家庭菜園の延長で買った耕うん機は、対象になるのか。結論から言うと、対象外です。行方市の農業用機械等導入補助金は、認定農業者が経営として使う機械が対象で、家庭菜園用・汎用性のある機器は除外されています。
あなたが認定農業者で、トラクターや収穫機を新品で買うなら話は変わります。購入費の5%、上限15万円が補助されます。
この補助金の概要(早見表)
| 検索項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 行方市 農業用機械等導入補助金 |
| 対象業種 | 農業(認定農業者) |
| 利用目的 | 農業用機械・高温対策資材の導入による経営体質強化 |
| 対象地域 | 茨城県行方市(市内に住所または本拠を有すること) |
| 従業員数 | 規定なし(認定農業者であることが要件) |
| 補助上限額 | 機械:15万円/高温対策資材:5万円 |
| 補助率 | 機械:購入費の5%(対象経費50万円超)/高温対策:定額(上限5万円) |
| 申請受付 | 公式ページに現行年度の受付期間の明記なし(予算到達で終了) |
| 公式サイト | https://www.city.namegata.ibaraki.jp/jiyou/sangyo-nogyo/nougyo/page014256.html |
※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。
対象になる機械・ならない機械
あなたが買おうとしている機械は対象になるでしょうか。次の対比で確認してください。
- 対象になる:トラクター・収穫機など、農業経営に使う新品の農業用機械
- 対象になる:機械に備え付ける装置、遮光ネット・寒冷紗などの高温対策資材
- 対象外:汎用性がある機械(農業以外にも使用できるもの)
- 対象外:家庭菜園用の機械、工場扇・空調服など高温対策の名目で買われがちな汎用品
- 対象外:中古品(新品購入が前提)
「農業に使えるから対象」ではなく「農業以外に転用できないから対象」という逆向きの線引きです。トラクターのように農業専用の機械は通りやすく、汎用性のある小型建機・軽トラックのような他用途にも使える機械は対象外になりやすい点に注意してください。
対象になるのは認定農業者だけ
補助対象者は、次の要件をすべて満たす必要があります。
- 認定農業者であること
- 行方市に住所または本拠を有すること
- 農業所得を申告していること
- 市税を滞納していないこと
「農業をしている」だけでは対象になりません。市の認定を受けた経営体であることが前提です。認定農業者の認定を受けていない場合、まずそこから動く必要があります。
いくらもらえるか、機械の価格別に計算する
補助額は「購入費の5%」で、対象になるのは購入費50万円超の機械です。
| 機械の購入価格 | 補助額(購入費の5%) |
|---|---|
| 60万円のトラクター(中型) | 3万円 |
| 150万円のトラクター | 7.5万円 |
| 300万円の収穫機 | 15万円(上限に到達) |
| 500万円の大型機械 | 15万円(上限を超える分は自己負担) |
補助率5%は決して高くありません。300万円の機械で上限の15万円に到達するため、それ以上の投資額では実質的な補助率がさらに下がります。この制度単体で導入コストを大きく圧縮する設計ではなく、あくまで一部負担という位置づけで捉えておくのが実態に近い理解です。
高温対策資材は定額で上限5万円。遮光ネット・寒冷紗の購入費が5万円に満たない場合は、その実費分だけが補助されます。
申請書類と、購入のタイミング
申請には次の書類が必要です。
- 領収書の写し
- 市税未納証明書
- 振込先口座通帳の写し
- 売買契約書の写しまたは販売証明書
- 機械のカタログ
- (高温対策資材の場合)設置状況の写真
必要書類に「領収書」「振込先口座」が含まれていることから、購入・支払いが済んだ後に申請する流れになっている可能性が高い制度です。ただし、購入前の事前申請が必要かどうかは公式ページに明記がありません。先に機械を買ってしまってから「対象外でした」とならないよう、購入前に農林水産課へ電話で確認することを強くおすすめします。
1年度1回、予算がなくなれば終了
この制度には、次の2つの制限があります。
- 同一年度における補助金の交付は、1経営体につき1回限り
- 申請額が予算額に達した時点で受付終了
複数の機械をまとめて買う予定がある場合、同一年度内に分けて何度も申請することはできません。その年度で使う機械はまとめて1回の申請に載せることを意識してください。
農業用機械の補助金でも、予算に達し次第終了・購入前の事前確認が重要という運用は、他の自治体の設備投資系補助金と共通しています。交付決定前の発注が対象外になる制度との違い・共通点は、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで、設備導入系補助金の実例とあわせて紹介しています。
補助金の概要早見表(暫定・subsidiesマスタ未登録)
| 検索項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 行方市 農業用機械等導入補助金 |
| 対象業種 | 農業(認定農業者) |
| 利用目的 | 農業用機械・高温対策資材の導入 |
| 対象地域 | 茨城県行方市 |
| 従業員数 | 規定なし(認定農業者であることが要件) |
| 補助上限額 | 機械:15万円/高温対策資材:5万円 |
| 補助率 | 機械:購入費の5%(対象経費50万円超)/高温対策:定額(上限5万円) |
| 申請受付 | 公式ページに現行年度の受付期間の明記なし(予算到達で終了) |
| 公式サイト | https://www.city.namegata.ibaraki.jp/jiyou/sangyo-nogyo/nougyo/page014256.html |
農業以外にも使える補助金・助成金がないか気になる方は、3分でできる補助金診断も活用してみてください。
対象機械の線引きや、購入前後どちらのタイミングで申請すべきかなど、実務の進め方に迷う場合は専門家に相談するのも一つの手です。
よくある質問
中古のトラクターでも対象になりますか?
対象外の可能性が高いです。申請書類に「売買契約書の写しまたは販売証明書」が求められており、新品購入を前提とした制度です。中古品の扱いについて明記はないため、購入前に農林水産課へ確認してください。
認定農業者でなくても申請できますか?
できません。補助対象者の要件に認定農業者であることが明記されています。認定を受けていない場合は、先に認定農業者の認定手続きから進める必要があります。
1台の機械で複数回に分けて補助を申請できますか?
できません。同一年度における補助金の交付は、1経営体につき1回限りです。その年度に導入する機械・資材は、まとめて1回の申請にする必要があります。
免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助率・上限額・対象機械・申請要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず行方市の公式ページおよび最新の案内でご確認ください。
出典:
