補助率が最も低い区分でも上限300万円。最も高い区分なら上限1000万円。都城市の中山間地域等出店支援事業費補助金は、選ぶ区分によって、補助額が3倍以上変わります。

対象は、志和池・庄内・西岳・中郷・山之口・高城・山田・高崎の8地区です。この中山間地域で出店・改修・解体・新規整備を行う事業者に、事業内容ごとに区分を分けて補助します。申請は令和9年1月29日まで随時受付です。

4つの区分と補助額を数字で見る

対象事業は、次の4区分に分かれます。

区分対象者補助率上限額
空店舗等リノベーション事業空店舗所有者(自ら出店・賃貸のいずれも可)2分の1以内300万円
テナントリノベーション事業新規出店予定の事業者2分の1以内300万円
空店舗等解体事業解体後の敷地で新規出店する事業者3分の2以内1,000万円
商業施設等整備事業新規施設整備を行う事業者2分の1以内1坪30万円・1テナント300万円・1施設1,800万円
横にスクロールできます

解体を伴う出店は、補助率3分の2・上限1,000万円と、他の区分より優遇されています。老朽化した空き店舗を取り壊してから出店するケースを、金額面で後押しする設計です。

リノベーション区分で、いくら戻るか

空店舗等リノベーション事業とテナントリノベーション事業は、どちらも補助率2分の1・上限300万円です。

上限に届くのは、リノベーション工事費600万円のときです。

  • 工事費300万円の場合:補助額150万円(2分の1)、自己負担150万円
  • 工事費600万円の場合:補助額上限の300万円、自己負担300万円
  • 工事費800万円の場合:補助額は上限の300万円のまま、自己負担が500万円に増える

工事費が600万円を超えても、補助額は300万円で頭打ちです。600万円を目安に、工事内容の優先順位を決めるのが現実的です。

解体事業で、いくら戻るか

空店舗等解体事業は補助率3分の2・上限1,000万円です。

上限に届くのは、解体費1,500万円のときです。

  • 解体費500万円の場合:補助額約333万円(3分の2)
  • 解体費900万円の場合:補助額600万円
  • 解体費1,500万円の場合:補助額上限の1,000万円

老朽化した木造店舗の解体は、規模によって数百万円単位でかかります。上限1,000万円は、大規模な解体でも自己負担を大きく圧縮できる水準です。

商業施設等整備事業は「坪単価」で計算する

新規に商業施設を整備する場合は、計算方法が他の3区分と異なります。1坪あたり30万円が基準です。

  • 20坪の店舗を1テナント新設:30万円×20坪=600万円だが、1テナント上限300万円のため補助額は300万円
  • 10坪のテナントを1施設内に6区画整備:1テナントあたり最大300万円×6区画だが、1施設上限1,800万円が優先され、補助額は上限の1,800万円

坪数を積み上げても、1テナント300万円・1施設1,800万円という上限に必ず頭打ちになります。 大型の商業施設ほど、この上限の影響を強く受けます。

申請から交付までの日数

都城市の公式ページによると、申請から交付決定までの目安は3〜5週間です。

交付決定前に工事等へ着手した場合、対象になりません。 見積もりを取るところまでは進めてよいですが、契約・着工は交付決定の通知を受けてからです。

実績報告の期限は、事業完了から1ヶ月以内、または令和9年3月末のいずれか早い日です。年度末が近い時期に着手する場合、実績報告までの期間が想定より短くなる点に注意が必要です。

  • 問い合わせ先:都城市 地域振興課 地域振興担当 0986-23-7146

4区分のどれを選ぶかで、補助上限額が最大700万円変わります。自分の計画が改修なのか解体なのか、区分の選び方は、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで、他の自治体の店舗改装・出店補助金の実例とあわせて紹介しています。

よくある質問

どの区分を選んでも補助上限は同じですか?

同じではありません。 空店舗等リノベーション事業・テナントリノベーション事業は上限300万円、空店舗等解体事業は上限1,000万円、商業施設等整備事業は坪単価で計算し最大1,800万円まで変わります。

8地区以外の都城市内で出店する場合も対象になりますか?

対象外です。 対象地域は志和池・庄内・西岳・中郷・山之口・高城・山田・高崎の8地区に限定されています。それ以外の地域での出店には適用されません。

工事を先に発注してから申請できますか?

できません。 交付決定前に補助対象建物の工事等に着手した場合、対象になりません。申請して交付決定を受けてから、契約・着工する順番が必要です。


この補助金の概要(早見表)

検索項目内容
制度名都城市中山間地域等出店支援事業費補助金
対象業種業種指定なし(商業施設・店舗の出店・改修・整備を行う事業者)
利用目的空き店舗の改修・解体・新規商業施設の整備
対象地域宮崎県都城市(志和池・庄内・西岳・中郷・山之口・高城・山田・高崎の8地区)
従業員数対象地域内で出店・改修・解体・新規整備を行う事業者
補助上限額300万円(リノベーション)/1,000万円(解体)/最大1,800万円(商業施設整備)
補助率2分の1以内(リノベーション・商業施設整備)/3分の2以内(解体)
申請受付令和9年1月29日まで随時受付
公式サイトhttps://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/soshiki/20/62225.html
横にスクロールできます

※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。

中山間地域以外の都城市内で出店を検討する場合や、他の補助金が使えないか気になる場合は、3分でできる補助金診断も活用してみてください。

3分でできる補助金診断はこちら

区分の選び方や交付決定前の着工リスクなど、進め方に迷う場合は専門家に相談するのも一つの手です。

専門家に無料相談する


免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助率・上限額・対象地域・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず都城市の公式ページで最新情報をご確認ください。

出典: