延岡市内のホテル・旅館が、客室の増設やバリアフリー化に使える補助金です。補助率は1/2以内で、上限は1事業者あたり年度ごとに1,000万円です。
追加募集の受付は2026年7月23日から8月19日で、対象はホテル・旅館に限られていました。受付はすでに終了しています。9月4日に審査会議が開かれ、結果は9月18日に市のページで公表されました。次の募集は公式ページに記載がありません。
国スポ・障スポ宿泊受入力強化支援事業補助金の要点まとめ
正式名:延岡市国スポ・障スポ宿泊受入力強化支援事業補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 宿泊業(旅館・ホテル営業、簡易宿所営業)
- 利用目的
- 客室増設、バリアフリー化、Wi-Fi整備など宿泊施設の改修
- 対象地域
- 宮崎県延岡市
- 従業員数
- 公式ページに記載なし
いくら
- 補助上限額
- 1,000万円(旅館・ホテル)/100万円(簡易宿所)
- 補助率
- 1/2以内
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年8月19日で終了(追加募集は7月23日から)
- 事業の完了
- 完了後20日以内か年度末(3月31日)の早いほう
うちの施設は対象になる?
次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
簡易宿所は、前年度に宿泊の実績があるか申請の年度に営業を始める施設に限ります。ただし2026年の追加募集は、旅館・ホテル営業の許可を受けた施設だけが対象でした。暴力団や暴力団関係者でないことも条件で、法人は役員も対象です。市税は、やむを得ない理由があり納付の誓約が承認された場合に限って、滞納があっても対象になります。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 新築の工事である
- ✕ 交付決定の前に着手した
- ✕ 国・県・市の他の補助を受ける
いくら戻ってくる?
対象経費の1/2以内で、1,000円未満は切り捨てです。旅館・ホテルは工事の種類ごとに上限があり、年度の合計も1,000万円で頭打ちです。簡易宿所は合計100万円が上限です。
| 工事の種類 | 旅館・ホテル | 簡易宿所 |
|---|---|---|
| 収容客数の増加につながる整備 | 1,000万円 | 100万円 |
| 施設の魅力を高めるリフォーム | 1,000万円 | 100万円 |
| 障がい者・高齢者が使いやすい整備 | 1,000万円 | 対象外 |
| 客室の稼働率を上げる整備 | 500万円 | 50万円 |
| 駐車場の増設・大型車への対応 | 300万円 | 対象外 |
| 宿泊者を増やすソフト事業 | 200万円 | 20万円 |
| Wi-Fi環境の新設・更新 | 200万円 | 対象外 |
- 旅館が客室を増やす工事に1,500万円かける:1,500万円 × 1/2 = 750万円
- ホテルが客室数を増やす改修に2,400万円かける:2,400万円 × 1/2 = 1,200万円 → 上限の1,000万円
- 旅館がWi-Fiを全館で入れ替える:500万円 × 1/2 = 250万円 → 種類別の上限200万円
- 簡易宿所が共用部をリフォームする:150万円 × 1/2 = 75万円
- 簡易宿所が稼働率向上の工事に120万円かける:120万円 × 1/2 = 60万円 → 上限の50万円
複数の工事を組み合わせたときは、工事ごとに額を出して足します。足した額に1,000円未満の端数があれば切り捨てます。
何に使える?
