いつから申請できるかというと、交付申請の申請開始は2026年3月31日(火)で、期限は遅くとも2026年12月31日(木)です。予約は2026年11月16日(月)まで。ただし予算上限に達すればその時点で終了するため、この日付は「最長でここまで」という意味しかありません。予算の進捗は公式サイトで毎日更新されています。工事そのものも、完了と引渡しを含めて遅くとも2026年12月31日までに終える必要があります(交付申請は完了・引渡しのあとに出すため)。

申請するのは施主本人ではなく、あらかじめ登録された窓リノベ事業者です。契約する会社が登録事業者かどうかは、見積もりを取る前に確かめてください。探し方は後ろの章に書いています。

「窓リノベ」という言葉の意味や、みらいエコ住宅2026事業との選び分けは 窓リノベとは?4つの事業の違い にまとめています。この記事は数字を引くためのページです。

まず窓のサイズ区分を確認する

単価表を読む前に、自分の窓がどのサイズ区分に入るかを決める必要があります。窓とガラスで区分の境目が違うので注意してください。

区分窓(内窓・外窓・ドア)の面積ガラスの面積
特大(G)4.0㎡以上2.0㎡以上
大(L)2.8㎡以上 4.0㎡未満1.4㎡以上 2.0㎡未満
中(M)1.6㎡以上 2.8㎡未満0.8㎡以上 1.4㎡未満
小(S)0.2㎡以上 1.6㎡未満0.1㎡以上 0.8㎡未満
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「特大(G)」は2026年事業で追加された区分です。 事務局の概要資料は、2025年事業からの主な変更点の1つに「特大サイズの追加」を挙げています。4.0㎡以上の大開口の窓には特大の単価が当たるので、リビングの大きな窓がある住宅では、ここで補助額が変わります。

面積の目安として、一般的な引き違いの掃き出し窓(幅1,690mm×高さ1,830mm程度)は約3.1㎡で「大(L)」、腰高窓(幅1,690mm×高さ1,170mm程度)は約2.0㎡で「中(M)」、小窓(幅640mm×高さ970mm程度)は約0.6㎡で「小(S)」になります。正確な面積は製品の型番で決まるので、最終的には施工業者の見積もりで確定します。

内窓設置の補助額

既存の窓の内側に、もう1枚窓を入れる工事です。2026年事業からAグレードが対象外になり、Sグレード以上でないと窓リノベの補助は出ません。 Aグレードの内窓は、みらいエコ住宅2026事業の対象になる場合があります。

戸建住宅・延床面積240㎡以下の非住宅建築物

性能区分特大(G)大(L)中(M)小(S)
P(SS)/熱貫流率1.1以下140,000円89,000円58,000円36,000円
S/熱貫流率1.5以下76,000円52,000円34,000円22,000円
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低層集合住宅・中高層集合住宅・240㎡超の非住宅建築物

性能区分特大(G)大(L)中(M)小(S)
P(SS)/熱貫流率1.1以下152,000円98,000円64,000円40,000円
S/熱貫流率1.5以下83,000円57,000円37,000円24,000円
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熱貫流率(Uw値)は、窓から熱がどれだけ逃げるかを表す数値で、小さいほど断熱性能が高いという意味です。単位はW/(㎡・K)で、1.1以下がP(SS)、1.5以下がSとなります。どの製品がどの区分に当たるかは事務局に登録された型番で決まっているので、施工業者に確認してください。

内窓の対象要件で見落としやすいのが設置位置の制限です。外皮部分にある既存の外窓(ドア)の開口面から、屋内側へ50cm以内に平行に設置するものに限られます。窓から離れた位置に間仕切りのような形で入れても対象になりません。

