肥料や飼料の値上がりを受けて、水俣市は農畜産業者に支援金を出します。計算の土台は、今年の支出ではありません。令和7年分の税務申告に載せた経費です。申告書の経費欄の6区分を足して、その1割が支給額になります。令和7年分の税務申告をしていない人は対象外なので、最初にそこを確かめてください。
水俣市 農畜産物生産資材価格高騰対策支援金の要点まとめ
正式名:水俣市農畜産物生産資材価格高騰対策支援金
だれが
- 申請者
- 農畜産業者(個人・市内に本社のある法人)
- 対象業種
- 農畜産業(自ら農畜産物を生産する者)
- 利用目的
- 生産資材の価格高騰への支援
- 対象地域
- 熊本県水俣市
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 10万円(1交付対象者につき1回限り)
- 補助率
- 対象経費の1/10(10%以内)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年9月28日〜2026年12月18日
うちは対象になる?
次の6つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 6
法人は、住所ではなく本社が水俣市内にあることが条件です。販売金額は、自分で生産した農畜産物の分だけを数えます。仕入れて売った分は入りません。
次のどちらかに当たると対象外です。
- ✕ 仕入れた農畜産物を売っているだけ
- ✕ 暴力団やその関係者と関わりがある
認定新規就農者(就農計画の認定を受けた新規就農者)は、市内に住所があれば、販売金額の条件が要綱に書かれていません。ただし令和7年分の税務申告と市税の納付は全員の条件です。就農1年目で令和7年分の経費がない場合の扱いは、公式ページに記載がありません。農林水産課に先に聞いてください。
いくらもらえる?
計算は、6区分の経費の合計に10%をかけるだけです。千円未満は切り捨てます。上限の10万円に届くのは、経費の合計が100万円以上のときです。
- 野菜農家:肥料・農薬・諸材料の合計60万円 × 10% = 6万円
- 畜産農家:飼料・光熱の合計83万5千円 × 10% = 8万3,500円 → 千円未満を切り捨てて8万3,000円
- 法人の大規模経営:6区分の合計120万円 × 10% = 12万円 → 上限の10万円
経費は消費税相当分を除いた額で数えます。税込みで経費を整理している人は、先に税抜きに直してください。
どの経費が計算に入る?
計算に入らないもの
- 令和7年分の税務申告に載っていない経費
- 下の6区分に当たらない経費
- 消費税相当分
計算に入るもの(令和7年分の税務申告で申告した経費)
- 肥料費
- 飼料費
- 農具費
- 農薬・衛生費
- 諸材料費
- 動力光熱費
この支援金は、新しく買うものに使う補助ではありません。過去の申告額で支給額が決まるので、申請前に買い足しても額は増えません。
申請の流れ
- 令和7年分の申告書を出して、6区分の金額を足す(申請者。法人は直近の事業年度の申告)
- 書類を6点そろえる(申請者。市税の滞納がない証明書は税務課で取る)
- 水俣市役所 農林水産課(3階14番窓口)へ持参する(申請者→農林水産課。2026年12月18日まで)
- 市が書類を審査し、聞き取りをする(水俣市→申請者)
- 交付決定・額の確定の通知を受ける(水俣市→申請者。指定した口座へ支給)
申請書は請求書を兼ねています。実績報告は、申請そのものが報告とみなされるため、別に出す必要はありません。
必要な書類
準備できた 0 / 6
法人の本人確認書類は、定款か登記事項証明書の写しです。法人の申告書は、直近の事業年度の分で、農畜産業の経費がわかる書類を付けます。通帳は申請者本人の名義で、表面と1〜2ページ目の見開きが要ります。市長が必要と認めたときは、追加の書類を求められることがあります。
市税の滞納のない証明書は、市役所2階の税務課で取ります。手数料は300円です。申請者以外の別世帯の人が取りに行くときは、委任状が要ります。申請書と誓約書の用紙は、市の案内ページのほか、農林水産課の窓口、JAあしきた水俣基幹支所、愛林館、葛彩館に置いてあります。
申告書は、控えの原本か対象ページのコピーを窓口に持っていきます。控えをなくしたときは受付してもらえないため、先に八代税務署などで再発行の手続きが要ります。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 期間内に出せなかった:受付は2026年12月18日までです。申請は窓口へ持参する形で、受付は平日の午前9時から午後5時です。
- 予算がなくなった:交付は予算の範囲内で行われます。締切の前でも、予算の状況によって扱いが変わる可能性があります。
- 虚偽や不正があった:虚偽その他不正な行為で受けたと認められると、交付が取り消され、返還を命じられることがあります。
よくある質問
令和7年分の税務申告をしていないと申請できませんか?
