新規就農して収入が安定するまでには、一定の時間がかかります。売上が読めない期間をどう乗り切るかが、就農初期の最大の課題です。
南相馬市の「新規就農給付金事業」は、その期間の生活基盤を支える制度です。月4万円を最長3年間、給付金として支給します。年間にすると48万円、3年間の累計では144万円になります。
新規就農給付金事業の要点まとめ
正式名:新規就農給付金事業(多様な担い手育成・確保事業補助金)
だれが
- 申請者
- 個人(本人)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 新規就農者の生活基盤支援(給付金)
- 対象地域
- 福島県南相馬市
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 月4万円×最長3年間(累計上限144万円)
- 補助率
- 定額給付(予算の範囲内)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和8年度分は応募多数のため予算額に達し、受付終了(農林水産部農政課へお問い合わせください)
- 公式サイト
- 南相馬市「新規就農給付金事業」

対象年齢は「45歳から65歳未満」
この制度でまず確認したいのは年齢です。対象は市内に住所があり、市内で新規に農業に従事する45歳以上65歳未満の人です。
多くの新規就農支援策は45歳未満を対象にしていますが、この制度は逆に45歳以上を対象にしている点が特徴です。40代後半から50代で農業に転じる人を後押しする設計になっています。
もう一つの条件が、「青年等就農計画」の認定です。これは、就農から経営が安定するまでの経営計画を市に提出し、認定を受ける仕組みのことです。この認定を受けていないと、給付金の対象にはなりません。
いくら受け取れるか、期間で確認する
給付額は月4万円、最長3年間です。単純計算で年間48万円、3年間続けば累計144万円になります。ただし予算の範囲内での給付のため、上限に達すると打ち切られる可能性があります。
令和8年度分は受付終了
公式ページには、令和8年度分はすでに予算額に達し、受付を終了していると明記されています。制度自体は継続する見込みのため、対象年齢に該当する場合は次年度の募集開始時期を確認しておくとよいでしょう。
よくある質問
45歳未満でも申請できますか?
できません。対象は45歳以上65歳未満です。45歳未満の人は、この制度とは別の新規就農支援を確認する必要があります。
青年等就農計画の認定は自分で申請できますか?
申請は可能ですが、経営計画の内容を市が審査したうえで認定します。詳しい書き方や必要書類は農政課へご確認ください。
アルバイトをしながらでも受け取れますか?
公式ページには、兼業や副収入に関する制限は明記されていません。具体的な取り扱いは農政課へお問い合わせください。
令和8年度中に就農予定ですが申請できますか?
新規の受付は予算上限に達したため終了しています。次年度の募集開始時期を農政課に確認しておくことをおすすめします。