外窓交換(カバー工法)の補助額

既存のサッシ枠を残したまま、その上から新しい窓枠をかぶせる工法です。内窓より単価が高く設定されています。

戸建住宅・延床面積240㎡以下の非住宅建築物

性能区分特大(G)大(L)中(M)小(S)
P(SS)/1.1以下239,000円188,000円138,000円89,000円
S/1.5以下156,000円124,000円92,000円60,000円
A/1.9以下116,000円88,000円66,000円41,000円
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低層集合住宅(地上3階建て以下)と、延床面積240㎡を超える3階建て以下の非住宅建築物も、上の戸建の表と同じ金額です。内窓やガラス交換と違い、外窓交換(カバー工法)は低層集合住宅でも単価が上がりません。

中高層集合住宅・240㎡超の非住宅建築物(4階以上)

性能区分特大(G)大(L)中(M)小(S)
P(SS)/1.1以下302,000円229,000円156,000円92,000円
S/1.5以下202,000円153,000円104,000円62,000円
A/1.9以下174,000円133,000円92,000円54,000円
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外窓交換は内窓と違ってAグレードも対象です。内窓は既存窓の内側に付け、外窓交換はサッシごと新しくします。どちらが向くかは現地調査で決まるので、見積もりでは両方の金額を出してもらってください。

なお、壁を壊してサッシごと取り替える「はつり工法」も別の単価表で対象になっています。中高層集合住宅の単価も含め、詳細は公式サイトの工事別ページで確認してください。

ガラス交換の補助額

サッシはそのままで、ガラスだけを複層ガラス等に入れ替える工事です。単価は3つの工法の中でいちばん低く設定されています。同じガラスでも、既存のサッシとの組み合わせによって窓の性能区分が変わります(サッシの性能は「木製・樹脂製」>「金属とその他素材との複合」>「金属製」の順です)。

戸建住宅・延床面積240㎡以下の非住宅建築物

性能区分特大(G)大(L)中(M)小(S)
P(SS)/1.1以下78,000円52,000円32,000円11,000円
S/1.5以下53,000円35,000円23,000円7,000円
A/1.9以下41,000円27,000円18,000円5,000円
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低層・中高層集合住宅・240㎡超の非住宅建築物

性能区分特大(G)大(L)中(M)小(S)
P(SS)/1.1以下86,000円57,000円35,000円12,000円
S/1.5以下59,000円39,000円25,000円8,000円
A/1.9以下45,000円30,000円20,000円6,000円
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小さいガラスのAグレードは1枚5,000円です。下限の5万円に届かせるには10枚必要になる計算なので、ガラス交換だけで申請するなら枚数がまとまるかを先に確認してください。この最低金額は工事の費用ではなく補助額の合計に対する条件で、みらいエコ住宅2026事業と分けて申請する場合も、窓リノベ側だけで5万円以上が必要です。

実際にいくらになるか(試算2例)

単価×箇所数の足し算です。具体的な間取りで計算してみます。

例1: 築25年の木造戸建、寒い部屋だけ内窓を入れる

冬にリビングと寝室が冷えるので、内窓(Sグレード)を主要な窓に入れるケースです。

場所窓の種類サイズ区分単価
リビング掃き出し窓大(L)52,000円
リビング腰高窓中(M)34,000円
主寝室腰高窓中(M)34,000円
子供部屋腰高窓中(M)34,000円
洗面所小窓小(S)22,000円
合計5か所176,000円
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内窓5か所なら、補助額は17.6万円です。ここでグレードをP(SS)に上げると、同じ5か所で89,000+58,000×3+36,000=299,000円になります。製品グレードを1段上げるだけで12万円以上増えるので、見積もり時に両方の金額を出してもらう価値があります。

例2: 築40年の戸建、リビングの大開口を外窓ごと交換

古いアルミサッシで結露がひどく、リビングの大きな掃き出し窓2か所をカバー工法で交換し、和室には内窓を足すケースです(南面は間口の広い4.0㎡以上の窓を想定しています)。