対象にならないもの
- 新築に当たる工事
- リース契約の経費
- 消費税・地方消費税
- 振込手数料・支払利息などの諸経費
- 工事に係る公租公課
- 交付決定の前に着手したもの
- 国・県・市の他の補助制度で金銭を受けるもの
対象になるもの
- 工事費、設計費、その他必要と認められる経費
- 客室数や収容人数を増やす整備
- 客室の稼働率を上げる整備
- 障がい者・高齢者が使いやすくする整備(旅館・ホテルのみ)
- 施設の魅力を高めるリフォーム
- Wi-Fi環境の新設・更新(旅館・ホテルのみ)
- 駐車台数の増加や大型車への対応(旅館・ホテルのみ)
- 宿泊者を増やすソフト事業
ソフト事業の具体例は、公式ページに記載がありません。事業の詳細が分かる書類を出す決まりなので、国スポ・障スポ推進課に早めに確かめてください。
申請の流れ
- 要綱と様式を取る(事業者→市の案内ページ。募集の開始後すぐ)
- 見積書と設計書をそろえる(事業者→工事業者。着手の前に)
- 審査申請を出す(事業者→国スポ・障スポ推進課。追加募集は8月19日まで)
- 審査会の結果を待つ(市→事業者。追加募集の審査会議は9月4日)
- 交付を申請し、交付決定を受ける(事業者→推進課。申請は補助事業の開始前)
- 工事やソフト事業を実施する(事業者。交付決定のあとに着手)
- 実績報告を出す(事業者→推進課。完了後20日以内か3月31日の早いほう)
追加募集は点数で選ぶ審査制でした。審査申請書に、公式の採点基準で自己採点した点数を書き、効果の高い申請者から順に採択する予定と案内されていました。審査申請から交付までの日程の細部は、推進課に確かめてください。
交付決定の通知を受けた日から10日を過ぎるまでは、内容に不服があれば申請を取り下げられます。
必要な書類
準備できた 0 / 11
上の表は、要綱が交付の申請に必要と定める書類です。追加募集の審査申請では、審査申請書(Excel)、旅館営業許可証の写し、見積書、設計書に加えて、誓約書兼同意書と宿泊受入誓約書と完納証明書を出す形でした。
法人役員確認表は法人だけが出します。簡易宿所営業実績申告書は、前年度の実績で申請する簡易宿所だけが出します。完納証明書は、納付の誓約が承認された場合は出しません。事業計画書には、事業を始める前の写真を添えます。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 交付決定の前に着手した:決定前に始めた工事は対象経費になりません。契約や発注も、決定のあとにします。
- 他の補助と重ねた:国・県・市の他の補助制度で金銭を受けるものは、対象経費から外れます。
- 対象外の経費を入れた:消費税、リース、振込手数料、支払利息は対象になりません。税込みの見積額で計算すると実際の額より多くなります。
- 簡易宿所で対象外の工事を申請した:障がい者・高齢者向けの整備、Wi-Fi、駐車場は、簡易宿所では補助事業になりません。
- 財産を無断で転用した:補助で整えた設備を、市長の承認なしに譲渡したり貸したりすると、収入の一部または全部を市に納める場合があります。
要綱の有効期限と書類の保管
この要綱は、2027年3月31日で効力を失うと定められています。補助を受けた人の財産処分の制限と書類の保管義務は、失効のあとも残ります。補助金の予算と決算が分かる書類は、事業を終えた年度の翌年度から5年間保管します。
よくある質問
追加募集はもう申請できませんか?
追加募集の受付は2026年8月19日で終わっています。対象はホテル・旅館で、9月4日に審査会議が開かれ、補助金を交付する者が決まりました。次の募集があるかどうかは公式ページに記載がありません。国スポ・障スポ推進課の競技支援係(電話 0982-20-7530)に問い合わせると、今後の予定を確かめられます。要綱は2027年3月31日まで有効と定められています。
簡易宿所やゲストハウスも対象になりますか?
要綱の上では、簡易宿所営業の許可があれば対象になる場合があります。前年度に簡易宿所として宿泊の実績があるか、申請の年度に新たに営業を始める施設が条件です。対象の工事は4種類に絞られ、上限は合計100万円です。障がい者・高齢者向けの整備とWi-Fiと駐車場の整備は、簡易宿所では補助事業になりません。風俗営業法の店舗型性風俗特殊営業に使う施設も対象外です。2026年の追加募集はホテル・旅館だけが対象で、簡易宿所を含む募集があるかは公式ページに記載がありません。
補助率は何パーセントですか?
補助率は1/2以内です。旅館・ホテルも簡易宿所も同じです。対象経費に1/2を掛け、1,000円未満を切り捨てた額が補助額になります。補助率が同じでも工事の種類ごとに上限が違うため、額は一律に決まりません。たとえばWi-Fi整備は上限が200万円なので、対象経費が400万円を超えても補助額は増えません。見積もりの段階で種類ごとの上限を確かめておくと安心です。
旅館・ホテルの上限1,000万円は、工事ごとの合計ですか?
