「ものづくり補助金」という名前は聞いたことがあっても、何回目の公募かまで意識している事業者は多くありません。この記事で扱うのは、令和元年度補正予算による〔一般型〕の1次締切分です。この回の受付は2020年3月31日で終了しており、いま新規に申請することはできません。中小企業の設備投資やサービス開発を支援する枠組み自体は、その後も形を変えて続いています。
この補助金は中小企業・小規模事業者が行う革新的な製品・サービス開発や生産プロセスの改善を支援する制度で、上限1,000万円が設定されていました。ものづくり補助金は毎年のように公募回が更新されるシリーズもので、令和元年度補正はコロナ禍直前の回にあたります。
ものづくり補助金〔一般型〕R1補正1次締切の要点まとめ
正式名:令和元年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金〔一般型〕(1次締切)
だれが
- 申請者
- 事業者(中小企業・小規模事業者)
- 対象業種
- 業種不問(中小企業基本法上の中小企業者)
- 利用目的
- 創業・第二創業、販路開拓・展示会、まちづくり・地域振興
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 業種ごとの中小企業基準の範囲内
いくら
- 補助上限額
- 1,000万円
- 補助率
いつ・どこへ
- 申請受付
- 終了(2020年3月31日まで)
- 公式サイト
- jGrantsポータル

なぜ「1次締切」という区切りがあるのか
ものづくり補助金は1年に複数回、締切を区切って公募する運用が定着しています。1回の予算枠で全国の応募を一度にさばくのではなく、複数回に分けることで、事業者側は準備が整った回に合わせて申請できる仕組みです。この記事が対象とする「1次締切」はその最初の区切りにあたり、令和元年度補正予算がついた回のなかでも早い時期の締切でした。
現行のものづくり補助金とのつながり
令和元年度補正の回は終了していますが、ものづくり補助金という枠組み自体は令和6年度以降も公募が続いています。予算の出どころ(補正予算か当初予算か)や回次が変わるたびに新しいページが立ち上がる作りなので、検索で古い回の情報に行き当たっても、そのまま申請要件として使うことはできません。設備投資や新サービス開発を検討している中小企業は、最新の公募回のページで要件と締切を確認する必要があります。
今から申請できるか
この記事で扱う令和元年度補正〔一般型〕1次締切は、2020年3月31日で受付を終えています。ものづくり補助金は継続的に新しい回が公募される制度なので、次に使いたい場合は「現在募集中の回」を探すのが正しい動き方です。中小企業団体中央会のものづくり補助金総合サイトで最新の公募状況を確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。この記事の対象である令和元年度補正〔一般型〕1次締切は2020年3月31日で終了しています。ものづくり補助金自体は継続実施されているので、最新の公募回を探してください。
上限1,000万円は今の制度でも同じですか?
この記事の対象回での上限額です。ものづくり補助金は回によって申請枠や上限額が見直されることがあるため、最新の公募要領で確認する必要があります。
「1次締切」以外の締切もあったのですか?
ものづくり補助金は複数回の締切を設けるのが通例です。この記事は1次締切分のみを扱っており、2次以降の締切は別のページとして公募されています。