場所工事性能サイズ区分単価
リビング南面外窓交換(カバー)S特大(G)156,000円
リビング東面外窓交換(カバー)S大(L)124,000円
和室内窓設置S大(L)52,000円
合計3か所332,000円
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外窓交換は単価が高いので、この例では3か所で30万円を超えます。 上限100万円まではまだ余裕があるので、同じ契約で他の部屋も足すと補助額が伸びます。

なお、この2例はいずれも戸建住宅の単価です。集合住宅では、内窓とガラス交換は低層・中高層とも戸建より高い単価になります。外窓交換(カバー工法)は、低層集合住宅が戸建と同じ単価、中高層集合住宅が高い単価です。

スケジュールと締切

手続き開始終了
工事の着手2025年11月28日(金)以降遅くとも2026年12月31日(木)
工事の完了・引渡し—遅くとも2026年12月31日(木)
事業者登録2026年3月10日(火)〜—
交付申請の予約(リフォーム・戸別)2026年3月31日(火)〜遅くとも2026年11月16日(月)
交付申請(リフォーム・戸別)2026年3月31日(火)〜遅くとも2026年12月31日(木)
交付申請(リフォーム・非住宅)2026年6月30日(火)〜同上
リース利用(非住宅)2026年7月31日(金)〜同上
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各期限は、予算上限に達した場合はその時点までになります。添付書類の登録は2026年4月15日(水)から開始されました。工事の請負契約は、工事着手日以前に結ばれている必要があります。 工事の着手とは、契約した工事のうち最初の工事に取りかかることです。現場調査、採寸、見積もり、足場の設置、資材の搬入は、着手にあたりません。

交付申請は工事の完了・引渡し後に提出します。着工前に申請するタイプの自治体制度とは順序が逆なので、両方使う場合は混同しないでください。

予約を取るかどうか

交付申請の予約は任意です。予約をすると、事務局が審査して承認した補助額が確保され、有効期間は提出から3か月または2026年12月31日のいずれか早いほうまでとなります。承認額は、予約時に申告した額を下回ることがあります。

予約するメリットは、工事期間中に予算が尽きるリスクを避けられることです。工期が長い工事や、着工から完了まで数か月かかる場合は取っておくと安全です。

予約には、次のような決まりがあります。

  • 予約できるのは、契約した工事のうち最初の工事に着手したあとです
  • 提出するのは、工事前の写真(補助対象の窓すべて)と、着手が分かる着工写真などです
  • 予約後に、予約した額を超える額で交付申請することはできません
  • 予約後に工事を追加して申請することはできません(一部の工事の取りやめと、製品の型番の変更はできます)
  • 予約が済んでも、交付申請して交付決定を受けなければ補助金は出ません

着工写真は、工事箇所に元に戻せない変化が確認できるものに限られます。クレセントの調整や一時的に取り外した写真、工具や脚立を置いた写真、資材搬入や足場の写真は着工写真になりません。

予約を取るかどうかは、予算の執行状況を踏まえて窓リノベ事業者の責任で判断する、というのが公式の説明です。施主から事業者に相談することはできます。

申請できるのは誰か(登録事業者の探し方)

交付申請の手続きと補助金の受け取りは、施主ではなく「窓リノベ事業者」が行います。公式ページには「消費者等は、自ら申請できません」と書かれています。窓リノベ事業者は、施工業者などが住宅省エネ支援事業者の登録をしたうえで本事業への参加を申告すると登録される仕組みです。

登録事業者は、公式の「窓リノベ事業者の検索」で探せます。登録のない事業者と契約した工事は補助の対象になりません。 見積もりを依頼する前に、検索で名前が出るかを確認してください。登録は国や事務局が優良な事業者だと認定するものではない、とも公式に注記されています。登録されていることと、工事の質や価格が妥当なことは別の話です。

事業者の公表は任意なので、登録しているのに検索に出ない会社もありえます。その場合は、会社に登録の有無を直接聞くのが早いです。

手続きはすべて、事務局が提供する「住宅省エネポータル」上で事業者が行います。ポータルに入るための統括アカウントと担当者アカウントは、事業者が取得して使うもので、施主がログインして操作する場面は公式ページに書かれていません。

