この補助金の申請者は、個人でも会社でもありません。「行政区」という地域単位です。町内会・自治会にあたる組織が、地域ぐるみで有害鳥獣対策に取り組むときに使えます。
南相馬市の「地域活動支援事業」は、行政区が実施する鳥獣被害防止活動の経費を全額補助する制度です。補助率は10分の10、上限額は活動内容によって10万円または20万円です。
地域活動支援事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 地域団体(行政区) |
| 制度名 | 地域活動支援事業(有害鳥獣被害防止総合対策事業) |
| 対象業種 | 指定なし(行政区が申請) |
| 利用目的 | 地域ぐるみの有害鳥獣被害防止活動にかかる経費の補助 |
| 対象地域 | 福島県南相馬市 |
| 従業員数 | 規定なし(行政区が申請) |
| 補助上限額 | 通常10万円(下限1万円)、地域環境診断・環境整備計画作成の場合は20万円 |
| 補助率 | 10分の10(全額) |
| 申請受付 | 公式ページに終了日の記載なし(年度内2回まで。農林水産部農政課へお問い合わせください) |
| 公式サイト | 南相馬市「地域活動支援事業」 |

対象になる活動の具体例
公式ページでは、対象になる活動の例として次のようなものが挙げられています。
- 鳥獣追い払い用の煙火(花火)の購入
- 管理されていない果樹の伐採
- 鳥獣の住み家となる藪の刈り払い
いずれも、個人の農地を守る対策ではなく、地域全体で被害を減らすための活動です。放置された柿の木や藪は鳥獣を呼び寄せる原因になるため、それを地域で片付けること自体が被害防止策として補助の対象になります。
年度内2回まで、活動ごとに申請できる
対象になる活動は、年度内2回まで申請できます。1回目と2回目で異なる活動(たとえば1回目は藪の刈り払い、2回目は煙火の購入)を組み合わせることも考えられます。
上限が20万円に上がる特別なケース
通常の活動は上限10万円・下限1万円ですが、「地域環境診断」と「環境整備計画の作成」を行う場合は、上限が20万円に引き上げられます。 単発の対策ではなく、地域の被害状況を診断したうえで計画的に環境整備を進める場合に、より手厚い補助が用意されている形です。
必要書類
必要な書類は次の2点です。
- 農林水産業振興事業補助金交付申請書
- 見積書等(必要に応じてパンフレットやカタログ)
購入する物品や依頼する作業の見積書が必須になるため、活動を決めてから見積を取り、それから申請書を作成するという順番になります。
よくある質問
個人や農業法人でも申請できますか?
できません。この制度の申請者は市内の行政区に限られます。個人や法人で対策をしたい場合は、電気柵等無償貸与事業など別の制度が対象になります。
補助率は本当に全額ですか?
その通りです。補助率は10分の10で、対象経費の実費がそのまま補助額になります(上限額の範囲内)。
何回でも申請できますか?
年度内2回までです。3回目以降の活動は、対象になりません。
