この補助金は、兵庫県の奨学金返済支援制度に、市が上乗せする形でつくられています。県の交付決定を先に受けていないと、市への申請はできません。
県の制度で会社の負担が軽くなり、そこへ市が残りの半分を補助します。従業員1名につき最大3万円です。
南あわじ市 中小企業等奨学金返済支援事業補助金の要点まとめ
正式名:南あわじ市中小企業等奨学金返済支援事業補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(市内に主たる事務所を有する個人・法人)
- 対象業種
- 中小企業、社会福祉法人、医療法人
- 利用目的
- 従業員の奨学金返済支援による人材確保
- 対象地域
- 兵庫県南あわじ市
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 従業員1名につき3万円
- 補助率
- 企業等の実質負担額の1/2(千円未満切り捨て)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 受付期間の記載なし(事業期間は2027年3月31日まで)
うちの会社と従業員は対象?
会社について、次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
独自の制度は、就業規則に入れても、福利厚生として運用しても構いません。方法は自由です。
従業員については、次の2つが条件です。
- 市内に住所があり、実際に住んでいる
- 県制度で交付決定の対象になる人
中小企業向けの県制度では、正社員で就職後5年以内、40歳未満などの要件があると、市のチラシに書かれています。社会福祉法人等向けの要件は、県社会福祉協議会に確かめてください。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 県の交付決定を受けていない
- ✕ 市外に住んでいる従業員の分
- ✕ 独自の制度がなく、返済に関与していない
- ✕ 市の申請から請求書の提出まで年度をまたぐ
対象は企業等です。ここでいう企業等は、市内の中小企業、社会福祉法人、医療法人を指します。業種ごとの中小企業の基準は、公式ページに書かれていません。迷う場合は、ふるさと創生課に確かめてください。
いくら補助される?
会社の実質負担額の1/2です。1名につき3万円までです。実質負担額は、会社が支援した額から、県の補助で戻る分を引いた残りです。
公式ページの例では、5つともに、会社の支援額の半分が県の補助で戻っています。
- 会社が年12万円を支援:実質負担6万円 × 1/2 = 3万円(上限と同じ)
- 会社が年8万円を支援:実質負担4万円 × 1/2 = 2万円
- 会社が年6万円を支援:実質負担3万円 × 1/2 = 1.5万円
- 実質負担が10万円になった場合:10万円 × 1/2 = 5万円 → 上限の3万円
最後の例は、上の計算にならった試算です。上限の3万円に届くのは、実質負担額が6万円以上のときです。
従業員が10名なら、1名ごとに上限があるので、最大30万円になります。
申請の流れ
- 独自の返済支援制度をつくる(会社。就業規則か福利厚生)
- 県の制度に申請して、交付決定を受ける(会社→兵庫県雇用開発協会、または兵庫県社会福祉協議会)
- 市に交付申請を出す(会社→ふるさと創生課。県の書類と一緒に)
- 事業のあとで実績報告を出す(会社→ふるさと創生課)
- 確定通知と請求書が郵送される(市→会社。請求書を書いて出す)
市の申請から請求書の提出までは、同じ年度のうちに済ませる必要があります。県の手続きが終わったら、すみやかに市へ進めてください。
中小企業は兵庫県雇用開発協会(電話078-362-6583)、社会福祉法人等は兵庫県社会福祉協議会(電話078-271-3881)が県制度の窓口です。
必要な書類
交付申請のとき
準備できた 0 / 5
実績報告のとき
| 書類 | どこで手に入るか |
|---|---|
| 実績書(様式第3号) | 市の案内ページ |
| 実施計画・報告書(様式第2号) | 市の案内ページ |
| 県の実績報告書と添付書類 | 県制度の控え |
| 県の確定通知書の写し | 県から届く通知 |
| 未納税額のない証明書 | 役所で発行 |
未納税額のない証明書は、発行日から1か月以内のものが要ります。申請の受付は、ふるさと創生課(市役所本館3階)の窓口で、平日の午前8時30分から午後5時15分です。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 県の交付決定がない:市の補助は県制度の活用が前提です。県への申請を先にしないと、市には出せません。
- 従業員が市外に住んでいる:住所があり、実際に住んでいる人だけが対象です。住民票の写しで確かめられます。
- 会社が支援していない:従業員が自分で返しているだけでは、会社の負担がありません。補助の対象は、会社が出した支援の実質負担額です。
従業員本人向けの制度との併用
市にはもう1つ、従業員本人が申請する「奨学金等返済支援事業補助金」があります。今回の補助金を使っても本人に負担が残るときは、併用できると公式ページに書かれています。
本人向けの制度は、40歳未満で、世帯の1人あたり平均所得が300万円以下などの条件があります。年間返済額の1/2(上限24万円)を、最長5年間補助する内容です。会社の補助金とは申請者も窓口の条件も別なので、従業員にも案内しておくとよいでしょう。
よくある質問
兵庫県の制度とは何ですか?