施主が自分で施工する工事(DIY)や、工事請負契約を伴わない工事は、補助の対象になりません。請負契約は、金額の大小にかかわらず結ぶ必要があります。

対象商品の調べ方

補助の対象になるのは、メーカーが登録を申請し、事務局が性能を確かめた製品だけです。工事の中身が同じでも、対象商品でなければ補助は出ません。

公式トップの「補助対象製品の検索」で、製品とメーカーを引けます。見積もりに書かれた型番がここに載っているかを確かめるのが確実です。リクシルの内窓「インプラス」や取替窓「リプラス」のように、メーカーの商品名だけでは補助額が決まりません。どの性能区分に当たるかは、型番ごとの性能証明書で決まります。製品の性能やサイズは、メーカーが発行する性能証明書に記載されます。この性能証明書は、交付申請のときに事業者が提出する書類の1つです。

窓(ガラス)とドアは、みらいエコ住宅2026事業の対象製品を含めて、窓リノベ側のページで募集されています。同じ製品が両方の事業の対象になることがあるため、どちらで申請するかは契約の前に事業者と決めておくと安全です。

玄関ドア・勝手口ドアの交換

ドアも補助の対象です。公式の事業概要は、建物の外皮にある開口部の建具のうち、屋外から施錠できるものをドア、それ以外を窓と区別しています。玄関ドアや勝手口ドアはこちらに入ります。

条件は1つで、ドア交換だけの工事は対象外です。窓の工事と同じ契約で、同時に申請する場合に限って補助されます。やむを得ない理由で契約が分かれたときは、事務局に相談する扱いです。玄関が内廊下に面している集合住宅のドアのように、外気に面していないものも対象になりません。

出窓に内窓を付ける場合

出窓への内窓は、形によって対象になるかが分かれます。事務局の補足資料(2026年2月16日付)では、次のように整理されています。

出窓の形状出窓部分がサッシのみの出窓(腰高窓に多い)躯体が張り出した出窓(掃き出し窓に多い)
角型対象対象
角形(側面に窓あり)対象対象外
三角対象対象外
弓型対象対象外
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どの形でも、開口面から屋内側へ50cm以内に平行に設置しない場合は対象になりません。自宅の出窓がどちらに当たるかは図面がないと判断しにくいので、現地調査のときに事業者へ聞いてください。

アパート・賃貸住宅の場合

賃貸のアパートでも、オーナーが工事の発注者になれば使えます。補助対象者には、住宅を所有して賃貸に供する個人または法人、賃借人、集合住宅の管理組合が入っています。住宅には、賃貸住宅、別荘、シェアハウス、セカンドハウスも含まれると事務局の手引きに書かれています。

建物の区分は、地上3階建て以下の集合住宅が低層集合住宅、4階建て以上が中高層集合住宅です。一般的な2階建てのアパートは低層集合住宅の単価を使います。上限は住宅1戸あたり100万円なので、複数の住戸を同時に改修するときは住戸ごとに数えます。

賃借人が自分で工事を発注する場合に、建物の所有者の承諾をどう取るかは、公式ページに記載がありませんでした。賃貸借契約書と管理会社の指示で確認してください。

他の補助金との併用(東京都など自治体の制度を含む)

同じ窓やドアに、国の別の補助制度を重ねて受けることはできません。みらいエコ住宅2026事業を含む住宅省エネ2026キャンペーンの他の事業は、補助の対象が重複しなければ併用できます。窓が別なら、窓リノベとみらいエコ住宅に分けて申請できます。ただし1つの窓を両方で申請することはできず、重複して申請した場合は交付決定の取り消しや返金になることがあります。

一方、地方公共団体の補助は、国費が充当されているものを除き併用できます。国費のうち、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金のように併用を認めるとされたものが充当された補助は、併用できます。