申請できません。この支援金は、令和7年分の税務申告をしていて、市税の滞納がないことを条件にしています。支給額も、その申告に載せた経費から計算します。申告をまだ出していない場合は、まず申告を済ませることが先です。申告書の写しは申請書類の一つなので、控えが手元にあるかも確かめておきましょう。
販売金額が50万円に届かない場合は対象外ですか?
原則として対象外です。要綱は、令和7年分の農畜産物の販売金額が50万円以上の人を対象にしています。仕入れて売った分は金額に入りません。例外として、認定新規就農者は市内に住所があれば、この金額の条件が書かれていません。自分が当てはまるか迷うときは、農林水産課に確かめてから準備を進めてください。
法人も申請できますか?
申請できます。水俣市内に本社を置き、自ら農畜産物を生産している法人が対象です。令和8年4月1日に事業を営み、令和7年分の販売金額が50万円以上であることなど、個人と同じ条件が付きます。提出書類は、本人確認書類として定款か登記事項証明書の写しを出し、申告書は直近の事業年度の分を付けます。
経費には消費税も含めて計算しますか?
含めません。対象経費は消費税相当分を除いた額で数えます。税込みで経費をまとめている場合は、税抜きの金額に直してから、肥料費、飼料費、農具費、農薬・衛生費、諸材料費、動力光熱費の6区分を足してください。申告書の経費欄の数字をそのまま使えるかは、帳簿のつけ方で変わります。分からない部分は申請前に窓口へ相談しましょう。
支給額はどう計算しますか?
令和7年分の税務申告で申告した6区分の経費を合計し、10%をかけます。千円未満は切り捨てで、上限は10万円です。たとえば経費が83万5千円なら8万3,500円になり、千円未満を切り捨てて8万3,000円です。経費が100万円以上なら、いずれも上限の10万円になります。1回限りの支給で、予算の範囲内で交付されます。
申請はいつまで、どこへ出しますか?
2026年9月28日から12月18日までの間に、水俣市役所の農林水産課(3階14番窓口)へ出します。必要書類をそろえて持参します。受付は土日祝日を除く平日の午前9時から午後5時です。郵送やオンラインでの申請は案内されていません。窓口に行きにくい人は、事前に電話で相談しておくと安心です。
申請に必要な書類は何ですか?
申請書兼請求書、誓約書兼同意書、本人確認書類の写し、令和7年分の税務申告書等の写し、市税の滞納のない証明書、申請者名義の通帳の写しの6点です。申請書と誓約書は市の案内ページや窓口で入手できます。市税の証明書は税務課で取り、手数料は300円です。そのほか、市長が必要と認める書類を求められることがあります。
家族で複数人が経営に関わっている場合、それぞれ申請できますか?
申請者は原則、経営体の代表者です。税務申告で申告者になっている人を指します。交付は1交付対象者につき1回限りで、振込先も申請者本人名義の口座です。同じ経営体の家族が別々に申請できるかは、公式ページに書かれていません。書類を作る前に、農林水産課へ状況を伝えて確認してください。
農地は水俣市内にあるが、住所が市外の場合は対象ですか?
要綱が示す条件は、水俣市内に住所があること、または市内に本社を置く法人であることです。農地の所在地は条件として書かれていません。住所が市外の個人は、書かれた条件に当てはまらない読み取りになります。ただし個別の事情は公式ページだけでは判断できないため、該当しそうな場合は農林水産課に直接確認してください。
振込はいつごろになりますか?
振込の時期は、公式ページと要綱のどちらにも記載がありません。市は申請書類を審査し、聞き取りなどの調査をしたうえで、交付決定と額の確定を通知します。支給はその後になります。資金繰りの予定に入れるときは、日にちを見込まず、農林水産課に目安を聞いてから決めるのが確実です。
問い合わせ先はどこですか?
水俣市役所の農林水産課農業振興室(3階14番窓口)です。案内チラシに載っている農業振興室の電話は「61-1634」です(市外局番は書かれていません)。市役所の代表電話は0966-63-1111で、開庁時間は平日の午前8時30分から午後5時15分です。対象になるか、経費の数え方、書類の書き方などで迷ったときは、申請の前に問い合わせると出し直しを防げます。申請にあたっての注意事項や記載例は、市の案内ページにも載っています。