兵庫県の奨学金返済支援制度のことで、中小企業向けと社会福祉法人等向けの2つがあります。市の補助金は、どちらかの交付決定を受けた企業等が対象です。県の制度の内容や条件は、市の公式ページに詳しく書かれていません。申請先は、中小企業が兵庫県雇用開発協会、社会福祉法人等が兵庫県社会福祉協議会です。県の要件は、それぞれの窓口で確かめてください。
独自の返済支援制度は、どう作ればよいですか?
方法は自由と、市のページに書かれています。就業規則に盛り込む形でも、福利厚生制度として運用する形でも構いません。市に出す書類には、対象従業員に係る奨学金負担軽減制度の実施計画・報告書(様式第2号)があり、制度の内容はここに書きます。記入例が市のページにあるので、先に見ておくと書きやすくなります。
従業員が市外に住んでいたら対象になりますか?
その従業員の分は対象になりません。対象従業員の条件は、市内に住所があり、現に居住していることです。同じ会社で働いていても、住民票が市外の人は含まれません。申請書類には対象従業員の住民票の写しを付けます。引っ越しの予定がある従業員がいるときは、住民票を移す時期を先に確かめましょう。
従業員10名を支援したら、いくら補助されますか?
最大30万円です。上限は従業員1名につき3万円なので、人数分を足し上げます。ただし、全員が3万円になるとは限りません。1名ごとの実質負担額が6万円に届かなければ、その1/2が補助額になります。たとえば実質負担額が4万円の人は2万円です。人数と実質負担額の両方で、合計が決まります。
社会福祉法人や医療法人も申請できますか?
できます。補助対象は、市内の中小企業、社会福祉法人、医療法人で、あわせて企業等と呼ばれています。社会福祉法人等は、県の社会福祉法人等奨学金返済支援制度の交付決定を受ける必要があります。窓口は兵庫県社会福祉協議会です。市内に主たる事務所があること、市税の未納がないことは、どの法人でも共通です。
申請の受付期間はいつまでですか?
公式ページに、受付期間の記載はありません。書かれているのは、事業期間が令和6年度から令和8年度までの3年間で、2027年3月31日までという点です。市の申請から請求書の提出までは同じ年度で行う決まりなので、実際の期限はその年度末です。県への申請を済ませたら、早めにふるさと創生課(電話0799-43-5205)へ相談してください。
従業員本人の補助金と併用できますか?
できます。この補助金を使っても、従業員の負担が残る場合は、奨学金等返済支援事業を併用できると市のページに書かれています。本人向けの制度は、申請期間が6月1日から12月末日までと別に決まっています。条件も会社向けとは違うので、本人向けのページも読んでおくと見落としを防げます。
実質負担額とは何ですか?
会社が従業員の奨学金返済のために支援した額から、県の補助で戻る分を引いた、会社に残る負担のことです。市の補助は、この額の2分の1(千円未満切り捨て)です。公式ページの例では、会社が12万円を支援し、県の補助後の実質負担が6万円となり、市の補助で3万円になっています。自社の数字は、県の確定通知を見て確かめてください。
必要書類はどこに出しますか?
ふるさと創生課の窓口(市役所本館3階)です。交付申請では、交付申請書、実施計画・報告書、県補助金の申請書類、県の交付決定通知書の写し、住民票の写しを出します。実績報告では、実績書や県の確定通知書の写し、未納税額のない証明書も加わります。土日祝日と年末年始は受付していないので、平日に持参してください。
市税に未納があるとどうなりますか?
対象外になります。市税の未納がないことは、補助対象企業等の条件の1つです。実績報告のときには、発行日から1か月以内の未納税額のない証明書も求められます。納め忘れがあるときは、先に納付を済ませてから、申請に進みます。交付申請の前に、納付状況を市の窓口で確かめる方法もあります。
令和9年度以降も続きますか?
公式ページには、記載がありません。書かれているのは、事業期間が令和6年度から令和8年度の3年間という点だけです。令和9年度以降に続くかどうかは分からないため、使う予定があるなら、期間内に県の交付決定を受けて、市に申請するところまで進めておくのが無難です。