東京都の場合は、実施機関のクール・ネット東京の「令和8年度 既存住宅における省エネ改修促進事業(高断熱窓・ドア・断熱材・浴槽)」が窓の断熱改修を対象にしています。都内の既存住宅が対象で、高断熱窓は、先進的窓リノベやみらいエコ住宅で補助対象に登録された製品であることが条件です。助成額の合計が5万円以上かどうかは、他の補助金を併給する場合、併給する補助金の額を引く前の額で見る、と書かれています。国の補助との併給を前提にした書き方です。

都の制度は、設備の契約と施工を事前申込の受付後に行うことが条件です(令和8年4月1日から6月30日までに契約した分には、事前申込の受付期限が別に決められています)。窓リノベの工事に着手する前に、都の事前申込を済ませているか確かめてください。都の助成に国費が入っているかどうかは、都のページに書かれていませんでした。受付状況と要件は、クール・ネット東京の案内ページで見てください。

ほかの自治体の制度の有無は、自治体ごとに違います。住んでいる自治体の窓口で、国費が入っている制度かどうかも含めて聞くのが確実です。

申請前に準備する書類と手続き

書類は事業者がポータルにアップロードして提出します。施主が用意するのは、本人確認書類と、場合によっては既存住宅であることを示す書類(建物の登記事項証明書など)です。

施主が関わる必要書類

書類誰が用意するか使う場面
共同事業実施規約事業者と施主が署名予約・交付申請
工事請負契約書(原契約)事業者が提出予約・交付申請
本人確認書類施主予約・交付申請
既存住宅であることが分かる書類(登記事項証明書など)施主(該当するとき)予約・交付申請
性能証明書事業者交付申請
工事前の写真と着工写真事業者予約・交付申請
工事後の写真事業者交付申請
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本人確認書類として認められるのは、住民票、マイナンバーカード、運転免許証、在留カードまたは特別永住者証明書のいずれか1つです(交付申請の手引き)。住民票はマイナンバーが記載されていないものを出します(個票でも世帯票でも構いません)。マイナンバーカードは表面だけを提出し、裏面は出さないでください。在留カードは、在留期限まで90日以上あるものが対象です。氏名が工事請負契約書の発注者と同じで、有効期限内であることが条件です。

既存住宅であることが分かる書類は、戸別申請で補助額が1申請あたり30万円以上のとき、または補助額を問わず集合住宅のときに求められます。建物の不動産登記事項証明書、建築確認の検査済証、固定資産税の納税通知書(課税明細書とあわせて)のいずれか1つで足ります。上の試算例2は合計が332,000円なので、この書類が要る側に入ります。法人の場合は、法人の実在を確認できる書類と、担当者の本人確認書類が要ります。

契約書は、工事の金額に関係なく締結が必要です。契約書や注文書・注文請書の電子契約の扱いは、事務局の補足資料に別にまとまっています。

交付申請の手引きを先に読む

提出書類の細かい条件や記入の注意は、事務局が公開している「交付申請等の要件について(交付申請の手引き)」に載っています。住宅用と非住宅用が別のPDFで、住宅用は2026年10月16日に更新されています。要件は更新で変わることがあるので、事業者に渡された版が最新かを確かめてください。

工事写真と撮影アプリ

工事前の写真を撮り忘れると、補助金は受けられません。 「工事前写真・提出免除依頼書」は本事業では使えず、提出の免除もありません。工事後の写真は、撮り忘れた場合は後日の撮影で対応できます。

写真の撮影には、事務局が提供するスマートフォン用の「工事写真撮影アプリ」があります。操作マニュアルは公式の資料ダウンロードページにあり、補助対象の箇所をすべて撮る点が基本です。写真を提出するのは事業者で、施主の側に提出の義務はありません。ただ、撮り忘れで補助が受けられなくなるのは施主なので、工事前の撮影の日に現場にいられるなら、撮り漏れがないかを一緒に見ておくのを勧めます。

