飼料価格が上がり続けるなかで、購入飼料への依存を減らしたい。二戸市の畜産農家がそう考えたとき、草地更新を後押しするのが「自給粗飼料増産対策支援事業」です。種子代や土壌改良資材の購入費に、1ヘクタールあたり最大48万円を補助します。
財源は国の交付金で、物価高騰の影響を受けた畜産経営の下支えを目的にしています。
二戸市自給粗飼料増産対策支援事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 二戸市自給粗飼料増産対策支援事業 |
| 対象業種 | 農業(畜産・草地更新を行う農家) |
| 利用目的 | 自給粗飼料の増産に向けた草地更新の費用負担軽減 |
| 対象地域 | 岩手県二戸市(市内に住所があり市内で草地更新を実施) |
| 従業員数 | 規定なし(個人農家・農業者が対象) |
| 補助上限額 | 完全更新:1ha当たり45万円(耐暑性品種は48万円)/簡易更新:1ha当たり30万円(耐暑性品種は32万円) |
| 補助率 | 対象経費の4分の3以内(耐暑性品種は5分の4以内) |
| 申請受付 | 令和8年4月1日〜令和8年10月30日 |
| 公式サイト | 二戸市「自給粗飼料増産対策支援事業について」 |

対象は市内で草地更新を行う農家
対象は、市内に住所を持ち、市内で草地更新を実施する農家です。草地更新とは、牧草地の牧草を植え替えて生産性を回復させる作業のことです。
対象経費は種子・肥料・資材費、機械購入費は対象外
対象経費は、種子費・肥料費・土壌改良資材費・除草剤費・機械借上料・委託費です。機械の購入費と燃料費は対象になりません。 自前で機械を買う場合の費用は、この補助金ではまかなえない点に注意が必要です。
「耐暑性品種」を選ぶと補助率・上限額が両方上がる
補助率は、通常の草地更新なら対象経費の4分の3以内です。耐暑性品種を選んだ場合は5分の4以内に上がり、1ヘクタールあたりの上限額も45万円から48万円(完全更新の場合)に上がります。
近年の夏の高温を踏まえた品種転換を後押しする設計です。完全更新か簡易更新かによっても上限額が変わるため、どちらの更新方法を選ぶかで、受け取れる補助額に15万円前後の差が出ます。
申請前に農林課への相談が必須
申請にあたっては、事前に二戸市農林課(または浄法寺総合支所地域支援課)への相談が求められます。相談を経てから、所定の申請書類を提出する流れです。受付期間は令和8年4月1日から10月30日までです。
よくある質問
機械の購入費は対象になりますか?
なりません。対象経費は種子費・肥料費・土壌改良資材費・除草剤費・機械借上料・委託費で、機械購入費と燃料費は除外されています。
耐暑性品種とそれ以外で、どちらを選ぶべきですか?
補助率・上限額とも耐暑性品種のほうが高く設定されています。ただし品種選定は圃場の条件にもよるため、申請前に農林課へ相談することをおすすめします。
申請はいつまでに済ませればよいですか?
受付期間は令和8年4月1日から10月30日までです。事前相談が必須のため、余裕を持って農林課へ連絡してください。