工事ごとの上限は別々にありますが、年度の合計も1,000万円で頭打ちです。収容客数の増加と障がい者・高齢者向けの整備とリフォームは、それぞれ上限が1,000万円です。ただ、これらを組み合わせても補助事業者1人あたりの年度の合計は1,000万円を超えません。複数の工事を申請するときは、工事ごとの額を足した合計で考えてください。
国スポ・障スポの大会に協力する条件とは何ですか?
国スポ・障スポで大会事務局などから配宿があったとき、自分の宿泊施設に大会関係者を受け入れると誓約することが条件です。リハーサル大会や関連する大会も含まれます。誓約は宿泊受入誓約書で行います。受け入れに係る遵守事項にも従う必要があります。改修だけして大会に協力しない、という使い方は認められません。申請の前に協力できる客室数や期間を整理しておくと進めやすくなります。
交付決定の前に工事を始めてもいいですか?
始めてはいけません。補助金の交付の決定前に着手したものは、対象経費になりません。申請は補助事業の開始前に出す決まりです。工事業者の予定が詰まっていても契約や発注の時期は決定のあとにしてください。見積もりを取る、設計の相談をするといった準備は申請の前に進められます。着手の線引きに迷う場合は推進課に確かめると確実です。
他の補助金と併用できますか?
同じ経費では併用できません。国・県・市の他の補助制度で金銭などを受けるものは、対象経費になりません。別の経費であれば、重ならない範囲で他の制度を使える余地はあります。ただしどの経費がどの制度に当たるかは申請の内容で変わります。重なりそうな制度がある場合は、申請の前に国スポ・障スポ推進課へ確かめてください。
新築の宿泊施設は対象になりますか?
新築に係る整備は対象になりません。対象は、すでにある宿泊施設の整備や改修とソフト事業です。簡易宿所を新しく始める場合でも、補助事業は新築を除く整備に限られます。営業を新たに始める簡易宿所が対象になるのは、申請の年度に営業を開始する施設です。新築か改修かの区別が難しい工事は、設計書を添えて推進課に相談してください。
事業が終わったあとは何をすればいいですか?
補助事業が終わったら、完了後20日以内か交付決定を受けた年度の3月31日の早いほうまでに、実績報告書を出します。事業実施報告書と収支計算書、領収書などの支出を証する書類を添えます。補助で整えた財産は、耐用年数が過ぎるまで市長の承認なしに譲渡や貸し付けをしないでください。予算と決算が分かる書類は5年間保管します。
申請はどこに出しますか?
延岡市の総合政策部 国スポ・障スポ推進課の競技支援係が窓口です。住所は延岡市本小路39番地1(社会教育センター内)で、電話は0982-20-7530です。様式は市の案内ページに載っています。申請書類は補助事業の開始前に出します。提出方法の詳細は、公式ページに記載がありません。窓口に問い合わせると、郵送や持参の扱いを確かめられます。
補助の対象経費にはどんなものが入りますか?
工事費、設計費、そのほか必要と認められる経費です。ただし、リース契約の経費と消費税と地方消費税、振込手数料や支払利息などの諸経費、工事に係る公租公課は入りません。補助金の額は、これらを除いた対象経費に1/2を掛けて出します。見積書は税抜きと税込みで書き分けてもらうと、対象経費を整理しやすくなります。
特別徴収の誓約書とは何ですか?
市の案内ページには、個人住民税の特別徴収の実施確認・開始誓約書という様式が載っています。特別徴収は、従業員の個人住民税を給与から天引きして納める方法です。この様式は宮崎県知事あての県の様式で、要綱が定める提出書類にも追加募集の提出書類の一覧にも入っていません。様式には、実施している、義務がない、開始を誓約する、の3つから選ぶ欄があります。出す必要があるかどうかは、申請の前に国スポ・障スポ推進課へ確かめてください。