広報用チラシ

公式サイトには、事業者向けの広報用チラシ(戸建住宅版、分譲集合住宅版、賃貸集合住宅版)と省エネ効果説明用チラシが置かれています。施主が申請に使うものではなく、事業者が施主へ説明するときの資料です。

予算消化率と、締切間際の減額リスク

公式サイトのトップページでは、「予算に対する補助金申請額の割合」という形で予算の進捗が毎日午前中に更新されています。交付申請および予約が提出された総額(審査中を含み、却下・取り下げは除く)の概算値です。予算は1,125億円(令和7年度補正予算)です。

問題は、締切間際に申請したときの扱いです。交付申請の要件には次のように書かれています。

予算の執行状況に応じて申請を締め切る場合、交付申請日が当該締め切り日に近い交付申請について、補助額から減じて補助金を支払う場合があります。

つまり、予算が尽きかけている時期に申請すると、満額ではなく減額された補助金しか受け取れないことがある ということです。「締切に間に合ったから満額もらえる」とは限りません。

工事を検討しているなら、年末近くまで引っ張らず、割合の推移を見ながら早めに動くのが安全です。割合の推移は公式サイトのグラフで確認できます。この記事には現在の割合を載せていません。数字は日々動くので、申請を決める日に公式トップで見てください。

2025年事業からの変更点

前身の2025事業を調べていた方は、次の3点が変わっていることに注意してください。

  1. 特大(G)サイズが新設された。 窓は4.0㎡以上、ガラスは2.0㎡以上に新しい区分ができ、大開口の窓の補助額が上がりました
  2. 内窓のAグレードが対象外になった。 2026年事業の内窓はSグレード(Uw1.5以下)以上が必須です。2025年事業の情報で「Aグレードでも出る」と読んでいた方は要注意です
  3. 一部の非住宅建築物が対象に加わった。 建築基準法で第1種・第2種低層住居専用地域に建てられる用途の建物(一部の用途を除く)が対象です。上限は、延床面積240㎡以下が1棟あたり100万円、240㎡超が1棟あたり1,000万円です

なお、先進的窓リノベ2025事業で補助金の交付を受けた窓(ガラス)・ドアは、2026事業の対象になりません。 初代(令和4年度補正予算第2号)と2024事業も同様です。

落ちる要因(相談段階でしか直せないもの)

事務局が2026年2月26日付で出した注意喚起から、交付に至らなかった実例を挙げます。

  • 増築部に設置する外窓・ドア。建築確認申請が必要な10㎡超の増築が対象です。増築に伴って外壁を撤去し、同規模・同数の開口部を新しい外壁に設けた場合も対象外になります
  • 外壁に新たに開口部を設けて設置する外窓・ドア、既存の開口部を広げて設置する外窓
  • 開口部の位置を変更して設置する外窓・ドア
  • 交換前のサッシの数を上回る数のサッシ。既存サッシと同数までが対象です。ただし製品の強度の制約で同じ大きさのものを設置できず、やむを得ず最低限に分割した場合は、設置分が対象になります
  • ドア交換のみの申請。同じ住戸の窓の工事と同一契約で、同時に申請する場合に限られます
  • 過去事業で交付を受けた窓・ドア

既存の外窓1つに対して、3つ以上の内窓を新たに付ける工事も対象外です。既存の外窓のガラス面と同数の内窓を付ける場合などは、3つ以上でも認められます。

増築部、開口部の新設・拡張・位置変更、サッシ数の超過については例外があります。BELS評価書または既存住宅の建設住宅性能評価書を提出し、リフォーム後に断熱等性能等級5を満たすことが確認できる住宅は、該当しても補助対象になります。

また、1つの開口部について、複数の新しいサッシの一部を窓リノベ、一部をみらいエコ住宅2026事業へ申請することはできません。 両事業を通じて、既存サッシと同数までが補助対象です。

受け取ったあとの注意(10年間の財産処分制限と返還)

