「認定農業者じゃないとトラクターの補助は使えない」——そう思い込んでいる延岡市の農業者は少なくありません。実はこの助成金、認定農業者・認定新規就農者ではない人のための制度です。線引きが逆なのです。
延岡市の「地域農業担い手支援農業機械購入助成事業」は、認定を受けていない市内の農業経営体が土地利用型の農業機械を買うときに使えます。補助率は購入価格の10分の2以内、上限は30万円です。
延岡市農業機械購入助成の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・個人のどちらも(市内の農業経営体) |
| 制度名 | 地域農業担い手支援農業機械購入助成事業 |
| 対象業種 | 農業 |
| 利用目的 | 設備投資(土地利用型農業機械の購入) |
| 対象地域 | 宮崎県延岡市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 30万円(購入価格の10分の2以内。下取り価格がある場合は購入価格から差引) |
| 補助率 | 10分の2以内 |
| 申請受付 | 令和8年7月1日〜7月31日(公式ページの記載どおり。次回募集は延岡市総合農政課へご確認ください) |
| 公式サイト | 延岡市「地域農業担い手支援農業機械購入助成事業について」 |

対象になるのは「認定を受けていない」農業者
この助成金の対象は、認定農業者及び認定新規就農者以外で、延岡市内に住所を有する農業経営体です。
- 認定農業者:市町村が認定した、経営改善計画を持つ農業者
- 認定新規就農者:市町村が認定した、新規就農者向けの計画を持つ農業者
この2つの認定を受けている人には、別の支援策(国の経営体育成支援事業など)が用意されているのが一般的です。延岡市のこの助成金は、そこから漏れる認定を受けていない層を後押しする位置づけになっています。「認定を受けているから優遇される」の逆で、ここでは「認定を受けていないから対象になる」という構図です。
対象になる機械/ならない機械
- 対象になる:トラクターやコンバインなど、土地利用型の農業機械。中古機械も対象ですが、残存耐用年数が2年以上あることが条件です。
- 対象にならない:土地利用型に当たらない小型の農業資材や、耐用年数を満たさない中古機械。
下取りがある場合は、購入価格から下取り価格を差し引いた額が補助対象額の基準になります。満額の購入価格そのままでは計算しない点に注意が必要です。
申請期間は7月1日〜31日。次回はいつか
公式ページに記載されている申請受付期間は、令和8年7月1日から7月31日までです。この期間を過ぎている場合、令和8年度分の受付はすでに終了している可能性があります。
農業機械の購入予算を組む前に、次年度の募集時期を延岡市総合農政課に確認しておくと、購入のタイミングを合わせやすくなります。
よくある質問
認定農業者は本当に対象外ですか?
公式ページの要件では、認定農業者及び認定新規就農者は対象から除かれています。認定を受けている方は、国や県の別の農業機械支援策の対象になっていないか確認することをおすすめします。
中古の農業機械でも申請できますか?
できます。ただし残存耐用年数が2年以上ある中古機械に限られます。年式や整備状況によっては対象外になるため、購入前に見積書と一緒に確認するのが確実です。
申請に必要な書類は何ですか?
事業計画書、資金計画書、誓約書などの書類一式です。詳細は延岡市公式ページの申請ガイド(PDF)に記載されています。