補助を受けた窓やドアは、補助事業の完了から10年間、事務局の承認なく、補助の目的に反して使用・譲渡・交換・貸付・担保提供・取り壊し・廃棄をしてはいけません。 転居、住宅の解体や改築で窓やドアを撤去・廃棄する場合などは、財産処分にあたる可能性があるので、事前に相談が必要です。事務局の承認を受ける前に処分することはできません。ただし、窓やドアを設置した住宅を、住宅として販売・譲渡・貸付する場合は除かれます。賃貸住宅の入居者が退去・転居する場合も対象外です。

また、補助を受けた、または受けようとした人は、事務局の調査(住宅や事務所への立ち入りを含む)に協力する義務があります。協力を拒むと、交付申請の却下、交付決定の取り消し、交付済みの補助金の返還請求などを受けることがあります。

よくある質問

窓リノベ2026はいくらもらえますか?

1戸あたり上限100万円です。実際の額は、内窓なら1か所22,000円〜152,000円、外窓交換(カバー工法)なら41,000円〜302,000円の単価を、施工した箇所ぶん足した金額になります。1回の申請で合計5万円以上にならないと申請できません。

申請はいつまでですか?

交付申請は遅くとも2026年12月31日(木)まで、予約は2026年11月16日(月)までです。ただし予算上限に達すればその時点で終了します。予算の消化状況は公式サイトで毎日更新されています。

内窓と外窓交換、どちらが補助額は大きいですか?

外窓交換のほうが大きく、戸建で同じ性能・同じサイズなら1.7倍から2.7倍ほどになります。戸建でSグレードの大(L)サイズなら、内窓52,000円に対して外窓交換(カバー工法)は124,000円です。ただし工事費も外窓交換のほうが高いので、自己負担額で比べてください。 詳しくは 二重窓の補助金2026|内窓と外窓交換どちらが得か で比較しています。

マンションでも使えますか?

使えます。内窓とガラス交換は、集合住宅のほうが戸建より単価が高く、内窓Sグレードの大(L)サイズで57,000円(戸建は52,000円)です。外窓交換(カバー工法)は、低層集合住宅(3階建て以下)が戸建と同じ単価、中高層集合住宅(4階建て以上)が高い単価です。窓の工事に管理組合の承認が要るかどうかは、公式ページに記載がありません。マンションの管理規約を先に確認してください。

予約は必ず取るべきですか?

任意です。工期が長い場合や予算の消化が進んでいる時期は取っておくと安全で、有効期間は提出から3か月または2026年12月31日の早いほうまで予算が確保されます。判断は窓リノベ事業者が行いますが、施主から依頼することはできます。

補助金はいつ、どうやって受け取れますか?

施主が直接受け取るのではなく、事務局から窓リノベ事業者に交付され、そこから還元されます。方法は契約時に「工事代金に充当する」か「現金で受け取る」かのどちらかを選び、共同事業実施規約という書面で合意します。事務局から事業者への振込は、交付決定から1〜2か月を予定しています。現金の場合、事業者は補助金の交付から遅くとも2か月以内に還元を完了させる義務があります。事務手数料の有無もこの規約に書かれるので、署名する前に必ず読んでください。

窓リノベ2026の対象になるのは、どんな人と住宅ですか?

窓リノベ事業者と工事請負契約を結び、既存住宅の窓を断熱リフォームする所有者等が対象です。所有者のほか、賃貸に出す個人・法人、賃借人、集合住宅の管理組合も含まれます。住宅は、契約日時点で建築から1年が経過した、または過去に人が居住した家屋です。戸建て、マンション、二世帯住宅を問いません。店舗など住宅以外の用途の部分は対象外です。

窓リノベ2026の条件で、見落としやすいものは何ですか?

1回の申請で補助額が5万円以上になることが条件です。みらいエコ住宅2026事業と分けて申請しても、窓リノベ側だけで5万円以上が必要で、両方の額は合算できません。このほか、既存の窓と同じ数・同じ位置までが対象で、窓の数を増やす工事や開口部の位置を変える工事は対象外です。ドア交換は窓の工事と同一契約で同時に申請する場合に限られます。

窓リノベ2026の申請方法は?自分で手続きできますか?

施主が直接申請することはできません。登録された窓リノベ事業者と工事請負契約を結び、事業者が交付申請を代行します。申請は工事の完了・引渡し後に行い、補助金は事務局から事業者に交付され、契約で決めた方法(工事代金への充当または現金)で施主に還元されます。事業者は公式サイトの検索で探せます。

窓リノベ2026はいつから申請できますか?

交付申請の受付開始は2026年3月31日です。事業者登録は2026年3月10日から始まっています。着工の対象は2025年11月28日以降で、これより前に始めた工事は対象外です。申請を締め切る日は予算の消化によって前倒しになる可能性があるので、期限は遅くとも2026年12月31日までと読んでください。

予算の進捗はどこで確認できますか?

公式トップページに、予算に対する補助金申請額の割合が概算値で毎日午前中に更新されています。交付申請と予約が提出された総額(審査中を含み、却下・取り下げは除く)を予算で割った値です。グラフで推移も見られます。予算上限の100%に達し次第、交付申請の受付が終わります。

登録事業者はどうやって探せばいいですか?

公式サイトの「窓リノベ事業者の検索」で探せます。登録のない事業者との契約は補助の対象になりません。ただし事業者の公表は任意なので、登録していても検索に出ないことがあります。名前が出ない会社は、登録の有無を直接聞いてください。登録は優良な事業者であることの認定ではない点にも注意が要ります。

申請に必要な書類は何ですか?

施主が関わるのは、共同事業実施規約、工事請負契約書、本人確認書類で、補助額が30万円以上の戸別申請や集合住宅では、既存住宅であることが分かる書類(登記事項証明書、検査済証、固定資産税の納税通知書のいずれか)が加わります。性能証明書や工事前後の写真は事業者が用意します。本人確認書類は、住民票、マイナンバーカード(表面のみ)、運転免許証、在留カードのいずれか1つです。細かい条件は交付申請の手引きで確認してください。

補助の対象商品はどう調べますか?

公式サイトの「補助対象製品の検索」で、製品とメーカーを引けます。見積もりに書かれた型番が載っているかを確かめてください。対象商品でない窓やドアを使った工事は、補助が出ません。内窓のAグレードは窓リノベの対象外ですが、みらいエコ住宅2026事業の対象になる場合があります。

玄関ドアや出窓の工事も対象ですか?

玄関ドアなどのドア交換は対象ですが、窓の工事と同じ契約で同時に申請するときに限ります。ドア交換だけの申請はできません。出窓の内窓は形状で分かれ、サッシだけの出窓は角型・角形・三角・弓型のどれも対象です。躯体が張り出した出窓は、角型だけが対象になります。

この補助金について、専門家に相談する

対象になるか、いくら出るか、いつまでに何を用意するか。 申請の可否で迷ったら、補助金を扱う専門家に確認するのが確実です。相談は無料です。

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免責事項: 本記事の内容は2026年11月1日時点で確認できた情報にもとづきます。単価・上限額・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず先進的窓リノベ2026事業の公式ページで最新の内容をご確認ください。予算の進捗は日次で更新されます。予算上限に達した場合、記載の締切より前に受付が終了します。

出典(一次情報)

この記事を書いた人
まっさん。|元経営者
補助金で会社を立て直した元経営者

補助金で会社を立て直した元経営者。資金繰りに悩んだ末に補助金を活用して事業を再建した経験から、中小企業・個人事業主が“本当に使える補助金”とその活かし方を発信しています。掲載内容は公募要領などの一次情報をもとに整理しています。

本記事は情報提供を目的としており、補助金の採択・交付を保証するものではありません。 補助上限額・補助率・締切等の内容は変更される場合があります。申請にあたっては、必ず 公式サイト・最新の公募要領をご確認ください。